BLAME!


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『 BLAME! 』の世界

極限迄発達したインターネットの世界。
かつては『超構造体』(メガストラクチャー)に内蔵されたシステム(BIOS)上で起動する『統治局』(OS)が
正規アクセスする人間の要望を完璧に叶えていた理想世界だった。
が、破局が起こり人はアクセス権を失う。
そして今度は『セーフガード』(ウィルスチェッカー)が
容赦なく『駆除系』で不正規アクセスする者を排除する危険な世界へと変貌してしまう。

ストーリー

第1巻 (1998-06-23 アフタヌーン1997年1~9月号掲載)

探索者・霧亥のクエストが始まる。

LOG1 ネット端末遺伝子

LOG2 大地の記憶

LOG3 テクノ遊牧民


EX-LOG

  • シャキサク
  • 霧亥が食べていたカロリーメイトのようなものについて
@katina666 @MebathiMaguro そう、あのグリスです。名前はしゃきしゃきに決定しました。食感は素晴らしいのだけど食用じゃないので狩に遠征中の飢えた電基猟師ですらあまり手を出さないほどの味ですが、キリイはあの独特のイオン臭が気に入ってたみたいです。(Twitterより)

LOG4 統治局

LOG5 脱出

LOG6 珪素生物

LOG7 建設者

第2巻 1998-12-18 アフタヌーン1998年4,7,8,12月号掲載

EX-LOG 廃巣

LOG8 塊都

  • ヨシオ登場

LOG9 生電社

  • シボ登場

LOG10 ネット球

LOG11 セーフガード

第3巻 (1999-08-23 アフタヌーン1999-02~08掲載)

LOG12 大嚢王

LOG13 電基漁師

LOG14 殖民者

LOG15 覚醒

LOG16 襲撃

LOG17 言語基体

LOG18 殲滅

第4巻 (2000-03-23 アフタヌーン1999-09~2000-02掲載)

LOG19 予備電子界

LOG20 禁圧解除

LOG21 混生体

LOG22 東亜重工

LOG23 電基騎士

LOG24 第8空洞 THE EIGHTH CAVE

第5巻 2000-09-22 アフタヌーン2000-04~09

LOG25 ハッキング

LOG26 飛散空洞

LOG27 重力炉

LOG28 Version

LOG29 第13空洞

LOG30 絶戦

第6巻 2001-03-23

LOG31 サナカンとシボ

LOG32 振動

LOG33 決壊

LOG34 熔融

LOG35 消滅

LOG36 Beautiful Life

LOG37 非公式超構造体

第7巻 (2001-10-23)

LOG38 集積蔵

LOG39 第一種臨海不測兵器

LOG40 捕獲

LOG41 侵入対攻電子空間

LOG42 超構造体内部亀裂

LOG43 臨時セーフガード

第8巻 2002-04-23

LOG44 超構造体内部

LOG45 複散分子動体

LOG46 仮接続認証線

LOG47 侵入

LOG48 衝動

LOG49 LEVEL9

LOG50 遼遠

第9巻

LOG51 並列蓄電槽群

LOG52 呼ぶ者

LOG53 欠漏

LOG54 捕獲者

LOG55 再会

LOG56 人々

LOG57 観測者

第10巻 2003-09-22

LOG58 無隔金属線

LOG59 連続体

LOG60 オーガニカル

LOG61 珪素生物襲撃

LOG62 受容体奪還

LOG63 上位駆除系

LOG64 回収された人格

FINAL-LOG 都市の果て



BLAME(1995)

  • 1995年四季賞・夏のコンテスト 「審査員特別賞」受賞作


BLAME! AND SO ON 弐瓶勉画集

  • 2003年10月23日 第1刷発行

コラボレーション

X-MEN Wolverine Snikt!

