セオリー集2

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この先は戦闘車両の使い方について教えてやる。車両兵志望のひよっこどもはそのまま座ってろ。それ以外の連中は解散!

車両

戦車・戦闘車

戦車運用法

攻撃側でも防御側でも見られることだが、戦車砲で敵兵を狙うマヌケがいるようだ。別にそれが悪いとは言わんが、戦車砲は装填も遅い上に爆発範囲がそんなに広くない。ちょろちょろ動き回る相手に対しては圧倒的に不利だ。被装甲目標はなるべくなら機銃手に任せておけ。・・・なに一人で来た? ならお前が自分でやればいいだろう!
では戦車に向いた仕事は何かといえば一に対車両戦闘、二に歩兵支援、三に建物の破壊だ。
まず対車両戦闘だが、これは最優先事項だ。特に機銃手が載っている車両を発見したら何はさておき、お前のぶっといのをぶち込んでやれ。でないと機銃でお前の戦友皆殺しにされちまうぞ! そうでない場合でも金塊箱付近の軽戦車、歩兵戦闘車を放置しておくと、貴様らも知っての通りあっという間にぶっ壊されちまう。工兵のロケット砲に期待するのもアリっちゃあアリだが、人数が少なかったら手遅れになる可能性がある。そんな時こそ貴様の出番だな。2~3発もぶち込んでやればケリが付く。
ちなみにだが、戦車の装甲は前面、側面、背面の順で硬くなっている。つまり、ロケットランチャーや戦車主砲で狙うなら敵のケツということだ。
戦車戦のコツとしては、”先に当てること”・”外さないこと”・”極力ケツを撃つこと” この三つだ。距離、偏差射撃、ケツを取る動き、敵歩兵の有無などなど、細かいことは挙げれば多々あるが、とりあえず最初の三つを覚えておけ。
あとお前が乗ってる戦車の砲弾は対人用じゃないってこともな。

二についてだ。戦車の装甲は強力無比だ。歩兵が持っている軽火器じゃ傷一つつかん。それを活かして、戦車はトーチカ代わりになってやると良いだろう。見晴らしの良すぎる大通りなんかに進出して弾よけになってやるんだ。そうすればお前の仲間達も有利に戦えるだろう。この場合、機銃手が居ることが望ましいな。戦車砲でもそれなりに敵を威圧できるだろうが、相手が屋内に立てこもっているという状況でない限り効率が悪い。・・・まあ遠からずJDAMなりロケットでスクラップにされちまうとは思うが、スクラップになっても盾代わりにはなるからな、まんざら悪くもない。

三だ。これは金塊箱に陣取っているような厄介な敵兵とか、小屋の屋根に潜んでいるスナイパーを壁ごとぶち抜いてやればいい。特に敵偵察兵が隠れそうな建物はなるべく穴だらけにしておいた方が味方は安全だ。金塊箱のある建物はケースバイケースだ。あまり穴だらけにすると味方特殊兵の潜入がばれやすい。この辺は戦況に応じて判断しろ。手当たり次第建物をぶっ壊すのもいいんだが、なるべくなら味方火砲の射程外にある建物を狙った方が火力の有効活用だな。
…重い120ミリ砲弾は放物線を描いて飛んでいくから、相手が思いもよらない遠距離からでもぶち当てる事が出来るのを忘れるな。この場合はガンカメラ視点じゃない方がやりやすい。意外と知られていないが、敵偵察兵のレーザー照準機の射程よりも戦車砲の射程の方が長い。頭に入れておけば安全な砲撃が出来るだろう。

また、戦車は主砲だけではなく、機関銃も強力だが、頭は丸見えだという事に注意しろ。

あと、戦車に限らず、車両は壊されるとしばらく復活しない。やられそうになったら、援護兵に回復してもらえ。

戦車の恐怖・JDAM

偵察兵達のみが持つ対装甲兵器がJDAMだ。
直撃を食らえば戦車でも装甲車でも問答無用で一撃のもとに吹っ飛ばされる強力無比な威力は、敵の姿が見えないことも相まって諸君らを恐怖のどん底にたたき落とすことだろう。

