「トラブルへの対処」(2006/04/17 (月) 18:56:18) の最新版変更点
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**トラブル対処について
路上活動は、ごく時々ですが、突然のトラブルに見舞われます。
配付しているビラの内容に問答を挑んでくる人もいるでしょうし、機嫌の悪い通行人が、単に邪魔だと言ってくるかも知れません。近隣の住民や商店主が苦情を言いに来るかも知れません。また巡回中の警官が事情を聞きに来るかも知れません。
こうした万が一のトラブルの為に、だれか責任者を決めておくことをすすめます。
**通行人や近隣住民とのトラブル
可能性としてはほとんど無いのですが、こういった事態に見舞われた場合は、たった一人ではなく複数で、可能なら全員で対応に当たるべきです。運動の主旨と正反対の主張の持ち主の場合もありますし、ヤクザ系の人間が邪魔だと言ってくる場合もあります。
それらに対しては、自分たちの行為が正当な行為であることを説明したうえで話し合いをしてゆきましょう。
近隣住民などの場合はあくまで丁寧に、お願いをするという立場で行なうべきです。反対者との討論であれば、ビラを読んでもらった上で、意見があればおおいに参考にするといった態度で話し合いをしてゆくと良いでしょう。
**警察官とのトラブル
ビラまきをしていると、通りがかった職務熱心な警察官が「何をしているか?」と聞いてくることがあります。そしてたいてい「許可はとっているのか?」とも聞いてきます。
許可も何も、仮に申請しても通らないので、彼らの言い分はおかしいのですが、とりあえず「許可が必要だとは知らなかった」くらいに答えておけばよいでしょう。おそらく警察官は「ビラを一枚くれ」と言ってきます。その場合は素直に渡せば良いでしょう。そのビラをざっと見た警官が「これは過激な政治団体や宗教団体と関係がある」と考えた場合は、本署から応援が来たりします。もし、そうでなければ黙認してしまうようです。
また、極めて職務熱心な警官だと、代表者の住所氏名を聞いてくることがあります。
これに対しては答える義務はありません。
ただし、答えないと露骨に怪しみます。
警察官はそこで聞いた住所氏名を何に使うかというと、あとで本署の「要注意人物団体リスト」と照合するだけです。反政府運動等の「ヤバい活動」をしているのでなければ警官に名前を告げることは問題はありません。ただ、別にビラまき参加者全員の名前をさしだす必要もないので、代表者を一名決めて、その人が対応するようにしましょう。
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警官対応スタッフのとるべき態度
警察官と対峙するときは「中途半端な対応してはならない」というのが原則です。警察に一切情報は出さないという姿勢で望むのであれば、住所名前含めて一切情報を渡さず、警察手帳の提示を求め、やり取りを撮影し、他のメンバーは応援が来る前にさっさと逃がしてしまい、あとで合流するくらいまでするべきです。これにはそれなりの覚悟と経験が必要です。
逆に情報を出し、敵意と危険性がないことを示すのであれば、代表が免許証を見せ、主旨と目的を説明し、警官の指示には基本的に従うことです。もしもメンバー全員の住所氏名を求めてきた場合は「隠し立てすることは何もないが、そうしたことに不安がるメンバーもいるし、全ての責任は自分が持つ」とまで言えばそれ以上は言わないはずです。全員の身元を聞き出すか、代表だけにとどめるかは現場の警官の判断です。粘り強く丁寧に柔軟に交渉をしましょう。
いずれにせよ、トラブルのときにどのように対処するのかを、あらかじめ参加者全員で決めておくべきです。
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