以前、フランスのアングレームでコミック関係のイベントがあったとき、講談社の漫画家としてコンベンションに参加した。そこで仲良くなったアメリカ人の編集者が、後にマーヴェル・コミックスに入社し、一緒にペーパーバックの仕事をしないかと誘ってくれた。マーヴェルのキャラなら何でも良いという話なので、昔から好きだった「X-MEN」のウルヴァリンを描かせてもらうことにした。契約は一冊22ページで全5巻。カバーに使うイラスト以外は、マーヴェルのカラーリストに仕上げてもらったが、色彩感覚なんかも日本とは微妙に違っていて大いに勉強になった。ストーリーも含め制約は何もなかったが、唯一、ウルヴァリンが葉巻を吸うシーンだけは止めてほしいと言われた。パーパーバックは子供の読者も多いし、喫煙をタブー視する今のアメリカでは犯罪的行為のようだ。


HELLBOY


EVANGELION


MATRIX


MEGALOMANIA



BLAME!


「BLAME!」設定

連載時における、著者と編集担当者による「BLAME!」についてのSF上の設定と検討内容を、ほぼ原文のまま収録しました。
BLAME!
果てしなく巨大な階層都市の中を、探索者・霧亥が何千フロアも放浪する。求める物は「感染前」の「ネット端末遺伝子」。手にするのは無敵の銃「重力子放射線射出装置」。
霧亥?・第0項
かなり長い年月、この世界の中を「ネット端末遺伝子を求めてさまよう男。極度に丈夫で戦闘能力は高い。身体にデバイス・インプット用のコネクターがある事から一種のサイボーグであるのは確実。上位セーフガードのサナカンによって「修復」されてからは、視覚の中に映る文字を解読できるようになり、そこから様々な情報を入手している。
ネット端末遺伝子?・第0仮説
霧亥の探している物。かなり昔に「感染」されて変異している。それが見つかれば「ネットスフィア」と接続出来る。統治局の代理構成体の言葉によれば、それによって、世界のカオス状態が変えられる。東亜重工内にいた、セウの遺伝子にはそれがあった、と信じられている。
重力子放射線射出装置・第0仮説
霧亥の持つ銃。直撃すれば耐えられる物のない無敵の武器。固体の弾丸ではなく、エネルギーか場のような物が射出されている。威力の調節が出来、また、連射も出来る。長い事、霧亥の持つ物が唯一と思われていたが、上位セーフガードの一部もこれを使用する事が後に明らかになった。
珪素生物
自ら、サイボーグ化を推し進め、強化した体を追求した犯罪者集団が、ついに種族化した。世界のカオスを維持するために、ネット端末遺伝子の汚染を広げる勢力。「珪素生物」と名乗っている。男女の別があり、胎児から育つ。彼らは、AIによる「論理矛盾」の危険を避ける。知能や記憶をデータとして入れると、役に立たない物しかできない。時には狂ってしまう。やはり知育が必要なのだ。で、機械化した子供を育てることになる。霧亥とは敵対関係にある。セーフガードとも敵対し、独自の超強力な武力も持つ。
生電社
廃棄階層と呼ばれる、統治局(セーフガードも含む)も珪素生物も無視している階層世界の都市・科学者集団。事実上、都市を統治し、住民を支配していた。シボはここで「主任科学者」をしていたが、社主・頭取と対立。閉じ込められていたところを、霧亥の助力で脱出、権力掌握に成功し、霧亥の探索に協力する。
超構造体・1
階層世界全体を、幾つかに区切っている超堅牢な壁のような存在。霧亥の重力子放射線射出装置以外では貫通不可能だった障壁。セーフガードの活動とも関係があり、近づくほどセーフガードは活性化する傾向がある。内部には階層世界の環境を維持する「システム」が容易されている。「建設者」によって創造される。
セーフガード・1
正規の端末遺伝子を持たない人間が、ネットスフィアに接続しようとすると自動的に発動する存在。ネットスフィアの支配レベル・統治局でも、その機能に干渉したり、停止させたりできない。あえて例えれば、ウイルス・チェッカーのようなものか?
世界・1
一個の超巨大なビルとも、全ての建物が連結された果てしなく巨大な都市ともいえる場所。
統治局
端末遺伝子にアクセスできる「ネットスフィア」の支配レベル。
建設者
建物を造り返る存在。
世界・2/ネットワーク
「BLAME!」世界は、電子ネットワークが常時、完璧に配備網羅された世界である。
世界・3/形状とサイズ