走行中に突然ロック警告が鳴り響き、慌てて飛び降りた所で降ってきたJDAMでドカン。
敵陣のド真ん中、自慢の戦車で意気揚揚と暴れている最中にロックされて、これまた慌てて飛び出して蜂の巣。
これは”非常に最悪”の話だが、ロック音に恐れをなして降車。挙句、敵に装甲車両を奪われるといった軍法会議レベルのマヌケも過去にいた。
戦車に乗ったことがあるなら一度は経験があるだろう。無い奴はよっぽど幸運なのかおおぼらふきかだ。

…ではロック音が聞こえたら最後、ローストチキンか穴開きチーズになってしまう運命なのか。

そんな事はない! ロックされたらまずは全速で真っ直ぐに逃げてみろ。

誘導爆弾の操作可能範囲は意外と「狭い」。
偵察兵を経験した諸君なら解るだろうが、JDAMの操作時のレスポンスは結構緩慢である。
その上、誘導は対象の真上ではなく偵察兵の頭上付近から始まるため、投下直後には結構な距離が開いている場合が有る。わかりやすく言えば、ベテラン偵察兵とてそうそう思い通りの場所へは落っことせない、ということだ。それがこちらの唯一の可能性な訳だ。
であるからして、軽戦車や装甲車ならば全力で走る事で回避できることが多い。ではどう回避すればいいかだが、これは至極単純『まっすぐGO!』だ。なまじジグザグ走行なんぞしても、横に空間がないと結局爆発範囲に巻き込まれてハイ瓦礫というオチになりやすい。だが平野をまっすぐに突っ走れば大して誘導範囲もない上に機敏に動かないJDAMは追いついてこられない。たとえ高低差等で速度が多少落ちたとしても、アクセルをベタ踏みしていればカスリ当たりで済みやすい。
障害物に気を付けて、後はひたすら進むだけでJDAMは遥か後ろに力なく落ちるのみである。

だが、戦車の場合はこうはいかない。
いくらJDAMの動作が緩慢だと言っても、戦車の速力では振り切る事はほぼ不可能だろう。

……では、戦車でロックされたら、大人しくミンチになる他に道は無いのか。

諦めるのはまだ早い! そういう時は身を隠す・・・のではなく、身を翻すのだ。

JDAMが投下される際には、作戦領域を通過する爆撃機のジェット音が上空から響く。諸君らには恐怖の音だな。
偵察兵側の誘導画面は”そのジェット音の直後、ターゲットの偵察兵側手前”に表示され、それから誘導が始まり、さらに一定時間の後、着弾・炸裂する。
ここで注目しておきたいのは、”ジェット音から弾着までの時間はほぼ一定であること”・”偵察兵から見てターゲットの手前から誘導が行われること”だ。
そして先でも触れた通り、JDAMの操作には結構な慣性・タイムラグが存在する。

以上の二点を利用すれば、戦車でも回避できる可能性が見えてくるだろう。

一例だが、手順は以下の通りだ。

1:完全にロックされたら、その直後のジェット音を確認、そして移動を開始する。
移動の方向は前でも後でも構わないが、”後ろに直進”がベストだ。多くの場合、敵偵察兵は金塊・前線側からターゲットを補足している。つまり、”偵察兵側から見て逃げるターゲット”というのは直撃を狙いづらいのだ。
が、戦場では何が起こるか分からない。教科書通りに動けるのはサイボーグだけだ。オロオロするよりは、愚直であろうと前進した方がより回避できる確率が上がるだろう。
2:移動しながらある程度JDAMを引き付ける。
前進、後退ともに速度を出せば出すほど確実になる。
3:あと数秒で着弾すると感じたら、一気に逆方向へ後退(前進)する。
戦車の移動には慣性が付くので操縦は早めを心がけろ。ロック音が消えた後では遅い! 体で覚えろ!

