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『ザ・マーセナリーズ!!(レオン編)』

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ここはヨーロッパのある村、ここには『プラーガ』という危険な寄生体が存在しており、
近々攻撃される事になっている。
この村の村人、通称ガナードはいつものようにスペイン語で話す。

「おーい!」
「ん? ああ、何だ、ナカムか。」
「聞いたか? ラモンド、今日か明日辺り来るらしいぜ!」
「来るだと!?・・・まさか、あの・・・・・・ボリショイ大サーカス・・・」
ゴッ
「合衆国の戦闘員だ!」
「悪い悪い、バケツで殴るのはやめてくれよ。それは合衆国の戦闘員に使ってくれ。」
「ラモンド、見たところお前は何も持ってないみたいだが?」
「その通り、俺は平和主義者だからね^^」
「馬鹿、そんな事言ってられるか! 殺らなきゃ殺られるんだぞ!」
「でもなぁ、何かノリ気がしないよ。」
「ラモンド、良いか! 俺達は2人で1つ、一心同体だ!」
「だって名前がそう・・・」
ゴッ!
「ネタはばらさなくて良い!」
「すまん。」
「一心同体だからこそ! どちらかが掛けてしまえば半人前以外の何者でも無いだろ。」
「よーし、気合が入ってきたぁ! ナカムよぉ。
 ・・・それで今日は、どこのどいつを殺ってくれとおっしゃるんで?」
ゴッ!
「伝統の前フリもいらん! ともかく! お前も何か持っておけ!」
「じゃあ、スキを持とうか・・・」
「「「敵襲だーーーっ!!」」」
「むっ!」
レオンはヘリに乗り、ある建物の上に飛び降りた。
「「「アイエスタ!!」」」
「ナカム、気を付けろよ! あいつはいつかのエージェントだ!」
「ふーむ、見たところ、ハンドガンとショットガンだ。近接戦闘では分が悪そうだな。」
「なら、このスキじゃ駄目だな、よし、比較的簡単に投げられる『無限カマ』にしよう!」
「いいねぇ、ラモンド、そのアイデアは頂きだ。俺は『無限ナタ』で行く。」
ドッカーン!
「「「ぎゃああぁぁ!!」」」
「うわああぁぁ、ナカム、手榴弾で何人もやられたぞ!」
「焦るな! このまま中距離を維持していれば大丈夫だ!」
「本当か?」
「ああ、近距離でも遠距離でも目立つだろ。」
「ふむ、じゃあこのまま投げ続けて攻撃だ。」
「ただし、手榴弾が来たら逃げろよ!」
「OK」
(で、数分後)
「はぁ、はぁ、ナカム! どうにかあの小屋に追い詰めたぞ! 踏み込もう!」
「ちょっと待った、ラモンド、中で爆発はあったか?」
「え? い・・・いや、銃声しかしないが?」
「気を付けろ! あの中には火薬樽がある。銃で撃たれたら爆発・・・」
ズズーン!!
「ナカム、もう爆発したぞ、入って良いだろ?」
「いーや、奴が手榴弾を持っていないとも限らない。幸い奴は中だ。このまま外で隠れていよう!」
「合点!・・・しかしナカム、お前頭良いな~」
「当然だろ? 俺は名前の頭だぜ?」
「なるほど。」
レオン帰還。ナカムとラモンドは無事に生き延びたとさ。

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