セオリー集3

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sinmusou

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セオリー集3



よし、次はそれぞれの兵科についてだ。
それぞれの役割を自覚して初めて一人前といえる。腕がどうのこうのは二の次だ。
まずはやるべきことを認識し、実行に移せ!

兵科

突撃兵

ほどほどに突撃しろ!

突撃兵はその名の通り、突撃に秀でた兵科だ。
近距離から遠距離まで対応できるアサルトライフルに、目の前の障害物を排除するグレネードランチャー、一回で瀕死の状態から復帰できるオートインジェクター、そして、立てこもり野郎をまとめて始末するフラググレネード。こんなに突撃に向いた兵科はこれ以外にない。
この突撃力は、金塊ルールなら、アタッカー、ディフェンダー双方に役立ち、コンクエなら、歩兵戦中心の戦場ならその力が非常に重宝されるだろう。
それが故に、だ。キャンパー、つまり芋砂のような行為なんかしててもクソの役にもたたんということは頭に叩きこんどけ!
といってもだ、ただ闇雲に突撃すればいいと言うもんでもない。お前らは突撃兵とはいうものの、アサルトライフルは実はそんなに突撃向きではない。近距離で他兵科と撃ち合うと、工兵のショットガンでミンチにされるか、特殊兵のサブマシンガンで蜂の巣にされるかのどっちかだ。援護兵当たりだとまあ撃ち勝てるかもしれんな。では遠距離ならいいのかってえと、そうすると今度は偵察兵のイイ的だ。
というわけで、お前らの戦闘に適した距離は「中距離」だ。いいか、「ほどほどに」突撃して、この距離を保つんだ。考え無しに突っ込んでも犬死にするだけだからな。さっき上げたオートインジェクターも万能じゃない。回復中に一発でも食らえば回復が止まって、そのまま撃ち殺されるなんてざらにある話だ。このインジェクター、そしてフラグ投げられる距離を考えても中距離、これが一番だ。これを維持できるよう、前に後ろにほどほどに突撃できれば一人前ってワケだ。

グレネードランチャー運用法

アサルトライフルに標準搭載されているグレネードランチャーだが、こいつは引き金を引くと弾丸の代わりに擲弾を発射する。こいつは手榴弾よりも威力が低くされており、元気バリバリの奴に直撃しても辛うじて生き残ってしまう。しかし何かにぶつかると爆発するという点は、爆発まで何をしても間が残ってしまう手榴弾と違って壁を破壊するということに役立つ。故に殺傷用ではなく副次的なことに使うのが望ましい。また、若干ではあるが戦車に当てりゃダメージも残せる。これを使って位置を報告することにも役立つ。ただこのグレネード、ロケットランチャーとは違って直線ではなく放物線上に飛んでいくからな。遮蔽物越しに撃つことはできるが遠い距離だと計算しないとだめだぞ。

お前らは工兵や特殊兵のようにどでかい花火を打ち上げられなければ偵察兵のように敵の位置を知らせることもできない。
だからこそ歩兵戦闘はお前らが受け持つんだ。

工兵


工兵は持っている爆薬の数では全兵科中一番だ。グレネードはともかく、ロケットランチャー、地雷と豊富な爆薬を使って主に戦車の相手をするのがお前たちの役目だ。またロケットランチャーに関しては金塊の箱に対するダメージがある(直撃で一発一割程度)、守る側でも、攻撃側は戦車が豊富だからそれらを相手にするため重大な役割を持つ。
お前らが持つ武器だが、聞いたことがあるかもしれんがショットガンというやつだ。こいつにはすぐそこの敵を一発でしとめられる代わりに一発ずつ小さなリロード動作が必要なポンプアクション、威力は抑え目だが連射することができるセミオート、フルオートの計三種類が存在する。近距離は強いが中距離だとどうしてもポンプアクションだと隙が長いから頭をぶち抜く以外には分が悪い。やはり前線での戦闘には少し向いていない。まあお前らには他の仕事があるんだがな。
とりあえず簡単にショットガンの使い方を教えておく。ポンプアクション式の場合は「思いっきり接近して、ぶっ放せ!」それだけだ。特にNS2000以外のショットガンは必殺距離が長くないから注意しろよ。また、照準の円(点じゃないぞ)が多少他の武器よりでかいが、あれに相手がすっぽり入るような感じで撃てば必殺だと思っていれば、まあ問題ない。絶対に守らなきゃならんのは、ポンプアクションは一発撃ったら連射が利かん。つまり外したら殺されるつもりで、必中をねらえ、ということだ。
セミオート式は連射は利くんだが、威力が弱い。大概2~3発はいる。こっちはとりあえず連射して仕留めることを心がけろ。多少遠くてもごり押しでいけるし、一発外してもまだチャンスはある。ポンプアクションにどうしてもなじめないなら、こっちも良いだろう。対複数人戦闘にも向いてるしな。