こうする事で偵察兵は急激な戦車の動きにJDAMを合わせる事が出来なくなり、”大抵は”回避する事が可能だ。
また、これを応用すれば狭い場所・短い距離での回避も夢ではないぞ。

この回避法をより確実にする為には、自分でレーザー誘導爆弾を使う事でジェット音から弾着までのタイミングを知る事も重要だ。敵を欺くには敵を知る事が肝心。そこを理解するまでJDAMを100発落としてこい!

それからロックオンがないからといって気を緩めるんじゃないぞ!
地雷にトレーサー、あるいはJDAMの流れ弾などにも注意しろ!


輸送車両

輸送車両運用法

輸送車両はその名の通り、移動・輸送に非常に活躍する乗り物だ。
ただ、輸送ができる分、攻撃の方は戦車のように強力とはいえないし、装甲もロケットランチャーの一撃で壊される(一部車両だと大ダメージ)から、歩兵にはかまわず速攻でいった方が生存率が高まる。また、後ろの席では車両に乗りながらの修理が可能となっているため、(ロケットランチャーに狙われていない限りは)比較的安全に進むことができるはずだ。ただし、進むときに戦車と遭遇してしまうと、恐らくは主砲で一撃だからできる限り戦車と遭遇しないように裏道を通ろう。また、輸送車両は木をなぎ倒しながら進めないから森を通るのはあきらめた方がいい。
特にダメージを受けてもう一撃程度で撃破されそう、なんて時には運転には細心の注意を払え。あるいは降りて逃げろ。上にもあるが輸送車両の走行は極めて脆弱で、スピードを出して木や建物にぶつかるとこっちがダメージをくっちまうほどだ。そんなときに森なんかに入り込んだら下手すりゃ交通事故で自爆するハメになるからな。
余談だがParForTheCourseにあるゴルフカート、ありゃくせ者だから気をつけろよ。装甲何ぞと呼ぶのはおこがましいような防御力しかない。ジャンプして着地に失敗、前のめりに地面に突っ込んで自爆した奴は結構いるんじゃないか?
まこれは極端な例だが、輸送車両はとかくデリケートな乗り物だから運転には細心の注意を払え。分隊道連れにして交通事故死なんて間抜けな真似だけはするなよ!

ボート

ボート運用法

ボートは川や湖、海を泳ぐより遙かに速く移動できる乗り物だ。水上が主戦場となることが少ないこともあって、裏取りには最適な乗り物だ。装甲は無きに等しく、ロケットランチャーで破壊されてしまうが、まあ、見つからなければどうという事はないだろう。一応、グレネードランチャーがついているが、音がうるさいため、進入に気付かれてしまう。

当然の話だが、ボートは陸地を移動できないから、陸にボートが乗り上げてしまうと操縦不能になってしまうので、操縦中に陸に乗り上げないように気を付けたい。乗り捨てるときは敵に奪われないようにわざと乗り上げておいた方がいいかも知れない。

ヘリ

ヘリ運用法

ヘリは他の陸上車両とは操作方法が違い、熟練した兵士でも一歩間違えれば墜落してしまう乗り物だ。つまり、もし、お前がヘリの操縦経験がないなら乗るな、という事だ。ヘリは各陣営に1機ずつしかないため、ヘリを失うという事は大きなハンデとなる。
敵のヘリが見えた場合は最優先で撃破する事だ。機関砲とロケット弾の撃ち合いになるだろうが、機会をみて敵に急接近しロケット弾を撃ち込めば、すぐに撃墜する事が出来るだろう。また、敵拠点に無人のヘリがあった場合は破壊するより奪った方がこれからの戦闘で自軍が圧倒的に有利になれるはずだ。ヘリに乗った瞬間にロケットランチャーで壊されても、敵はヘリを失うことになるし、その間は敵の意識がヘリに向くからその隙に裏から兵を送り込む隙ができるはずだ。