この世界は、ほぼ、太陽系全てに及び、すでに少なくとも木星軌道面までは階層都市化されている。材料は太陽系の惑星ほぼ全て。これは、いわゆる「ダイソン・スフィア(球)」を彷彿させる状況である。1959年に宇宙物理学者のフリーマン・ダイソン博士が提唱したダイソン・スフィア理論は、太陽のような恒星の周囲を球形の殻で覆ってしまえば、従来は宇宙に放出されて消滅していたエネルギーを地球のため有効に活用できるという考え方だ。ただし、後述するように、「BLAME!」世界の根源的な成立要因は「ダークマター」の工学処理が可能になった事に起因する可能性が高いので、多分、世界は球状にはなっていないように思われる。層を成した厚いドーナツ状なのではないだろうか?
世界・5/環境
霧亥?・第1項
人間だが、かなり高度にサイボーグ化されている。ほとんど確実に不老不死。すでに1000年以上は生きている可能性が高い。が、その自覚というか「記憶」が、多分、ない。相当な過去、まだ、もしかしたらネットスフィアが完全に機能している時代に、警察官的な仕事をしていたのかもしれない。とにかく、後に「種族」化して「珪素生物」となる「人間が生物的な体を捨てた」犯罪者達や、ネットワークを介在して、複数の「体」を使用する者達から、ひどく恨みを買うほどに対立していたようだ。
ネット端末遺伝子?・第1仮説
個性について・第1項
ネットスフィア
セーフガード・2
中性種
霧亥/記憶障害?
もしかしたら、事情の一部は、あまりにも長い生存に脳の記憶プロセスが耐えられなくなったのかもしれない。人間の記憶とは、多分、30~50年ぐらいの生涯を想定しているのではないかとおもわれる。霧亥の場合、途中で何度か、とんでもない状態になったと思われるが、少なくとも「ネットスフィア崩壊前」は、何か記憶を残す手段を取っていたと思われる。問題は、今はそれが使えないか、ほとんど使えない事だろうか・・・・・・・・?
世界・6/超構造体・2
言語基体
シボの転生・1
づるの作っていた物
転送
重力炉
重力炉の異常についての仮説
重力子放射線射出装置・第1仮説
重力子はビームにしても、あまり力がない。では、重力子放射線射出装置の強大な力は何から来るのか?重力炉と同じで、「ダークマター」を媒介しているのかもしれない。あれは、一種の場の放射で、形成された場に一気に多量のダークマターの干渉が起き、その巨大な質量の爆発的増加で、物はなんでも破壊される。いわば、場の属性を変える「放射装置」なのか?
『BLAME』の仮説
オリジナル「BLAME」(四季賞受賞作)は、珪素生物の元祖と思われる生体への、ジャックインを描いている。実際のところ、今の科学から考えて、電子擬体へのジャックイン―――それに伴う意識の移行は、きっと間違いなく実現するだろう。問題は「意識」ではなく「記憶/個性」の電子化が可能かで、この問題こそが神学的・科学的に議論が集まるところだと思う。「BLAME」では、まさにそれが可能になった瞬間を描いている訳だ。ちなみに他の作品でいうと「攻殻機動隊」では、電子化は自明の事として描かれ、それをするかしないかは「モラル」の問題にされている。「順列都市」でも、自明だが、電子化された「コピー」を自然と同じ速度で動かすには計算速度の占有が必要で、つまり電子化された個性が持てるかどうかは、アメニティーを含めて、金次第として描かれている。「BLAME!」では、ほとんど自由に個性の電子化が可能なように描かれているが、アメニティーは完全に「ネットスフィア」に依存していて、それがない限り、ただ無限の無意味な「生」と化す危険な選択になっている。
『NOiSE』仮説・1
ここで、なぜネットスフィア以外が「ヤバイ」場所───カオスになったか?という疑問が起こる。実際、もし擬体にジャックイン出来るようになったとして(『NOiSE』の教団がそれを可能にして)その知識が一般化した時、なにが起きるかと言うと「軍事利用」がまず考えらる。死なない、メンテナンス可能な「戦士擬体」が出来れば、これに勝る兵力は考えられない。絶対、軍事利用するに決まっている。反対勢力も当然だが同じ事をする。で、壮絶な電子戦が起きる。どんな壮況下になるのか考える事も予想も出来ないが、とにかく「ネット世界」が荒れ果てて、カオスと化す───のだろうか?
シボの転生・2
『NOiSE』仮説・2