ロケットランチャー運用法

まず基本中の基本であるロケットランチャーの使い方だ。上の戦車運用法でも教えてやったと思うが、車両は背面(書いてなかったが「上部」つまり屋根も弱いな)、側面、前面の順で装甲がもろい。なるべくならば後ろに回ってカマ掘ってやるのが理想というわけだ。
お前らが持ってろロケットランチャーは戦車主砲よりも再装填がかなり遅い。その上発射したら煙が盛大に出てこっちの居場所がばれてしまう。一気呵成に敵車両を吹っ飛ばすというのはまず不可能で、大概は反撃を食らう。だから、なるべくならすぐ身を隠せる場所から発射するか、ダッシュで逃げられる広い場所から発射するのが望ましいな。
ロケットランチャーには特殊兵のトレーサーガンでマーキングされた車両を追尾する、という機能が付いている。・・・なに自分が持っているのはRPG-7なんですが何処に誘導機能が付いているのですか、だと? そこらへんは我が軍が誇る新兵器だとでもおもっとけ! それはともかく、この追尾機能はなかなかに優秀で結構無茶な発射をしても当たってくれる。たとえば建物の影になって見えなくても、上空に向けて発射すれば山なり弾道を描いて相手の上面に直撃したりするぐらいだ。そういったことが出来ると言うことを知っていると、より安全に車両攻撃が可能だ。相手が積極的に車両攻勢をかけてくるようなら、特殊兵との連携も考えてみろ。

地雷運用法

次は対車両地雷についてだな。これは、とにかく強力だ。戦車とかIFVは、コレを踏むと問答無用でぶっとんじまうって位強力だ。故に有効に使うことで、対車両戦闘ではこの上なく頼もしい武器となるわけだ。
地雷というのは踏んでもらってなんぼの兵器。だから「相手の車両が通りそうなところ」に置かないと意味がない。一般的には道路の上になんてばらまいておけばいいだろう。その上で効果的に置くならば、なるべく幅の狭いところに置くといい。つまり回避スペースのないところにおいとけば相手は踏まざるを得ないわけだ。Valley Run第二拠点、通信センターへ登っていく坂道の辺りなんかが良い例だ。
あとはそうだな、お前らも何度か同じマップでの戦闘を経験すると、「敵車両が奇襲してきそうなルート」が分かってくるだろう。そんなところに嫌がらせで置いておくのも乙だな。たとえばEnd OF The Line第二拠点、第一拠点方面のコンテナが並んでるところとかだな。
とまあ色々努力したところで相手が一枚上手なら、回避されることもある。そうなったら最後の手段だ。お前自身が地雷抱えて敵戦車に突っ込んでいけ! ひき殺されるぐらいなら地雷で爆死して、憎い相手を道連れにした方がお前だって気分いいだろ? 特に防御側ならチケットの損耗を気にすることもないから、多少の無茶は許容範囲内だ。
ところで、地雷の置き方にも多少コツがいる。基本的には一撃必殺なんだが、極まれに仕留められないこともある。たとえば爆発で出来たくぼみの中なんかに地雷を置くと、威力がやや減って仕留めきれない、あるいは上手く踏んでもらえなかったりすることがあるようだ。なるべくなら更地においとけ。さらに確実に踏ませたいなら、壊れた車両のパーツあたりに紛れ込ませてもいいぞ。
また、地雷はわざわざ目立つところにおいて足止めに使う手もある。頭が悪い敵兵なら簡単に引っかかるだろうが、賢い敵兵は、地雷に気付いて破壊してから進む。その破壊に手こずっている間にトレーサーガンを打ち込んだり、JDAMを落とす準備をしたりできるからな。この戦法は、戦車が貴重なマップで真価を発揮する。敵の戦車の進行が遅れているうちに、敵をすり減らすことができる。仮に地雷を踏んでもらえなかったら、自分で起爆させるの根性くらい見せてみろ。
余談だが、一昔前までは金塊箱破壊に猛威を振るったらしいが、今はほとんど効かなくなっている。地雷はあくまで殺傷用だ。