ヘリはこのゲームの中ではもっとも速く、海も陸も関係無しに移動できる兵器だという事も忘れてはならない。
それを利用してヘリを敵陣地の近くに墜落したふりをして脱出し、それで後ろから攻めていくという事もできる。コンクエでは、重要な攻撃手を失ってしまうが、金塊ルールではヘリは金塊破壊に直接役に立つわけではないので、この手は以外と通じる。ただし、これをやるとヘリがしばらく復活しなくなる上に、脱出に失敗すればチケットの無駄遣いになるので腕に自信があって、なおかつ仲間がヘリに乗りたそうにしていない時だけにしよう。

ヘリが最速だということは、敵拠点移動時に、いち早く次の拠点に迫れるわけだ。この時にやっておくべきなのが、まだ誰も乗っていない敵陣営車両へ攻撃し、耐久値を削いでおくor破壊することだ。こうすることで地上部隊の攻撃の援護になるし、また自分が戦車の機銃で攻撃された時も、耐久値の減った戦車などすぐに破壊できるはずだ。敵に援護兵がいる場合は車両を修理して搭乗するだろうが、味方の侵攻の時間稼ぎになることは間違いない。
味方もボート等で速攻→敵車両を略奪しようとしている時はこの限りではないが、基本は破壊の路線でいけばいいだろう。

余談だが、MEC(中東連合)のKa-52はAH-64やMi-28と違い、”点目標”に特化した武装が特徴だ。
操縦席の機関砲は単発の威力こそ小さい物の、ロケット弾と比べて集弾性が高く、発射から着弾までにかかる時間も短い。スプラッシュダメージも結構高いから、密集した敵の分隊はもとより、輸送車や歩兵戦闘車の駆逐にも多大な効果が期待出来るはずだ。
ガンナー席の”誘導ミサイル”はその名の通り、画面内の照準を向けた所へ誘導されて着弾する。装甲車両の弱点でもある上部装甲をピンポイントで狙い撃てる為、主力戦車ですら5.6発ブチ込めばスクラップにする事が可能だ。
但し、このミサイルを命中させるには発射してから着弾するまでの間、ひたすら照準を目標に合わせ続けねばならない。この点を分かっていない者に操縦桿を任せると、ガンナーの放ったミサイルは四方八方を飛び回り、あさっての方向に着弾してしまう事になる。的確に当てる為にはパイロットにホバリングをして貰い、上空で機体を安定させて貰うのが一番だが、あまりに度が過ぎると今度は敵の対空砲火があちらこちらから伸びて来る。運が悪いと上空で穴ぼこにされ、2人揃って『サカタハルミジャン!』な目に遭ってしまうぞ。

攻撃ヘリコプターを操縦するのなら、まずはガンナーとの連携を考え、移動時はクイック、攻撃時はスローな飛行を意識しろ。他の兵器にも当てはまる事だが、三次元を移動する航空兵器は特にこの点が重要になる。操縦士とガンナーの息が合っている攻撃ヘリは、まさに脅威以外の何物でもない。それを目指したいのなら・・・まずはホバリングから練習してみるんだな。

それから……何のことか俺には分からんがオプションでヘリ操作タイプを2にするとやややりやすいとよく聞く。
ほんとにひよっこのやつなら一度試してみるといいかもしれん。



設置兵器


防空システム

対ヘリ戦

この武器はヘリにとっての恐るべき脅威だ。
今作では、ヘリはサブマシンガンでもダメージを受けると言う脆弱な装甲だが、この兵器はさらに大ダメージを与えられる。

と、前置きはこんなところにしておいて、実践で使えるテクニックを少し、解説しよう。

まず、ヘリが最初に攻撃してくるのは防空システムだ。つまり、最初、ヘリを発見しても、できるだけ撃たないようにしないと、ヘリの集中砲火を食らって防空システムごと潰されてしまうのだ。ではどうすればいいか、しばらくして、ヘリが自分の真上に来たぐらいから撃ちまくれ。なぜ、こんなに面倒なことをするかというと、ヘリは真下の敵には有効な攻撃手段は無いから、まず、そこから急にやられたりはしないからだ。また、ヘリは基本的に急バックはできない。そして、真後ろの敵には攻撃の手段がないので、逃げようとしても、相当遠くまで逃げなければいけないのだ。これでヘリを撃墜できるはずだ。

