『トップスパイキャスター①』 - biohazard @Wiki

あらすじ
新聞記者エイダ＝ウォン。
兼業でスパイをやっている彼女は無事に古城を抜け出す事が出来るのか！？

私はエイダ＝ウォン。
新聞記者をやっており、副業でスパイもやっている。
主な仕事は財界の大物のスキャンダルを放映する事だ。
ただ、大物になればなるほど警備も厚くなる。
それを上手く突破するのはとても大変な事だ。
『１人も殺さずにスキャンダルを取れ』
私の元にはそういう依頼が舞い込んでくる。
全てはカネの為に。

ピーピーピー・・・ガチャッ
「ハロー？ エイダ君か？」
「ええ、今城壁の中に居るわ。」
「相変わらず時間通りだな。」
「８代目城主サラザールのスキャンダル、必ず取って見せるわ。」
「頼もしいな、がんばってくれたまえ。」
ガチャッ・・・ピピピッ・・・ガガッ
「ウェスカー。」
「エイダ、サンプルを回収したまえ。」
「了解。」
ガガッ

「装備はサイレンサー麻酔銃、フラッシュライト、ゴーグルにカメラのみ！ 行くわよ！」
(ミッションインポッシブルのテーマが流れる)
「おいそこ！ 何をして・・・」
「しまった！」
パシュッ！！
「うっ・・・ＺＺＺＺＺＺ・・・」
警備員は麻酔銃により眠りに付いた。
「証拠物件１、過度に武装した警備員。
警備に火炎放射やロケランなんか必要無いわよね？」
パシャッ！
「さーて、次行こ！」

－ノビスタドールの巣－
パシャッ！
「証拠物件２、異形のモンスターとそれを繁殖させる環境！ 生物兵器はご法度よ」

－アシュリーが捕まっている部屋(ルイス殺人現場)－
パシャッ！
「証拠物件３、殺人！・・・そして・・・・・・」
パシャッ！
「証拠物件４、少女監禁！ 犯罪はダメダメよ！ ついでにサンプル回収！」

－サラザールの部屋－
「そしてコレが今回の最重要資料！」
パシャッ！
「密輸と脱税の証拠！・・・これで仕事は終わり！ 帰ろう。」

エイダ帰還、報酬５０００＄！

「ニュース速報です。先程、古城８代目城主ラモン＝サラザール氏と、
新興宗教『ロス＝イルミナドス』指導者のオズムンド＝サドラー氏が、
脱税、密輸、監禁、第一級殺人、殺人未遂、兵器開発の罪で逮捕されました！
２人は容疑を否認しており、『あの女だ！ あのスパイ女にしてやられた！』
と言う意味不明の証言を繰り返しているとの事です。