「おいナカム、聞いたか?」
「何を?」
「古城エリアと孤島エリアの話だ。
あそこ、例のエージェントと女スパイに相当酷い攻撃受けたって話だ。」
「俺達が殺り損ねた奴らか?」
「おう。」
「考えてみりゃ処刑人と先輩を殺ったんだから、あいつらくらいワケ無かったのかもな。」
「いやいや、女の方はロケラン喰らって起き上がりやがったしな。」
「ああ、でも女だし、アレは撃たれ弱い部類に入るんじゃないのか?」
「でも・・・装備は脅威だったよな。」
「うっ・・・そうだな、あんな装備の奴と2度と戦いたくは無い。」
「うむ、アレはまだよかったが、マグナムなんて持ってこられたらひとたまりも・・・」
「ストップ! 悪い事は口に出すと本当になるもんだ。」
「おお、悪ぃ悪ぃ。」
「ともあれ、お前が村民栄誉賞を取ったから装備も充実した。」
「ああ、M16が支給されたからな・・・しかしどこかしっくり来ない。」
「ラモンド、贅沢言うな。俺なんかカラサオ(脱穀用の農具、ヌンチャクみたいな形)だぜ?」
「先に鉄球取り付けて簡易フレイル。器用なお前なら出来そうだけどな。」
「奴らまた攻めてくるらしいが、今回は俺も参戦するぜ、大船に乗った気分で居ろよ。」
(数分後)
「「「敵襲ーーーっ!!」」」
ウェスカー登場!
「おいおい、なんだあのパツキングラサンは? ナカム、あいつ何持ってる?」
「見たところ・・・サイレンサーの付いたハンドガンしか見えないな。」
「よし! 攻撃あるのみ!!」
「まぁ待て、もう少し様子を・・・」
ウェスカーは武器を持ち替え始めた。
「あ!!」
「どうした? ナカム?」
「ヤ・・ヤバイぞ。」
「何が。」
「ハンドガン、ライフル、マグナム、手榴弾多々・・・」
「ば・・・化物じゃねぇか。」
ガァン!!
「うわっ、マグナムだ! ラモンド、どうする!」
「あいつは武器投げも歯が立たないだろう、それなら攻撃あるのみだ!」
タッタッタッタッタッタッタッタ・・・
「あ~あ、行っちゃったよ。ど~しよ~・・・ええい、どうにでもなれ!」
バッ、スタッ
ビシュッ、ビシュッ、ビシュッ、ビシュッ!
「わっ! ひええぇぇぇ!!・・・くそ~、隠れたままだったらいつか殺られる。」
ガガガガガガガガガガガガ!!
「おおっと、やってるねぇ、ラモンドの奴。さて、俺も!!」
タッタッタッタッタッタッタ・・・
「うりやぁ!」
ゴッ!
「それ逃げろ!!」
「ナカム!」
「ヘヘヘッ、ヒットアンドアウェイだ!」
「馬鹿! 早く隠れろ!」
ビシュッ、ビシュッ!!
「うわっち!」
「だから言ったのに!」
「ラモンドよう、どうする!?」
「1つだけ考えがある!」
「何だ?」
「全員、突撃ー!!」
「「「わああぁぁぁぁ!!」」」
ガァン!! ガァン!! ガァン!!
「それなら話が早い! いくぞラモンド!」
「あっ、こら待て!・・・ちっ、あの馬鹿、死にたいのか!?」
ガガガガガガガガガガガガ!!
ウェスカー「ううぅっ!!」
「よし、当たった! 全員更に突撃!」
ラモンドが命令を下した瞬間、ウェスカーがマグナムをラモンドに向けた。
「ラモンド! 危ない!!」
ガァン!!
弾丸はラモンドには当たらず、前に飛び出してきたナカムに当たった。
「ナカム!!」
「ラ・・ラモンド・・・無事でよかった」
「ナカム・・・」
「こ・・これか・・・らも・・・・」
「喋るな。」
「ガ・・ガガ・・・ガンバ・・レ・・・・・・」
「・・・ナカム?・・・ナーーーーカーーーーム!!!!」
ちょうどその時、ウェスカーの迎えのヘリが来た。
ラモンドは悲しみと怒りの涙を流し、命令を下した。
「追え!! 絶対逃がすな!!」
「「「うおおぉぉぉ!!」」」
「何を?」
「古城エリアと孤島エリアの話だ。
あそこ、例のエージェントと女スパイに相当酷い攻撃受けたって話だ。」
「俺達が殺り損ねた奴らか?」
「おう。」
「考えてみりゃ処刑人と先輩を殺ったんだから、あいつらくらいワケ無かったのかもな。」
「いやいや、女の方はロケラン喰らって起き上がりやがったしな。」
「ああ、でも女だし、アレは撃たれ弱い部類に入るんじゃないのか?」
「でも・・・装備は脅威だったよな。」
「うっ・・・そうだな、あんな装備の奴と2度と戦いたくは無い。」
「うむ、アレはまだよかったが、マグナムなんて持ってこられたらひとたまりも・・・」
「ストップ! 悪い事は口に出すと本当になるもんだ。」
「おお、悪ぃ悪ぃ。」
「ともあれ、お前が村民栄誉賞を取ったから装備も充実した。」
「ああ、M16が支給されたからな・・・しかしどこかしっくり来ない。」
「ラモンド、贅沢言うな。俺なんかカラサオ(脱穀用の農具、ヌンチャクみたいな形)だぜ?」
「先に鉄球取り付けて簡易フレイル。器用なお前なら出来そうだけどな。」
「奴らまた攻めてくるらしいが、今回は俺も参戦するぜ、大船に乗った気分で居ろよ。」
(数分後)
「「「敵襲ーーーっ!!」」」
ウェスカー登場!