金塊破壊


実はこの兵器はもう一つの名を持っている。その名も"対金塊システム"だ。
なんとこの兵器は金塊箱に1セット打ち込んだだけで、7割以上を持っていく恐るべき兵器なのだ。END OF THE LINEの第一拠点でこの戦法を試すと9割位の確率で、金塊のゲージを半分くらい削れる。4割程度の確率になるが、破壊も可能だ。

防御側としては、やられてしまったらもう遅い。たいていは気付いた頃には半分くらい削られているからだ。もし、打ち込まれている途中で気付いたならば、砲手だけを倒すのがベストだ。砲台ごと破壊するとヘリに立ち向かえなくなってしまうからだ。

火砲

基本

ディフェンス側にとっては悪魔の兵器。それが火砲だ。
有効射程内なら、あらゆる車両・砲台を一瞬で瓦礫に、歴戦の勇者も一山いくらの新兵も等しく挽肉に変えてしまう。しかも発射している方は反撃を喰うことなく絶対安全。時には仲間内で奪い合いが起こるような、罪作りな兵器だ。
発射後、着弾まで数秒の時間が必要なため、常に先を読む能力が求められる。また当然だがその火力は味方にとっても脅威になり得るということを忘れるな。
再発射までのリロードが長いとはいえ、延々とエイムし続けるのは時間と火力の無駄だ。リロード中に視界内で優先順位を絞り、可能な限り最短で撃ち続けろ。
だが、その精度は若干曖昧で、狙っても当たらない! ということがあるが、そこはお前の腕でどうにかするんだな。

破壊すべきものの優先順位

1、攻撃力の高い装甲車両
2、固定設置型兵器
3、敵が狙撃するのに適した建物、障害物
4、金塊の箱のある建物

まず何よりも破壊すべきは、動き出される前の戦車などだ。敵が使用していようがいまいが、”最優先で破壊”だ。
『味方の装甲車両が破壊される前に破壊すること』。ただ倒すよりも大事なポイントはここだな。
ダメージを受けても破壊されていなければ援護兵の修理が効くが、破壊されれば再配備には時間がかかる。味方を守ると共に敵の攻撃力も殺ぐ事ができる。これこそ一石二鳥ってヤツだ。
だが、熟練の火砲手でも動いている車両に当てるのは容易ではない。運転手が道沿いに進むカモならともかく、特に防衛側は”こちらの装甲車・兵士と遭遇するか否か”、そして”装甲車の裏を取るように動くか・こちらの動きを待つか”によるため、不確定要素が非常に大きい。
ベストは破壊、ベターはダメージ。だが、最悪はミスショットだ。
高い火力にはそれ相応の仕事が求められる。無理だと感じたらすぐに次のターゲットを探し、撃ち洩らした装甲車はこちら側の戦車にでも任せておけ。火砲は一撃を大事に使う必要があるからな。
一通り片付いたら次のステップだ。ハイヤーハイヤー!

次に狙うべきは敵拠点の固定砲台だ。特に高射砲・対戦車ミサイル砲台は最優先で破壊しろ。ちなみに対戦車ミサイルは一度破壊されるとその戦場では二度と復活しないことが多い。戦車よりもこっちを優先したほうがいいかもしれんがやはりケースバイケースだ。
これらは進攻の足がかりとなる装甲車両・戦闘ヘリにとって”非常に”脅威となる。味方に優秀な偵察兵がいれば火砲で掃除するまでもなく操縦者を片付けてくれるかもしれん。だが偵察兵は他にもできる仕事・するべき仕事がある。一方火砲手は使っている間は砲撃しかやる事はない。
偵察兵に頼らず、使われているのを確認したら”極力”狙え。ただし『散布界』の問題があるので、一撃で破壊できるかは運次第だがな。