ところで、殺されたクローサーだが、彼の何が「教団」に利用されたのだろう?とにかく、データ化されたのだから実験だったのか?もし、クローサーの個性の幾分かがデータ化されたとして、当然、そこにはアプリはないのだから、IP空間(予備電子界・・・・・・・とはまで呼ばれていない?)にデータが散乱してしまっていて、それこそのいずになってしまっただろう。ところで、あの結のいる世界で、仮にウィリアム・ギブスンの短編「冬のマーケット」(「クロームりゅう襲撃」所載)の女ミュージシャン、リーゼみたいに、個性をデータに載っけてしまう人間がいたとしたら、これはどうなのか?ネットの外側(基底現実側)にハードが必要だが、とりあえずロードは可能だろう。そのような人物(?)なら、「幽霊」になれそうな気がする。
人工端末遺伝子実験
東亜重工の秘密/動力・推進力
東亜重工の主動力源は、重力炉。推進力は2種類あり、短距離や細かい動きは、重力セイバー(重力の「羽根」を広げて、ダークマターとの抵抗を利用する、いわば帆船のようなもの)。そして、長距離は重力操作で「世界線」に穴を開けて「ワームホール」を作り出して「ワープ」する「転送」。
東亜重工の秘密/目的
遥か過去に忘れ去られた大企業「東亜重工」が、何か未知の目的のために送り出した「移民・探索宇宙船」。だが、目的地に到達する遥以前に(あるいは目的を果たした後で?)中の人間達の間に「軋轢」が起こり、出発点近くの場所に戻ってしまった。この時、人間同士の諍いに手が出せない管理AIは、一緒に混乱状態に陥ってしまった(このことから、この船が、AIをOSのインターフェイスだけではなく、管理ソフトに組み込むと「論理矛盾」危機が起こってしまう事がまだ分かっていない、相当に古い時代に製作された事が分かる)。なお、軋轢の原因そのものが「未完成」のワームホール・エンジン及び「転送」による予期せぬ効果なのかもしれない。ワームホール航法で一気に戻った地点は、なんと「階層都市」の真ん中だった。
なぜ、あの位置で固定されたのか?「統治局との協定」とは?
状況の推移・破綻
複数の事故が重なり、AIは動きが、さらにとれなくなる。まず航行用の過大な出力の「重力炉」が暴走し始め、中の世界線に以上が発生していく。さらに、統治局とは独立した勢力である「珪素生物」が侵略を開始し、同じく半独立勢力である「セーフガード」が介入を始める。そして、初期時代の統治局と同様に、複数の矛盾した命令による論理混乱から、ある程度はファジー思考が出来る艦載AIも、ひとつずつ異常に陥っていく(艦載AIは、当初は区画毎に13個用意されていた)。
メンサーブ、中央AI
メンサーブ自体、最初期みに狂ったAIで、すでに特定個人にしかすぎないはずのセウを「最優先」に考えている。狂い始めた他のAIの中でも、より重症だったので、実質的に、他のAIからの接触を禁じられる(除名される)。残ったAIのうち、いくつか珪素生物達に破壊されてしまう。最後に残ったAIが集合して「中央AI」になった(「エヴァ」の「マギ」や「ハイべりオン」の機械知性のように、複数の協議回路になって発狂を防ごうとしているが完全に機能はしていない)。
飛散空間でのシボ
中央AIは、協定を破棄し、移動を考えているが、なにより重力炉異常が続いていては転送が不可能。そこに、何百年来の変化が起こる。霧亥とシボの侵入である。実は中央AIは、すでに一度(あるいは何度か?)重力炉を正常化しようとして「禁断」の世界線変移を起こさせてしまっている。重力炉の異常出力を利用して、世界線を複数絡ませてしまっていたのだ。が、基になる世界線の蓋然性データが、東亜重工の人間による場合では、結局どれ一つ現状打破の「世界線」に通じていないのだった。そのため、いたずらに混乱が増していっただけだった(そもそも、現在の東亜重工の危機を排除しようとして、最初の1回が行われ、それで重力炉異常が発生してしまったのかもしれない?)。そこに、新たなデータが現れた。で、シボの世界線をいじってみる事になった。しかしながら、ともかく重力炉異常は、一瞬間だけ、直る。中央AIは、その一瞬の蓄積で賭に出た・・・・・・が!?
霧亥?・第2項/あの電力は、どこに消えたのか?
重力子放射線射出装置・第2仮説/第一種臨海不測兵器
非公式階層の謎・1/6780キロ、800時間
個性について・第2項/サナカン
非公式階層の謎・2/セーフガードの服?
非公式階層編で最も不思議な事の一つは、セーフガードの「服」があった事。ダウンロード体が基本のセーフガードに、服って何? まあ、あれはシステム的に二度とダウンロードが出来ない二人組用として、緊急用にデータで保存してあった物をいざという時のためにダウンロードしておいたんでしょうね。
霧亥?・第3項/機械知性vs.有機知性
霧亥?・第4項/なぜ、シーラカンス?
レベル9
造換塔/電力の話、ふたたび
個性について・第3項/モリ
個性について・最終項/ネットスフィアの管理人?