偵察兵

偵察しろ!

最近の偵察兵は狙撃に夢中で偵察をする事を忘れているな?自分の志願した兵科を100回言ってみろ!
何?狙撃兵?、貴様は飯も風呂も寝る時もギリースーツを着ていろ!
確かに敵兵を倒すのも重要だ、だが後方で延々と蚊の様な射撃で倒せて精々数人、挙句敵兵を逃がす様な奴はいらん。
敵に段々無視されている事に気づけ、味方からも呆れられている事に気づけ。

自分の所持品を見てみろ、モーションセンサーという球体があるだろう、それこそが偵察兵の「偵察」に欠かせない代物だ
これを投げた場所付近を探知してくれるという便利な物だ。
これが反応している時はミニマップで波紋が出ているはずだ、そこに敵兵が引っかかったら味方全員のミニマップと画面に表示される仕組みだ。

主に投げ込む場所は「金塊付近」「建物」「激戦区」「金塊付近の人気の少ない場所」が好ましい。
進行時、草むらで一旦周囲を警戒する為に投げてもいいだろう、お前達の好む場所は敵偵察兵の好む場所でもある。
反応すれば味方も対処しやすくなり進軍もしやすくなる、とても心強い事だろう。
使いこなせば潜入、敵兵暗殺、爆薬設置もできる筈だ。

自分にスコアは入らんので軽視している味方もいるだろう…… だが私にはわかっているぞ、貴様等偵察兵が縁の下の力持ちである事を。
何度も言うが延々と定点射撃をしているようなゴミ虫に用は無い、チームに貢献しろ!
理解したならモーションセンサー遠投100回してこい!

......と言ったが、モーションセンサーは持てる数が少ないから、無駄に投げまくると、モーションセンサー切れで窮地に陥るかも知れないから気をつけろ。あと、モーションセンサーが飛んでくるのを見た敵兵が攻撃してくるかも知れないから気をつけた方がいい。


