マニュアル

最終更新:

charco

- view
管理者のみ編集可

set20080220 v1.1 マニュアル


目次



コマンドライン

set20080220 [/tsrwe] [yyyymmddhhMMss]
オプションは/または-に続けて半角英字で指定します。
:yyyymmddhhMMss : 設定する日時
|年は4桁、月日時分秒は2桁の半角数字で指定します。 区切り文字などは使用できません。
途中からの省略が可能。 省略したところは現在日時から収得します。 20080301で時分秒省略 とか 2001で月日以降省略 とか 2004071915で分秒省略とか… ただし年から全部を省略した場合は以前のバージョンとの互換性のため2008年02月20日時分秒省略と指定したものと見なします。
省略による日時の合成の結果、ありえない日付が作られた場合の動作は未定義です。 月日を省略する場合は2月31日などにならないよう十分注意してください。
PPCに設定できる年は1950年から2085年あたりまでのようです。 これはOSのバージョンや機種により違いがあるかもしれません。 日時の設定時にエラーの戻りのチェックはしているのですが、どうやら範囲外の年を指定しても特にエラーにならない場合があるようです。
また、指定とは異なる年に設定されてしまうケースもあるようです。 さらには、範囲外でなくても2060~85年あたりの年は1960年などになってしまったりアラームの動作がおかしくなることもあるようです。 以上の理由から、あまり遠く離れた年に設定するのはオススメしません。
:/t : 日付変更
|日付変更モードで起動します。
設定日時を書いた場合や後述の/sを指定した場合は省略可。
既に変更分が保存されているときはエラーになります。
:/s : 日時変更分の保存
|日時の変更分をレジストリに保存します。
HKEY_CURRENT_USER下の Software\Charcoop\set20080220 に保存されます。
変更前の日時を保存するのではなく変更した差分を保存します。
/sを指定すると自動的に/t(日付変更モード)を指定したことにもなります。
:/r : 保存済み日時変更分の復帰
|保存してある日時変更分を復帰します。
復帰と同時に保存してあった変更分データを削除します。
日時変更分が保存されていなければエラーになります。
:/q : もし保存済み変更分があれば復帰
|保存してある日時変更分を復帰します。
/rと違い、変更分が保存されていなくてもエラーにはならず、復帰をパスします。
その他は/rと同じです。 /rと同時に指定するとこちらが優先されます。
:/e : 保存済み日時変更分の削除
|保存された日時変更分を日時の復帰をすることなく削除します。
もし日時変更分が保存されていなくてもエラーにはなりません。


使用例

:set20080220 /s
|日時を2008年2月20日にセットし、変更分を保存します。
:set20080220 /s 20061103
|日時を2006年11月3日にセットし、変更分を保存します。
:set20080220 /r
|変更分を復帰し日時を元にもどします。保存データは削除されます。
:set20080220 /q
|もし変更分が保存されていれば日時を復帰します。保存データは削除されます。
:set20080220 /t 20071010
|日時を2007年10月10日にセットします。
日時の指定があるので/tは省略可能です。
:set20080220 /e
|(もしあれば)変更分保存データを破棄し削除します。日時の復帰はしません。
:set20080220
|オプションなどの指定が全くなければ以前のバージョンとの互換モードです。
/tの指定はありませんが日時を2008年2月20日にセットします。
:set20080220 /qs 2010033013
|(もしあれば)保存データから日時を復帰します。
さらに、続けて日時を2010年3月30日13時にセットします。
分秒は現在の時刻から変更されません。
:set20080220 /et
|(もしあれば)変更分保存データを破棄し、日時を2008年2月20日にセットします。


FAQのようなもの

:保存データがないときに、いちいちエラーが出てウザいんですけど
|/rのかわりに/qを使えば、保存データがないときにエラーを出さなくなります。 が、保存データがあるはずだと期待している瞬間にそれがないのはなにか異常が起こっているのだということも忘れないで下さい。 システムの日時が異常な日時になっていることに気付かずにいると思わぬ副作用があるかもしれません。/qは細心の注意をして運用してください。
:「既に日付が保存されています」とエラーが出て日時が変えられません
|/rオプションで日時を復帰するか、/eオプション付きで起動して保存データを削除してください。 でなければ、HKEY_CURRENT_USER下の Software\Charcoop\set20080220に含まれるサブキーをレジストリエディタなどで削除してください。
:省略時の日付が2008年2月20日なのはどうしてですか?
|それはこちらではわかりかねます。
:アンインストールのやりかたは?
|/eオプションを付けて実行しレジストリの保存データを削除した後に、実行ファイルset20080220.exeとこのファイルset20080220.txtを削除してください。
実はそれでもレジストリにHKEY_CURRENT_USER下のSoftware\Charcoopキーが残ります。 気になるひとはレジストリエディタなどで消してください。 ただし、Charcoop製の他のソフトを使用している場合、これを消すと他のソフトの動作が異常になる場合があります。 消す場合は中身を確認の上でどうぞ。
:日時が正しく復帰しません
|日時の変更記録は、変更前の日時ではなく時計を何時間何分戻した(進めた)かの差分を記録します。 そのため、日時の復帰前に他のプログラムなどによって日時が変更された場合には、正しく復帰できなくなってしまいます。


更新:2008-05-02 10:08:09 (Fri);











.
記事メニュー
目安箱バナー