敵の抵抗手段をがあらかた片付けたら、次は敵の偵察兵からの狙撃を軟化させろ。
木立を刈り込み、隠れやすい建物を破壊すれば身を隠しにくくなり、すなわち敵偵察兵の場所が分かりやすくなり対処しやすくなる。できれば破壊するのは攻撃側から見て正面から破壊するといい。
身をさらけ出して、立ち止まって堂々と狙撃しているマヌケ偵察兵など、大した脅威ではない。

味方の進攻の大きな障害を一通り排除できたら、攻撃のサポートに手を変えていくんだ。
あくまでも攻撃目標は金塊の箱そのものではなく、金塊の箱がある建物を完全に破壊することだ。
これによって金塊の箱や、箱のある建物に立て篭もっている敵兵を野晒しにする。
威力は高いが、装填に時間のかかる火砲で金塊の箱への直接攻撃はあまり効果的とは言えない。上でも挙げたが精度は曖昧だ。
残る金塊に目が行くかもしれないが、火砲でしか金塊の箱を壊せないわけじゃない。
もっと他に火砲の雨を待ちわびてる敵の戦車どもがいるはずだぞ。もっと広い視野で探してみろ。
まぁ、味方が新兵共だらけで全く金塊に近付けないのなら、唯一の対抗策になるかもしれんが。
逆に、爆弾設置後の金塊箱の解除防止に撃ち込むのもイイが、味方を多量に昇天させるリスクを孕んでいる事に注意しろ。
一般家屋に隠された金塊箱目掛けて撃ち込んで自軍ゲージを大幅に削った挙句、解除阻止に失敗したら懲罰大隊送り決定だ。

火砲を好んで使っているそこの貴様!火砲は効率よく運用することによって、窮地に陥っている味方を救うことができるのも忘れるな。特に昨今、ヘリの操縦が大人気である。このヘリの脅威となりうるのが、対空砲もそうだが、“戦車の機銃”だ。
防御側の戦車乗りは、場合にもよるが、大抵は一人で乗っている。だからヘリが来たら、一人二役をし、
運転をやめて対空砲火を始めるわけだ。
...わかるな?静止している車両ほど、絶好のカモはない。それが火砲の射程外ならしかたないが、射程内で火砲の洗礼を待ちわびているなら、望み通り即刻破壊してやれ。そのためにも、常に敵戦車の動きには気を配っておくんだな。

リロード中

それが直撃して大きな戦果を挙げようが、はたまた完全なミスショットで味方から白けられようが、
とにかく火砲を1発撃ったら長いリロード時間に入る。この間にお前らなら何をする?
何、そのまま装填されるまで待つしかない?よし、お前は今すぐ外に出て腕立て100回だ!

火砲潰しに来てる敵がいないか警戒する…… まぁ悪くない。
偵察兵の狙撃やレーザー照準機、工兵によるロケランスナイプ。妨害される要素も多いからな。
だが操縦席に誰も座ってない間はリロードされないという事を忘れるなよ。
それに、もっと何か忘れてないか?

火砲の照準は通常と同じで、敵を照準中央に捉え続けることで味方全員に位置を知らせることができる。
もしもまだリロードが終わらない間に戦車を見かけてしまっても、見過ごす必要はない。
照準を付けて追い続ければ味方に敵戦車の居場所を知らせることはできるんだ。
同様に、固定砲座に取り付いたり、木立に潜り込んだ敵を捉える事も有効だ。
ただ砲撃するだけが能じゃないって事を忘れるなよ。