狙撃しよう

モーションセンサー、狙撃銃のスコープなどで偵察した結果、敵の位置が知れたとする。さあスナイパーライフルの出番だ。スナイパーライフルにもやはり二種類あり、一発一発の隙が長いボルトアクション、手数で勝負、消音機能搭載のオートだ。一応ハンドガンも持たせてあるがアサルトライフルなんか持ってこられたら近距離ではきついものがある。そのためお前たちは基本草むらや建物などに隠れながら、できるだけこちらの位置がばれないようにしながら攻撃する必要がある。ボルトアクションのものでもかなり遠いと即死にはもっていけない。だから頭だ。頭にぶち当てりゃオートタイプでも一発で逝かせてやれる。しかし失敗して生き残られてしまったらどっちから撃たれたかがばれてしまう。そこはお前たちの腕だ。
さて誰をどう倒すべきか? ただ何となく目に付いた敵から打ち倒せばいいってもんじゃあない。味方の侵攻に邪魔になる敵を常に評価して脅威レベルを瞬時に判断し、レベルの高い敵から排除する。これが基本だ。優先順位の判断は戦況に応じて変わってくるんだが、代表的には
  • モーションセンサーを投げまくっている偵察兵
  • 建物の窓から攻撃してくる敵兵
  • 地雷(C4)をばらまいている工兵(特殊兵)
なんかは、発見し次第射殺するのが望ましいな。特にモーションセンサーを投げまくってる奴は早めに落としておかないと、こちらの位置が丸見えで味方が大損害を被る可能性がある。故に最優先だ。
また、貴様らも「地雷が仕掛けられやすいポイント」は知っているだろう。そう言うところを狙撃銃で警戒、工兵が今まさにばらまいているなら倒しておけ。仕掛けた工兵を倒せば地雷は消えるからな。もし倒し損ねた、あるいはだれもいないが地雷だけはあるというときには、その地雷を撃っておけ。破壊しておけば味方車両が被害を被らなくてすむし、あたらなくても地雷の存在を報告することが出来る。
援護が功を奏して味方が見事爆弾設置に成功したなら、お前も位置を変えろ。一番良いのはモーションセンサーで爆弾解除に来る敵兵の位置を味方に知らせることだが、出来ないなら遠距離から解除しようとしている敵兵を狙撃するなんてのが良いだろうな。解除中の敵兵はそんなにダイナミックな動きは出来ないから、イイ的になるぞ。

金塊のディフェンダーであるなら、それらよりもやはり金塊の近くにいる敵を倒すほうがいいな。また、味方拠点に偵察兵は2,3人いれば十分だろう。だからといってアサルトライフルやロケットランチャーを握って出て行くんじゃなく、もっと前方でできるだけ戦場の端からこういうやつらを狙うんだ。
  • 物陰に隠れている敵兵
  • 工兵
  • 援護兵
物陰に隠れている敵兵はリスポン地点を確保しているのがほとんどだ。侵攻スピードを落とすためにもこういうのは片付けておきたい。工兵はロケットランチャーでの金塊ダメージ、援護兵は追撃砲を狙っている。いずれも厄介極まりない。

いいか、ひよっこ偵察兵共。お前らの能力をフルに活かし、あらゆる物を活用して「偵察」しろ。お前らは部隊の目であり耳だ。お前らが見た物、聞いた物を的確に味方に伝えることによって戦況は味方に有利になるのだ。
それを忘れて延々定点射撃をしてるような阿呆は俺の部隊には要らん。

また、腕のいい奴はクイックスナイプと呼ばれる技術を使う奴もいる。
詳しくは こちら を参照しろ。

レーザー照準機運用法

何? 爆薬はないから戦車は相手しなくてよいのですか、だと?
ばかもん!最後まで話を聞け!
お前らにはスナイパーライフルにハンドガン、そしてモーションセンサーが渡されているが、さらにもうひとつ、双眼鏡みたいなものだ。こいつで乗り物や固定兵器なんかを捕捉し続けているとそれにロックがかかり、やがてお前の真上から操作可能な爆弾、JDAMが投下される。直撃すりゃ戦車すらも一発で吹き飛ぶ。かすってもまあそれなりにダメージは食らう。
こいつのいいところは、威力はもちろんだが発射煙の出るロケットランチャーとは違い、自分の場所が分からないというところだ。いかにも偵察兵らしいな。
これだけの威力だからもちろん再使用には時間がかかる。そのうえ操作するお前たちが死んだらJDAMは操作できないまま直下してしまう。そして、さらに注意すべきことがある。予め言っておくとこうだ。
1.JDAMの操作中は自分は動けない
2.慣性がつきやすいので操作しづらい
3.ロックオンするとその使用者に警告が発せられる

1についてだが、あらかじめ隠れた状態でロックオンしなければならないのかと言われればそうでもない。ロックオンが完了しても投下までは多少間がある。偵察兵はもともと戦場のど真ん中で敵を狙うわけではないから近くの草むらなんかに隠れる時間はあるといえばある。