文責/弐瓶勉・渡辺協(「BLAME!」初代担当編集者)

BLAME!・参考図書リスト
「大いなる天上の河」
「ファアサム・エンジン」
「武装島田倉庫」新潮文庫
「デッド・ガールズ」
「キリンヤガ」
「タンジェント」
「順列都市」
「ハイペリオン」
「エンディミオンの覚醒」
「ニューロマンサー」
「クロームの襲撃」
「スチール・ビーチ」
「ウィザード」
「バービーはなぜ殺される」
「時間都市」

BLAME!解説


NOiSE

NOiSE解説

実は、「アフタヌーン」の四季賞に「BLAME(当初は!が付かない)」が入選する前に投稿したのが「NOiSE」だった。佳作には入ったが結局は誌面に載ることもなく、日の目を見ないまま闇に消えたはずの作品である。その「NOiSE」が突如として復活したのは、「BLAME!」の連載が進み、単行本が5巻くらいに達したときのことだ。「アフタヌーン」のシーズン増刊で何か描かないかという話になって、あの「NOiSE」はどうだろうと打診を受けたのである。「NOiSE」の時代背景は「BLAME!」の数千年前で、二つの作品世界は完全につながっているし、共通の登場人物や化け物も出てくる。わかりやすくいえば「BLAME!」の世界はすべて壊れて狂っているが、そうなるに至った厄災について描いたのが「NOiSE」なのだ。本当は現代から「BLAME!」にいく途中の話として、ネットスフィアの誕生秘話をやりたかったが、連載の中でうまく説明できずに終わってしまった。画のほうに関しては敵がカルト教団なので、西洋の宗教画を参考にして描いた部分が多い。主人公が女ということもあって、「BLAME!」とは違う意味で楽しめる作品だと思う。


DEAD HEADS

  • 2002 Comic for the "Season Edition" of AFTERNOON

弐瓶勉×Enki Bilal 対談

  • アフタヌーン 2001年5月号掲載
弐瓶 このあいだ、フランスのアングレームで開かれたコミックフェスティバルに行ってきました。
エンキ・ビラル(以下E・B) アングレームはどうでしたか?

