弐瓶勉 TSUTOMU-NIHEI wiki@2ch

シボの転生・1

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シボは、例の「人工端末遺伝子」の時、一度間違いなく死んでいる。その後、頭取の配慮により復活している。人間の転生のプロセスで、個性のデータは、どう処理されるのだろうか?一つの考え方として「生電社」ないし「塊都」の人間は、もう人間ではない、というケースが考えられる。クローン化のプロセスを前提として、脳全体をデータ化してしまっていて、身体こそ生物体だが、実体は「珪素生物」なら、簡単に転生は可能だと思われる。ここまで、ハードでなくても、ある程度は事前の準備でクリアできるのかもしれない。つまり、危険な実験の場合に限り、最初から「替わり」の身体は(重要人物の分だけ)用意しておき、オンラインで繋ぎっぱなしにしておいて、危険になったら切る、という方法が考えられる。この場合、脳の内部は十分時間をかけてスキャンして、分子レベルまで同質にしておくかもしれない。とはいえ、この場合でも「量子化ノイズ」の弊害だけは避けられないはずなので、どんどんデータは劣化していくのは間違いない。もう一つ、セーフガードと激闘で、もう一度死んだ時のシボの状態だが、まず上記したように、基本的にシボはデータ化しやすい状態の「人」なので、比較的「楽」に「予備電子界」に入れたのだと考えられる。それとも、直前の建設者を操るために、霧亥とシンクロして言語基体を上書きしたためかもしれないが・・・・・・。しかし、ここで完全にデータのみの状態だ。ここでまた問題だが、はたしてネット上のみで存在する知性、というのは可能なのだろうか?ずっと後に出てくるイコがいるが、あれはAIだから状況が異なる。また、とにかく長時間、ただのデータのままだと「ノイズ」で変質してしまう。実際には、変質しているのも本来の姿なのだが、それを含めるためには、ある種の境界が必要で、これが「生体」という物なのだ。だから、ずっと「予備電子界」にいると、あのときの統治局のように、なんだか、身体がバラけた状態になり、ついにはただのノイズになってしまうのかもしれない。

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