2と3はまとめたほうがいいかもしれん。まず2だが、慣性がつきやすいということは思ったところに落とすのは難しいというところだ。さらに3のとおり、落ちてくると分かってるんだから経験の深い奴なら戦車でもひらりとかわされることが多い。詳しく聞きたいならまたセオリー集2の講義を受けることだな。とにかく、これだけは熟練した偵察兵でも少し無理がある。

何?どうせあたらないなら狙撃してたほうがましだだと?そりゃお前らの仕事は偵察だからな、戦車の対処は工兵や特殊兵の奴らの得意分野だからな。連携が取れるならそれでいいかもしれん。

ここまで言ってもまだなんとかしてでもJDAMをぶち込みたい奴らがいるかもしれんからな、ひとつアドバイスをしてやろう。

さっきも言ったとおり、敵を捕捉すると警告音が出てしまう。それでも逃げようとしないのは、あると分かってる犬のフンを踏んでしまうようなもんだ。あると分からなかったらどうだ?可能性はかなり大きくなるはずだ。
では、あると分からせなくするにはどうすればいいか。別の戦車をロックオンすればいい。警告音は、狙われている兵器「のみ」に発せられる。ロックオンされた戦車は慌てふためくが、はなから狙いはそっちじゃないわけだし、JDAMは何に落ちてもきちんと爆発する。他に戦車が無い?だったらそこらへんの固定銃座やKornetでもロックオンしてろ。俺は乗り物しかロックオンできないと言った覚えは無いぞ。
但し、ロックオンの模様はもちろんロックオンしたものにしか表示されない。しかも上からの視点じゃ視界が悪いのがほとんどだ。きちんと位置関係を把握しておくんだな。



特殊兵

特殊兵は敵地に忍び込んで金塊箱を破壊したり、車両を破壊したり、など敵地に潜入する事が多い兵科だ。
武器は全てサプレッサー装備で銃声は敵に届きにくい。その上他の兵科と比べて相手のレーダーから消えやすい。といってもモーションセンサーにはきちんと反応してしまうがな。主武器であるサブマシンガン(SMG)は発射速度が速く、特にPP2000は全武器中一番の発射底度を誇る。近距離では無双だ。といって中距離では全然ダメというわけでもなく、ちゃんと狙えばちゃんと当たる、イイ武器をお前らは手にしているんだ。有効に使え。ただしその分ダメージは低めだ。普通のSMGは60発装填だが、半分ぐらいは当てていくつもりで引き金を引くんだな。

C4運用法

特殊兵のお前らはC4を手に取って初めて真価を発揮する。まさかとは思うがSMGが強いから、敵に狙われにくいからという理由で志願した訳ではないだろうな?
その爆弾の威力には用途がたくさんあるが、代表的な使い方は金塊、車両破壊だ。
車両なら何でも一個でスクラップになる。金塊には5個貼り付けて爆破すれば6,7割は持っていける。ただこのC4、グレネードのように投げられるわけじゃなく手元にポイッと放るしかない。そのため貼り付けるにはその目標までかなり接近しなければならない。特に戦車はモーションセンサーを内蔵しているからこっちの動きはレーダーで必ずバレるぞ。ただ運転手が砲撃に集中しているのなら話は別だ。
また、C4を設置して降りられたら、爆破はやめて代わりに乗ってやるのもいい。
ひとつ注意しなくてはならんのは、「起爆スイッチを押してから爆発するまでに若干間がある」ということだ。スイッチ押すと電波が飛んでいく音(キューンって奴だ)がするが、それが鳴り終わってから起爆する。その前に撃ち殺されると、C4は爆発しない。そこは十分に注意しろ。地雷代わりに設置したときは少し早めに押すとかな。