作品解説


ブラム学園!アンドソーオン 弐瓶勉作品集

ZEB-NOID

ブラム学園!

ブラム学園! 京都奈良相合傘

ブラム学園! 桜吹く塔の下で



小包

ネットスフィアエンジニア

超構造体によって区切られた階層が無数に集結し都市を構成している
千年前見えざる主が都市から去り都市の番人も姿を現さなくなった
そして超構造体に刻まれた都市の知識も消えた
  • NSE -NetSphere Engineer-

ポンプ


BLAME!²



沼の神

戦翅甲蟲・天蛾

解説 本田透


アニメ

  • Q.BLAME!アニメ映画化ってどうなったの?
A.2003年にDVDだけ出して中止。
  • Q.なんで映画化中止 ?
A.2003年の映画公式サイトで映像を配信してたときから不評説







3DCGアニメ




登場人物

主人公

霧亥 (きりぃ)

シボ

セーフガード

サナカン

Q:SGのサナカンが、後に統治局の代理構成体として再登場する経緯が分からない。
A:作品中では明確には語られないので、想像の範囲になる。
(ネタ元:2006/06/03のログ)
  • SGのデータを統治局が勝手に利用できるとは考えにくいので、SGと統治局の間に何らかの協定が結ばれた可能性がある。レベル9不正搾出という非常事態に対応するに当たり、SGと統治局の能力/権限を組み合わせる必要があったのだろう。
  • 統治局の問題点は基底現実への干渉手段が限られており、代理構成体を生成しても長期的活動は困難であること。とくにSGの物量攻撃の前には脆い。
  • SGの問題点は、推測だが、SGの駆除系は超構造体ごとに活動区画を割り当てられており、超構造体を越えて活動する事ができない(その権限は統治局にしかない)のではないか。
  • 目的が同じなのに足を引っ張り合って珪素生物に先を越されるくらいなら協力すべきだという判断もあったかも知れない。
  • 協定は事態の推移を見守る間、SGが統治局の代理構成体への攻撃を手控える物であったと推測される。同時にサナカンのデータが統治局へ提供された。
  • 統治局はサナカンのデータを利用してエージェントを生成し、SGの能力(とくに耐久力)を併せ持つ、超構造体を越えて活動可能な代理構成体として基底現実へ転送した。

Q:SGと統治局が協定を結んでいたとしたら、なぜ上位SGがサナカンを攻撃したのか。
A:おそらくSG側で協定を破棄する判断が行なわれた。
(ネタ元:2006/06/03のログ)
  • 統治局はレベル9の球体を使ったネット端末遺伝子保有者の作成を計画していたが、SGにしてみればレベル9は回収でも破壊でも構わなかった。
  • 珪素生物の襲撃にサナカンは敗北し、レベル9を奪われる。この時点でSGは統治局によるレベル9の保護は無理と判断して協定を破棄。レベル9の破壊を決定し上位駆除系を転送した。






Adventure-seeker killy in the Cyber Dungeon Quest!

概要
BLAME!とは月刊アフタヌーンに連載されていた弐瓶勉によるSF漫画である。
単行本は全10巻+外伝作品Noise全1巻。また、弐瓶勉の作品集ブラム学園!アンドソーオンにも後日談的な外伝や本編とはテンションが違いすぎる異なる世界線での物語が収録されている。

