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『荒城にて③』

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俺は朝飯に卵焼きを1つ食べて、仕事場の古城に向かった。
あの古城、色々ボロい作りに見えて、実は裏にハイテク機械がそろってる。
ただ、あのチビ城主の悪趣味でわざとああいうワケの分からない作りにしているのだ。
そうそう、武器庫もある。
中にはフレイルや大カマやガトリングガンと弾各種。
マシンピストルやマグナムなんかも色々あったが、つい最近盗難に会った。
戦闘現場にある薬莢から見てエージェントの手に渡ったと見て間違い無いだろう。
だが、全部盗まれたワケではない。
ガトリングガンとAK47(アサルトライフル)くらいは残っている。
それもそうだろう。重さ100キロ単位のガトリングガンなんか盗んでも仕方が無い。
まぁ、泥棒も馬鹿ではないと言う事だろう。
そうこうしている内に城に着いた。

「・・・・・・で、あるからして・・・なのだ!
エージェント・・・・・容赦はしなくていい!
私の・・・サラザール家の栄光・・・・・・のだ!!」
チビ城主の訓示だ。毎朝くだらない話ばっかりしやがる・・・
ガナード達はいいな。元々貧血だから倒れる心配も無い。

さて、次は会議室かな・・・作戦会議だ。
「これより、作戦会議を始める!
まず、作戦Aだが・・・まずサラザール様がエージェントを落とし穴に落とす。
そして、万一それで死ななければ、地下に兵隊を送ろう。これが作戦Bだ。
もしそこを突破されたら・・・・・・作戦C、エルヒガンテを放つ。
万が一そこを突破されても、目の前はノビスタドールの巣だ。
その次には餅つき通路、更にその扉は鉄を溶接して塞いである。これが作戦Dだ。
そこからはまだ決まっていないな・・・誰か意見はあるか?
            • ケイ、何だ?」
「そこを突破されるとすぐにあの荒城に到達するんだろ?
なら、そこから塔に入れないように、カギのモニュメントを地下室に隠そう。
そうだな・・・これまでに無かったブービートラップを仕掛けてみるか。
取りに行く道をわざと入り組ませ、罠を掛け、先に何かあるように仕向ける。
道の終わりにトロッコを置こう。確か、線路の補修はまだだったな。
それを利用するんだ。
トロッコをそこまで流して、最後に奈落の底に落とす!
トラップに気が付かないように、それまで兵隊を上から落とそう。
落ちると分かっていて兵隊を配置するとは考えにくいだろう。
もっとも、落ちる前に奴を殲滅出来ればそれに越した事は無いが・・・。」
「うん! 分かった、作戦Eはそれで行くか。」
退屈な会議と通常勤務が終わり、昼飯の時間になった。
幹部はみんなちゃんとした物を食べる。
俺は迷いの庭の近くに作られた食堂に行った。

   妄想小劇場『荒城にて③』完

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