トレーサーガン運用法

お前らの仕事は戦車や金塊の箱をぶっ飛ばすだけじゃない。そのちっちゃな拳銃みたいなもの、トレーサーガンを使うのも大事な仕事だ。こいつには殺傷能力は全くない。戦車や固定兵器、勧めはしないが敵兵にでも打ち込んでみろ。
うちこんだらマップを見てみろ。トレーサーがついたものにマップで四角く枠が着くはずだ。気になったら倒れてる工兵がいたらそいつからロケットランチャーをもらって覗いてみりゃ、黄色い四角が見えるはずだ。
これに照準を合わせるとさらに模様ができる。こいつはロックオン完了ってことだ。多少ずれてもロケットはそいつを追いかける。このビーコンは対象が破壊されるまで有効だ。つまりこいつを打ち込まれた車両はもう死んだも同然と言っていい。だから、C4特攻で戦車をぶっ飛ばすのに無理を感じたら、トレーサーガンでサポートに徹しろ。これでも十二分に部隊の役に立てるぞ。
トレーサーガンを撃つときのコツなんだが、ビーコンは曲射弾道で飛んでいく。山なりにゆっくりとな。近距離~中距離間ではさほど問題ないだろうが、遠距離の対象を狙うのはちとキツイ。遠距離の時には対象の未来位置を予測し、戦車の上半分を狙うような感じで打つと良いだろう。ヘリコプターなんかは……まあやってやれないこともないだろうが、限りなく不可能に近い。自分の居場所を教えるようなもんだからあんまりやらんほうが良いだろうな。ただ、お前が単身敵地に潜んで修理のために着陸しているヘリが居たら、きっちり着けといてやれ。ビーコン着いたヘリなんざ空飛ぶ棺桶以外のなんでもなくなるからな。

援護兵

援護しろ!

援護兵の仕事とは、援護することだ。読んで字のごとくだが上の偵察兵同様その本分を忘れている者は非常に多い。お前が背中にしょってる馬鹿でかいリュックには弾だけ入ってるワケじゃないだろう? そう救急キットに電動工具だ。
援護兵である貴様らには無線でアイニードメディックとかアイニードリペアとか聞こえることが多いだろう。回復はともかく修理というのは電動工具を持っているのは援護兵士かいないのだから貴様らの仕事ということだ。そんなときはすぐにマップを開いてお前の助けを求める場所を確認し、かけつけてやれ。もちろんそれはTPOを考えた上でな。


さて、お前たちの持つ武器は軽機関銃と呼ばれるものだ。こいつは弾薬数が150発ないし200発、予備も300発ないし400発ある。リロードの心配はほとんどないが命中率は総じて良くないので決定力に欠ける。また、反動とその火花が激しいこれらの武器ではよく足が止まりやすい。特にMG36のドットサイトに夢中になってる奴とかな。それで後ろからナイフで斬られたりスナイパーライフルで頭打ち抜かれても自分が悪い。だから前線の後ろでできるだけ場所を移しながら敵兵を痛めつけ、突撃兵に止めを刺させるというのが理想だ。これも「援護」の一つだ。そして軽機関銃の特徴としてもう一つ、ほかの武器には譲れないグッドなネーミングが用意されている。名づけて「対軽装甲車両銃」だ。何、ダサい?
コホン、銃弾をシャットアウトする重装甲の戦車には太刀打ちできない。これは後で説明する追撃砲運用法で話す。だが銃弾でもダメージの入る軽装甲車両では銃のなかでは軽機関銃が最も適している。工兵と偵察兵は連射力にかける。突撃兵と特殊兵は弾薬と威力が足りん。特にヘリを見かけたら援護兵、お前の出番だぞ!ちょっとでも相手の装甲を剥がしてやれ!


救急キット運用法

今一決定力に欠ける軽機関銃ばらまいて敵に嫌がらせするのはあくまで副次的な仕事であって、それに夢中になって味方の救護を怠ってるなんてなぁ愚の骨頂だ。工兵、偵察兵、特殊兵は落ちている他の装備を拾わない限り自分で回復ができない。オートインジェクターを持っていない新米の突撃兵もだ。間の抜けた奴になると傷ついた味方が寄ってきて、目の前でぴょんぴょん跳びはねて回復してくれとアピールしているのにもかかわらず、無視して射撃だの前線に走っていくなんて奴がいる。そんな薄情な真似してると後ろから撃たれるぞ!
味方回復はお前にもポイントが入る。味方に感謝されて、なおかつポイントまでもらえる。良いことずくめじゃないか。日本のことわざにもあるだろう、情けは人のためならずってな。
いいか、何をさしおいても味方の回復。これをそのたるんだ脳みそに刻みこんどけ! わかったら救急キット百個配ってこい!