物語の舞台は果てしなく連なる超巨大都市構造物に覆われた遠い未来の地球、主人公の霧亥が敵対勢力と戦いつつあるものを探し続ける旅を延々と続けると言う物語。

とにかく文字情報が少なことに定評がある。作中にナレーションや解説の類いはほとんど入らず、主人公は回を重ねるごとに無口っぷりに磨きがかかる。
その分絵による描写は緻密で、アフタヌーン本誌では印刷の質が悪いのも相まって雑誌を閉じていてもBLAME!のページは黒いので掲載位置がすぐ見つかるなどと言われた。


作品中の用語登場人物解説
(一部のwiki製作者の推測・ネタバレ・wikiからの転写あり)



  • 霧亥(キリイ、Killy)
BLAME!の主人公、とても無口で自分のことはほとんど喋らない。
高威力の銃重力子放射線射出装置を持っている。
途方もない年月をネット端末遺伝子を探して都市内を放浪している。
都市内の人間には協力的である。
相手が珪素生物だと分かればたとえ無害でも容赦はしない。


  • ネット端末遺伝子
ネットスフィアへの接続に必要な通行手形。遺伝子に刻まれている。かつてはほとんどの人が持っていたが、「厄災」によってほとんどの人がネット端末遺伝子を変異の跡を残し消失してしまった。



  • 重力子放射線射出装置
絶大な貫通力を持った武装。その名前の通り重力子を利用した銃で、作中では殆どの構造物を貫通できた。
また威力を調節する事ができる。威力が低いほど連射ができるが、威力が高いと反動が大きく、腕が折れたこともあった。
霧亥、サナカン、霧亥クローンは銃型。巨大セーフガード大嚢王は口にあたる部分にこれまた大出力の大砲型を装備していた。

  • ネットスフィア
①霧亥の旅する巨大都市構造体。(基底現実とも)
内部はメガストラクチャーという通常火器じゃ傷つかない剛体によって区切られ、外部は海に覆われている。
「厄災」と同時に建設者という作業機械達が暴走を始め、無秩序な増改築が繰り返されている。

②極端なまでに発展・拡大したネット上の仮想現実。仮想現実の事象を基底現実にダウンロードできる。
端末遺伝子保有者はネットスフィアのサービスを利用できるが、作中 正規のアクセス利用者は一人もいない。

ネットの基盤はメガストラクチャー(超構造体)にフィラメント上に埋設され、無謀な増改築が新たな基盤との連結を不安定にさせカオスを加速させている。


  • 東亜重工
霧亥のシボが旅の途中で立ち寄る巨大建造物。
円筒状で外観に東亜重工の文字が書かれていたのでこう呼ばれる。

元来、他の星々への植民船だったが、何らかの理由にて都市構造体に捕われてしまったもの。


〈ネットスフィアの勢力〉

  • 統治局  +|+
ネットスフィアの管理プログラム。しかし都市が暴走し、なおかつネットにアクセスしてくる者がいない現在は正常に機能していない。
霧亥に接触しネットの正常化の望みを託す。

プログラムの割に融通が聞く性質なので、限られた権限の中で都市を救う探索者のサポートに奔走する。


  • セーフガード  -|-
ネットスフィアの独立プログラム。ネット端末遺伝子を持たない人間や不正アクセスする者を駆逐するウイルスチェッカー。人間の天敵。

様々な固体がいてレベルを定められている。多くは珪素基系の固い外皮を持ち、人間達の武器では歯が立たないことが多い。

強力な個体を上位セーフガードと呼ばれ、意思を持った者は駆除系を統率したりもする。偽装セーフガードという変装形態は大体人間の子供である。



 駆除系
最も多く出現するSG。数を活かした物量作戦で人間の集落を壊滅する。
珪素生物相手には少々力不足感が否めない。
そのデザイン性が評価され、ウィル・スミス主演「アイ・ロボット」にほぼ主役で出演した。多分許可はとってない。

  • 珪素生物
本編で主人公に敵対する生物、主人公に先代からの積年の恨みがある。
厄災に何らかの関わりがあり元々は人間だったらしい(外伝Noiseに珪素生物の生まれたことについて書かれている)




The Aim of BLAME!

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