程ほど日記 > 2008年02月03日 > 言い分

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仕事で福豆まきのイベントに行って参りました。
雨が降りしきる中、福豆を入手しようとしている人の多い事多い事。
福豆を食べると一年間は無病息災って言われているらしいのですが、
雨の中で福豆を入手する事に専念したばかりに風邪をひくのではないでしょうか？

さてさて。
福豆をまく前に、芸子さんが舞を神様に奉納するらしく、その舞も人の多い理由の
一つのようでして。
境内には上がらないってルールもあるらしく。
毎年訪れているのでしょうか、ご老人の方々はルールを遵守し、場所を確保するため
に前もって来ているようでした。
それが、後から来た人が自分の前に立つ、写真を撮る、ビデオを撮る。
そういった行為が許せないらしく、事細かに声を上げていました。
特に驚いたのが、おじいさんが芸子さんが舞を舞っているいる中でも大声を上げて
おばあさんを叱っていた事。
おばあさんは笑いながらの回避策。
おじいさんにはその策が火に油を注いだようで益々加熱。
「いい歳をして、モラルってもんがないのか！！」
「言って分からないから暴力になるんだよ！！」

いやはや、血の気の多い方で。
まぁ、おじいさんの言い分は分かります。
自分はルールを守って、観易い場所を確保している。
それなのにルールを守っていない人に邪魔をされた。
ルールを守っていない人の方が観易い。
それはおかしいだろ、って。
でもね、イベント中に大声を出すのは如何なものか？
その大声で他の人に更に迷惑をかける事になるんですからね。
「いい歳をして、モラルってもんがないのか！！」って言葉をそっくり
返しますよ、はい。

そして、おばあさん。
ちょっとのつもりだったんでしょう。
その気持ちもよぉ～く分かります。
でも、そのちょっとが他人に迷惑をかける事になってしまったのは事実。
迷惑になったのに笑って誤魔化そうとしたのが駄目でしたね。
そこは素直に引き下がるべきだったかと。

正直、自分はどちらの立場も経験しているだけに両方の言い分は分かります。
どちらが正しいのか？
それはちょっと判断し難いです。
ただ、両方の立場になっても妥協点(許せる限界点)があるはず。
そこをお互いが見つける事が出来なかったんでしょう。

人の振り観て我が振りなおせって格言通り、自分は気をつけたいと思います。

カテゴリ: [なし] - &trackback() - 2008年02月03日 22:47:11

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