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それはシークレット


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「プ~、クックックッ」
「わ、笑うなよ、ククッ、ちょ、朝礼中だぞ、聞こえたら、お、怒られるぞ」
「だって、プッ、これが笑わずにいられるか、何だあの頭」
「いや分かるよ、人並みの背にあこがれたんだろうけど。なんで頭だけがでかいんだ」
「な、長いズラだな、どこで売ってたんだあんなの。ひたいが1m以上ある人になっちゃってるぞ」
「本人、ばれてないつもりかな」
「そうだろ、偉そうに訓示たれてるぞ。フー、やっと落ち着いた。何が’このサラザール家の栄光が’だよ。栄光100年分位、今お前が台無しにしたぞ」
「周りの皆も気づいているよな。前の奴、肩が震えてるぞ」
「ああ、あちこちで下向いて我慢してる。あ、ブーッ、駄目だワハハ我慢できん」
「どうした」
「だって帽子がずれたのに手が届かないで困ってるぞ、どうするんだ、あ、幹部が直した。偉いな~、笑わないでよくできるな~」
「やっぱり幹部だからな、それだけ忍耐強いんだろ」
「そうか、幹部には忍耐力が必要か。だったらいいや、俺、幹部にならなくて、あれ我慢する位なら。あ、大変だ、ワハハハハ、転んで起きられなくなってる、ワーハハハハ、お、幹部が助け起こした偉いぞ幹部、ヒーヒー」

「ブー、ワッハッハッハッハ」
「はなから爆笑かよ、昨日怒られただろ」
「だって、だって今度は足かよ。ひざ下だけで胴体の5倍以上の珍獣みたいになってるぞ。ワハハハハ」
「知らないからな。もう怒られるのはお前だけだぞ」
「き、き、昨日はずるいだろ。駄目だ、下向いてしゃべろう。俺達以外も笑ってたじゃないか」
「おしっこチビる程笑ったのはお前だけだろう」
「まあそれは言うな」
「しかしあの人は本当に次から次へと。どこで買ってくるんだ」
「どれどれ様子はと。ワハハ、歩きにくそうだな。それ、あんよは上手と」
「し~、調子にのるな。一応サラザール家の当主だぞ」
「あ、完全に忘れてた。確かにそうだ。あいつサラザール家の栄光、ここで全部使い切るつもりかな」
「栄光の貯金がどの位あるのかわからないけど、残り少ないのは確かだな」
「さすがに幹部達も渋い顔してるな」
「あ、危ない、足がだんだん開いてきたぞ」
「プーッ本当だ。短い手で一生懸命バランス取ってるぞ、ワハハ、あ、また転んだ。ん、ワッハッハッハッハ、あ、あ、頭打ったんじゃないか、痙攣して泡吹いてる。ワハハハハ、ワハハハハ、ワーハハハハ、あ、あ、あいつ、レ、レオンとかいうエージェントも笑い死にさせるつもりじゃないか、ヒッヒッヒッ、駄目だ、ヒッ、俺が先に死ぬ」
「いや、多分レオンよりお前よりあいつが先に死ぬな、見栄が原因で」

「.............。」
「今日はリアクションなしか」
「.............。」
「コメントもなしか?」
「な、なあ、あれどうやってるんだ。どうして胴体だけ長くできるんだ、あいつ手品師か」
「わからないけど今日のは凄いな。タネがわからん」
「長いというより横にもでかいな。手足はそのままだから、ぬりかべみたいだ」
「あ!」
「あ!」
「そういう事か。横向いたらすごく薄いぞ、体を平べったく伸ばしたのか」
「でもどうして薄いんだ?」
「質量と体積は変わってないからな。という事は軽くて風の影響を受けやすいはずだ。つむじ風でも吹いたらえらいことに」
「おいおい、今度は人間凧かよ。どこまで笑わす気、ハッ、ハイ!」
「ハイ!いえ、何でもないであります。ほら、お前が二日続けて漏らしたから、とうとう本人からにらまれた。あ、いえそんな我々は笑ってなど、当主様の下で働けるなんて幸せだなと話していたのであります、それにですね、なんだようるさいな、今お前のせいで一生懸命言い訳を、え、何?、言うの?、わかった言うよ。これだけ威風堂々とした当主様なら、きっとあのアシュリーとかいうアメリカ女も放っておく訳がないと....おお、機嫌がよくなったぞ、なんかニコニコしてもう良いさがれって。」

「やっぱり俺のにらんだとおりか」
「なに、お前知ってたの。サラザール様がアメリカ女に気があるの」
「いや、なんとなくだけどな。だって、あの女がきてから様子が変だったもの、鏡の前でしきりと背伸びしたりして」
「そうか、あの風体で生意気に色気づいたか」
「そういう言い方やめろよ。かわいそうだろ」
「な、なんだよ。お前さんざん笑いものにしてたじゃないか」
「それとこれとは別だ。これをネタにすると本気で怒るぞ」
「わ、分かったよ、ごめん。おお怖。.......でも、なんとなくお前の気持ちも分かるよ」
「いや、ごめんよ、なんか急に腹が立ってさあ.....。なあ、俺達二人あの人の事やっぱり好きなのかな」
「そうなのかなあ。そうかもな」

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  • 偽りの初心者様作
  • へたれエージェント様作
  • ピンキー様作
  • 紅華様作
  • ドロップ様作

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