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13 名前: ◆kl95d1ggq6 [] 投稿日:2006/05/10(水) 22:49:07.77 ID:5NJsoK070
『ごめん、やっぱ君と付き合うのは無理だよ』

振られるのも慣れてきた。
大学生活を始めて2年目、高校の頃は自分が童貞だということに何の焦りも不安もなかった。
悪友はいっぱい居たし、高校では面白可笑しく馬鹿をやっていた。

そして大学に入って俺は1人暮らしを始めた。それは彼女を作った場合も考えてのことだった。
「やっぱ、1人暮らししないと意味無いでしょ」
俺のスペックは決して悪くないと思う。中肉中背で顔も特に普通。髪はこだわりで染めることはしていない。

たしかに彼女というものが出来なかった訳じゃない。でも長続きしない、せいぜい2週間がいいとこだった。
2週間じゃHまで持ち込むまで力量はなかった。せいぜいキスがいいとこだった。
結局童貞を捨てることなんて出来なかった。

で今さっき5日間付き合った彼女から三行半を突きつけられたばっかだ。
「俺は童貞卒業できずに大学卒業するのかな」
構内の食堂の片隅で呟きながら味噌ラーメンを食していた。

『すいません。ここ空いてますか?』
不意に目の前の空席だった席の横に1人の女性が立っていた。彼女は長髪の黒髪でメガネを掛けたいかにも知的で
文庫本が似合いそうな人であった。

「あっ、はいどうぞ」
『ありがとう』
彼女はそういうと持っていた荷物を席に置き、食事を取りにいった。

俺はまた新たな人に恋をしたのかもしれない。


17 名前: ◆kl95d1ggq6 [] 投稿日:2006/05/10(水) 23:11:45.14 ID:5NJsoK070
彼女は和定食を持って席へ戻ってきた。

俺は1人で麺が延びていくことも忘れて考えていた。
(面識ないし、サークルや授業が同じでもなさそうだ。この状況で話掛けるにはどうすればいいのだろ)

俺は彼女が席にまさに着こうというのに気付かずに、1度席を立ってタバコでも吸おうと、胸ポケットの中から取り出そうとした。
「あっ!」
タバコと一緒に学生証や免許書などが飛び出した。

俺は急いで拾おうとしていたところ、彼女も俺が何かを落としたのに気付いて和定食を急ぎテーブルに置き、腰をかがめて
彼女の足元まで飛んでいた物を拾おうとしてくれた。

ゴン!

自分が落としたものにしか目がいってなかった俺の頭は彼女の頭と強打ぶつけてしまった。
「ご、ごめん」
『ふ、ふにゃ~。痛いですぅ~』

そして問題はもう一つあった。頭をぶつけて、再度顔を上げようとした俺の目の前には彼女の純白のパンツが丸見えになっていた。
「・・・・・・み、見てないから」
『Hですぅ~』

俺は間違いなくフラグは折れたと確信した。
『責任とってくださいですぅ~』
「・・・は、はい!?」

その瞬間歯車がゆっくり回り始めたようだった。

続く   のかな?