その他

拠点移動後に破壊されると、そのまま二度と沸かないことが多い。
火砲の視界・軍の視界にはどうやっても限界がある。視界の端からソロソロと近づく敵兵までカバーすることは出来ない。故に破壊されること自体は仕方ないが、拠点移動後に元拠点の火砲を敵に奪われるという非常に愚か極まりない砲手も稀にいる。
こうなってしまうと制圧に重要な車両が悉く破壊され、ただでさえ前線に人数が欲しいというのに、奪還のための人員を割かなければいけなくなる。その隙に敵は強固な防衛を築いてしまう。最悪だ。
”敵に火砲を奪われること”。これだけは絶対に避けろ。いいか、絶対にだ!
対策としては、特殊兵でトレーサーを撃ち込んでおくというものがある。

敵兵に狙撃されてリスポン後、敵が使っているかどうかを確認できれば、自軍チケットの消耗を防げるかもしれない。

念のためにいっておく。上でも触れたが火砲は大人気だ。前線に出ないような糞ノータリンどもが列をなして順番待ちを作るぐらいにな。破壊された火砲の前で復活待ちをするのは(戦力が下がるのでもちろん褒められた行為ではないが、砲撃をとぎれさせないという意味では)百歩、いや一万歩譲ってまあ良しとしよう。
だがな、すでに搭乗している射手を殺してまで乗るなんてのは言語道断だ。そんな真似してみろ、百回どうだとかB-COMPANY送りだとかじゃなくて、略式軍法会議すら無しの銃殺刑ものだぞ! たとえ乗ってる奴が極めつけのマヌケで期待したところに弾を落としてくれなくても仲間は仲間だ。先約がいたらさっさと諦めて最前線へ行け!
された奴、災難だったが遺族年金の手続きはしといてやるから潔く諦めろ。来世になっても復讐しようとか思うなよ、事情を知らない奴が見たら貴様が裏切り者に見えるぞ。なに、そういうTKのくそったれには必ず天誅が下るもんだ。敵偵察兵のJDAMとか銃弾に姿を変えてな……

防御側での火砲対処

今まで攻撃側の立場で火砲について説明してやった。どれだけ火砲が防衛側にとって驚異的存在かと言うことは出来の良くない貴様らでもちったぁわかっただろう。
では、その火砲が自分たちに向けられた場合どうすべきかということを教えてやろう。

貴様らの出鼻を挫くようではあるが、一度発射された火砲から逃れるのは無理だ。
一応着弾の前触れのような音はあるものの、だからどうこうしようというのはほぼ不可能だ。一発目が着弾してまだ生きてたら、当たらないように祈りながら全力で逃げるんだな。
なら神頼みをするしかないのかといえば、そういうことでもない。
さっき俺が「破壊すべき優先順位」を教えてやったな? つまり逆に言えば、これらは”非常に火砲で狙われやすい所”ということだ。よって、ブラブラとそんなところへ行くべきじゃない。
相手が貴様を狙っているかどうかは知らんが、巻き添えを食うハメになるのは確実だからな。

例を挙げよう。戦闘開始直後、我先にと戦車に群がる。先着一名の座席をもぎ取り、さぁ運転! ……そこに情け容赦なく降り注ぐ砲弾。哀れ、瓦礫とミンチの完成。
……オアシス第一拠点で良く見る光景だな。あそこは火砲が戦車と防空システムを一度に狙える為、開始直後に砲撃が落とされることの多いポイントだ。
他には、農場MAP第一拠点の対戦車ミサイル砲台近辺でのスナイプだ。正面からノコノコやってくる新兵や、砲手を狙うスナイパーをカウンタースナイプするには絶好と言ってもいい、屋根・銃眼と防衛側偵察兵には絶好のポジションでもある。
が、残念ながらそこにはあと数秒後に砲弾が降り注ぐ。少なくともセオリーを知っている砲手にとっては「お、オマケでボーナス貰えた」と笑われるくらいのポイントだ。

こちらにとって有利な場所というのは、確実に警戒される。これはアタック・ディフェンス問わず、更にはどこの戦場でも一緒だ。覚えておけ。更に言えば、第一拠点且つ開始直後且つ砲台・車両の付近は非常に危険だ。とはいえこればかりは読み合いでもある。敵に熟練の兵士がいるか・そいつが火砲に乗るか。一概にこれが答えと言い切れない面が多い。言ってしまえば運次第だな。