…といったが、回復しない方が良いケースもある。たとえば草むらに潜んでる偵察兵だ。せっかく隠れてるのにお前がのこのこ行って緑色で目立つ箱何ぞばらまいてみろ。「ここに偵察兵が居ますよ」と宣伝してやってるようなもんだ。また、激戦地で何も考えずに箱置いてると敵に奪われて味方が窮地に陥ることだって有る。TPOをわきまえて箱を配ると言うことも忘れてはいかん。ちなみに弁当を配るときにどうしても声を出してしまうらしい。ただそれほど大きくないので位置まで特定されることはないと思うが援護兵の存在は確認されるだろう。
それから何をトチ狂ったか体力の減っている味方に向かって「俺の弁当箱をを受け取れ」とばかりに発砲する奴がいる。ただでさえ死にそうな奴に向かって発砲して、しかも弁当箱の押し売りたぁ貴様何処の新聞勧誘員だ! 欲しくない奴にはそれなりの事情があるんだろうから、そう言う奴はそっとしておいてやれ!



工具運用法

援護兵のもう一つの大きな特徴が電動工具、俗に言うドリルだ。

車両修理というのも重要な仕事だ。車両の攻撃力と防御力は味方にとって頼もしい存在だ。とはいえロケットを食らったり敵戦車に撃たれればそう長くは持たん。
そこでお前の出番だ。C4を仕掛けようとする特殊兵を排除しつつ、敵の攻撃で傷ついた車両を回復させれば生存率は格段にアップし、戦線を有利に維持できるだろう。
ただ、車両は性質上激しく動き回るからなかなか修理が難しかったりもする。下手すると自分が味方にひき殺されることもあるからな、こっちはそんなに無理してまでやることはない。出来るようならやってやれ。ただし後方に下がっていて修理待ちをしてる車両とかヘリは優先的に修理してやれよ。

また、このドリルで大概の障害物は排除できるという便利な代物だ。これを効率的に使うことで、自分にも味方にも有利な状況を作り出すことが出来る。
たとえば、進入路の構築だ。敵の裏を突いて金塊箱のある建物に潜入するだろう。だが大概の金塊箱はレンガの壁に守られ、これまた何らかの壁で覆われた屋内に置いてあることが多い。屋外にしたって、土嚢が積んであったりする。

ここで突撃兵、工兵、特殊兵だと爆音が鳴り響く爆発物で壁をぶっ壊さねばならん。これは敵に気づかれる危険性が高く、ハイリスクな行動だ。そこでお前のドリルの出番だ。
敵の目が届きにくい裏側の壁をひっそりぶっ壊してやるんだ。これも音は鳴るが爆発物より格段に静かだ。敵に気づかれることはそうそう無い。そうやって開けた『裏口』から特殊兵なりといった分隊や味方兵を侵入させれば金塊箱なんざあっという間に攻略できるだろう。一度開けた穴は自動でふさがったりはしないから、ずっと進入路として使える。こういった使い方も援護の一形式だ。

もう一つ、味方の進行ルートの邪魔になる障害物を排除するのも仕事だ。
たとえばオアシス防衛第二拠点の方へいく際に車止めがあるのを見ただろう? あれは戦車や車両の行動を阻む非常に厄介な存在だ。戦車砲や機関砲で破壊することも出来るが、そこで足止めをされているスキにロケット弾をぶち込まれたりC4を張り付けられたりする危険性もあり、なるべくなら避けたい。そこで例によってお前の出番だ。
車止めをぶっ壊して、車両がスムーズに進めるようにしてやれ。そうすれば味方が間断ない車両攻撃によって、有利に戦えるってワケだ。