「おいおい、なんだあのパツキングラサンは? ナカム、あいつ何持ってる?」
「見たところ・・・サイレンサーの付いたハンドガンしか見えないな。」
「よし! 攻撃あるのみ!!」
「まぁ待て、もう少し様子を・・・」
ウェスカーは武器を持ち替え始めた。
「あ!!」
「どうした? ナカム?」
「ヤ・・ヤバイぞ。」
「何が。」
「ハンドガン、ライフル、マグナム、手榴弾多々・・・」
「ば・・・化物じゃねぇか。」
ガァン!!
「うわっ、マグナムだ! ラモンド、どうする!」
「あいつは武器投げも歯が立たないだろう、それなら攻撃あるのみだ!」
タッタッタッタッタッタッタッタ・・・
「あ~あ、行っちゃったよ。ど~しよ~・・・ええい、どうにでもなれ!」
バッ、スタッ
ビシュッ、ビシュッ、ビシュッ、ビシュッ!
「わっ! ひええぇぇぇ!!・・・くそ~、隠れたままだったらいつか殺られる。」
ガガガガガガガガガガガガ!!
「おおっと、やってるねぇ、ラモンドの奴。さて、俺も!!」
タッタッタッタッタッタッタ・・・
「うりやぁ!」
ゴッ!
「それ逃げろ!!」
「ナカム!」
「ヘヘヘッ、ヒットアンドアウェイだ!」
「馬鹿! 早く隠れろ!」
ビシュッ、ビシュッ!!
「うわっち!」
「だから言ったのに!」
「ラモンドよう、どうする!?」
「1つだけ考えがある!」
「何だ?」
「全員、突撃ー!!」
「「「わああぁぁぁぁ!!」」」
ガァン!! ガァン!! ガァン!!
「それなら話が早い! いくぞラモンド!」
「あっ、こら待て!・・・ちっ、あの馬鹿、死にたいのか!?」
ガガガガガガガガガガガガ!!
ウェスカー「ううぅっ!!」
「よし、当たった! 全員更に突撃!」
ラモンドが命令を下した瞬間、ウェスカーがマグナムをラモンドに向けた。
「ラモンド! 危ない!!」
ガァン!!
弾丸はラモンドには当たらず、前に飛び出してきたナカムに当たった。
「ナカム!!」
「ラ・・ラモンド・・・無事でよかった」
「ナカム・・・」
「こ・・これか・・・らも・・・・」
「喋るな。」
「ガ・・ガガ・・・ガンバ・・レ・・・・・・」
「・・・ナカム?・・・ナーーーーカーーーーム!!!!」
ちょうどその時、ウェスカーの迎えのヘリが来た。
ラモンドは悲しみと怒りの涙を流し、命令を下した。
「追え!! 絶対逃がすな!!」
「「「うおおぉぉぉ!!」」」
ウェスカーにはまんまと逃げられた。
ラモンドは親友を失い、この後しばらく悲しみと怒りの狭間をさまよう事になる。
しばらくしてラモンドは孤島への栄転を希望した。
彼にとってこの村は親友との思い出に満ち溢れているから・・・
今はもう居ない親友の面影が残るこの村は、ラモンドにとっては耐え難い拷問だった。
彼は荷物をまとめると、自分の家に別れを告げ、孤島への最終便に乗り込んだ。
「・・・じゃあな、ナカム・・・・・・」
ラモンドは親友を失い、この後しばらく悲しみと怒りの狭間をさまよう事になる。
しばらくしてラモンドは孤島への栄転を希望した。
彼にとってこの村は親友との思い出に満ち溢れているから・・・
今はもう居ない親友の面影が残るこの村は、ラモンドにとっては耐え難い拷問だった。
彼は荷物をまとめると、自分の家に別れを告げ、孤島への最終便に乗り込んだ。
「・・・じゃあな、ナカム・・・・・・」