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ビジネスマンさどらー」(2006/07/21 (金) 22:27:32) の最新版変更点

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「フフフ、良く来たな」 「なんか偉そうだな、わざわざこんなところまでバイオウエポン買いに来たのに。帰ろうかな」 「あ、すみません、すみません。普段偉そうにしてるからついくせで。旦那、サドラーっていいます。以後お見知りおきを」 「そうか、まあいい。さっそく見せてもらおうかな」 「そうですね。手頃なところでこの犬なんてどうです。コルミロスって言うんですが」 「ほう、獰猛そうだな。口が耳まで裂けてて強そうだ。どんな特徴が」「敵ののど笛に食いついたら離しません。それにどこまででも敵を追いかけていきます」 「それだけか、それじゃ普通の犬とそんなに変わらないじゃないか」 「いや普通と違うのは、敵が背中を見せてると襲わないんですよ」 「それはむしろ短所だろ」 「そのかわりストーカー並のしつこさで、ハフハフ言いながらついていきます」 「せっかくだから教えておいてやる。その状態は我々の世界では’なついてる’て言うんだ。お前らの世界では何て呼ぶか知らないが、敵に対してその状態で何か良いことあるのか」 「いや、時々ふりむきざまにショットガン食らう位で...。あ、あと、背中から寄生体が出て攻撃します」 「それそれ、そういうのが聞きたかったんだ。それは凄そうだ」 「ただし、寄生体を出した後は強い光に弱くなって閃光手榴弾とか食らうと、もうイチコロ」 「それじゃ駄目だろ。その寄生体っていうのは滅多に出さないのか」 「いや、わりと頻繁に」 「どうも使い物になりそうにないな。他にはないのか」 「じゃあ、これは。ノビスタドールって言うんですが。昆虫人間ですよ」 「ほう、昆虫人間か。バイオウエポンっぽいな。何が出来る」 「ベースが昆虫ですからね。口から酸を吐いて敵を溶かせるし、強力なキックを放てるし」 「酸はともかく、強力なキックは別に昆虫じゃなくてK1の選手とかでも良い気がするんだが」 「あと、透明にもなれるし」 「なに、透明に。そいつは凄いな」 「ただ、よだれが多くてそれで時々居場所がばれちゃうんですが」 「バイオウエポンのくせに3歳児なみの弱点だな。まあいい、これは少し気に入った」 「あと、やられても宝石出すから、お得です」 「それはマイナスポイントだろ、敵に倒された上に宝石まで差し出してどうするんだ」 「いや、ときどき弾薬も」 「なお悪い」 「あ、大事な事を忘れてた。飛べます」 「なに、この図体で飛べるか、それは使い勝手がよさそうだ」 「ただし、普段はわりと丈夫ですが、飛ぶとどんな武器でも大体一発でイチコロ」 「何で飛ぶと弱くなるんだよ。滅多に飛ばないのか」 「いや、わりと頻繁に。特に敵の前で飛ぶのが好きみたいです」 「しょせん知能は虫なみか。残念だが」 「あ、じゃああれはどうだろう。旦那少し歩きますがついてきて下さい」 「今度こそ、期待していいんだろうな。何かでイチコロならもういいぞ」 「今度はそんな事はありません。じゃあ行きましょうか」 「..........」 「..........」 「あ、旦那。さっきのコルミロスですが、一つ大事なこと忘れてました」 「なんだ」 「サイドステップが得意です」 「..........」 「いえ、なんでもないです」 「ここです。あ、いた。どうです大きいでしょう。デルラゴって言うんですが」 「でかいな。う~ん、買っても運ぶの大変そうだな」 「旦那、それは自分で考えてください。うちは現地引渡しですから」 「まあ、買う気になったら運び方は考えるとして、何が得意だ」 「そうですね。敵の乗っている小船を引きずり回すことですかね」 「なんだよ。あの図体なら敵なんか小船ごと丸呑みできるんじゃないか」 「そうなんですけどね、わりと好き嫌いが激しいみたいで。あ、でも頭はわりといいですよ。小船を流木とかにぶつけて敵を落としたりしますからね」 「でかいわりにチマチマした攻撃だな。もっと豪快にガバっといけないのか」 「そうですね。あ、すみかに向かって発砲するといきなりガバっと。多分、相手が飼い主であっても見境なくガバっと」 「危ないな。なんでだ、怒るのか」 「さあ、多分エコロジストなんですかね。すみかを汚されるのが嫌みたいです」 「きれい好きのバイオウエポンじゃ使えないな」 「どうも動物系はお気に召さないようで、では人間系もご紹介しましょう」 続く

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