この道具は、仲間の車両を回復させることができるが、敵の車両にはダメージを与えることができる。トーチカ代わりの敵戦車や、敵の修理待ち車両を削って倒せるかもしれないという事は覚えておいた方がいい。まあ、反撃を食らうなりしてやられるかも知れんが、少しでも削ればマーカーが表示されるから全く役に立たん訳じゃないぞ。どうでも良いことだが、この道具は敵味方関わらず人に当てるとダメージとなるから間違って仲間を削らないようにしてくれよな。敵を削るのは勝手だが、ナイフで切った方が早いし、ポイントも稼げるから、やる意味は特に無いな。まあ、お遊びで、芋虫どもを削るのも楽しいかも知れんがな。

迫撃砲運用法

貴様らが持ってる携帯電話に似た機械、それが砲撃指示器だ。まあ正確にはGPS送信機なんだがそれはいい。指定した場所に数発の迫撃を加えられる便利な代物なんだが、運用には色々と気をつけにゃならん。まず最初に覚えておかなくてはならないのは、「砲撃要請してから着弾にはタイムラグがある」ということだ。これを忘れると、敵の立てこもりポイントに砲撃要請したはいいが、それタイミングを同じくして突入し始めた味方部隊を巻き添えにして一網打尽・・・なんてこともある。戦況を見極めて要請するんだな。膠着状態で敵味方双方動きづらいと言うときに使うのがベストだろう。砲撃で敵の防御網に隙を作って、そこから突破するわけだな。
それ以外では建物、物陰に隠れている敵兵をいぶり出すときに使えば便利だな。

よく戦車に向かって砲撃要請してる奴がいるが、無駄だ。やめとけ。ほとんど直撃しないし、してもダメージは雀の涙。悪いときにゃ特攻してC4仕掛けようとしてる味方を吹っ飛ばすこともあるしな。軽戦車以下なら多少効き目はあるかもしれんが、戦車にやってもこけおどしにもならんぞ。だが、ダメージが全くない訳じゃないから位置を報告できるということを覚えておくといいな。戦車自体を破壊できなくとも、ハッチが開きっぱなしな機銃手をキル出来ることもあるぞ。
「草むらなどに隠れているとき」は十分注意しろ。お前らの持ってるGPS送信機はかなり正確だ。正確すぎて目の前の草むらにちょっとでも照準が引っかかっていると、そこを指定したことになっちまう。そうなるとどうなるかというと、お前の頭上に弾が降ってくるわけだな……。隠れているときは細心の注意を払って指示しろよ。


いいか、援護兵の仕事は「援護」だ。ドンパチも出来る便利な兵科だが、それはあくまでおまけで援護をするということを絶対に忘れるな!


突撃・工・特殊兵共通 グレネード運用法


偵察、援護兵には渡していない、わっかのついたこの球体、何だか分かるな。
そう、噛むとたちまち風味が口の中に広がっていく…って馬鹿もん! これはパイナップルではない! 手榴弾だ!


セーフティキーを抜き、手から離して数秒すると爆発するこの爆弾、突撃兵のグレネードランチャーと違うのは、何かに直撃してもすぐには爆発しないということだ。
放物線を描くのは一緒だな。そのため狙ったところに入れるのは腕がいるぞ。
また、威力もグレネードランチャーより若干増しており付近で爆発すれば一発でぶっ飛ぶ。うまくいけば複数人をまとめて殺すことができる。ただしある程度離れていると致命傷を免れられる。
これらの特性を利用して、次のような使い方があげられる。
○建物内に立てこもる敵兵を倒す、あるいは外に出させる
○遮蔽物の向こう側の敵兵を倒す、けん制する

後者についてはOver and Out第2拠点、Deconstruction 第1拠点で有名だな。特にDeconstruction は弾薬箱がすぐ近くにあるためかなり便利だ。

また、手榴弾を投げることで敵がビビッて「逃げろ」みたいなことを叫ぶので敵がいるかどうかもある程度分かる。

しかし、この手榴弾、投げたらその放物線が少し残るのでどこから投げらえたかが分かりやすい。
その点には注意することだ。

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