防衛などでやむを得ず行かなくてはならない場合、一カ所に長居をしない・固まらないという事が重要だ。
例えばの話、貴様が分隊唯一の生き残りになってしまった。貴様は天井の無い金塊箱周辺でじっとしている。
そこに味方が次々にリスポンし、一瞬の安堵。しかし、そこへ砲弾の雨…… 四人分のミンチの出来上がりだ。
ちょろちょろ動いてたってツいてなきゃ吹っ飛ばされるのには代わりないが、だからといって進んで的になってやる必要もない。
鈍亀や芋虫みたいにのんびりしてないで、MOVE!MOVE!!MOVE!!! だ。脳みそ筋肉の貴様らにとっちゃあれこれ考えるよりは簡単だろう?

だが、これらはあくまで対処法にすぎん。撃たれてしまえば被害が出るのはほぼ確実。
ならどうすればいいかといえば、答えは簡単で「殺られる前に殺れ」だ。こういうときにこそ偵察兵の出番といえるだろう。

火砲は敵拠点、つまりリスポンポイントにある。
何も考えずに真っ正面から行けば、復活してきた敵から銃弾の雨をプレゼントされるのは当然の話だ。
だからこそ見つかりにくいギリースーツをまとった偵察兵が単身潜入し、遠距離狙撃で射手を排除。あるいは爆撃要請で火砲もろともぶっ飛ばす。これがベストだ。
レーザー照準機をアンロックしているならコイツを使った爆撃が最善だな。
これならどこから爆撃してるのかは相手には分からない。潜入工作にとっちゃ一番重要な事だ。
もし射手を狙撃する場合に重要なのは、確実に1Shot1Kill・・・頭を1発で撃ち抜くんだ。1発で仕留められなきゃ、ダメージを受けた時の方向を表すマーカーでこちらの居る方向がバレちまうからな。M95担いでく位なら、VSSでも持って行け。
援護兵が潜入して、敵に察知されない『支援砲撃』で片づけるのもイイが、藪や物陰に隠れて要請すると自分に砲弾の雨が降り注ぐ事があるから気をつけろ。

もし運悪く第一拠点を占拠され、敵リスポンポイントがこちら側によってきているのならもうちょっと別な方法もある。
そう、ぽつんと取り残されてる火砲を拝借して味方のために使わせてもらえばいい。
敵がわらわら沸いてくるわけでもないしそう難しいことではないだろう。
もちろん使っている間は奪い返しに来る敵に注意しろよ。貴様の戦績は味方だけでなく敵にも見えてるからだ。

対戦車ミサイル

基本的に防衛側に配備されている兵器でロシア及び中東軍はKornet、アメリカ軍ではTOW2が設置されている。
この兵器は車両に対して恐るべき脅威となるだろう。
なぜなら、主力戦車以外の車両は直撃した瞬間に大破するからだ。主力戦車でも二、三発で鉄くずにしてやることができる。

この兵器の最大の特徴、それはマニュアルでの誘導が可能な点だ。ミサイルは発射される誘導装置画面の中心の点に向かって飛んでいく、またこの状態で視点移動を行うことで上下左右にカーブを描いて打ち込むことが可能だ。
工兵のロケットランチャーの項でも述べたように装甲車両は正面が最も耐久力があるように設計されている。
そして側面、特に背面は装甲の耐久力は比較的低い、敵車両を迅速に撃破したいなら極力正面以外を狙うとよいとされている。それはこの兵器においても同一であるが、敵車両に正対した場合でも軌道を操ることにより敵車両の側面を狙い打つことができる。

欠点として固定兵器であるため発射から誘導、着弾までの間は無防備になってしまう、火砲がある場合は「いい的」になってしまうなどの点が挙げられる。
そのため常に誘導装置を覗いているよりも敵車両の接近に対してカウンターとして一時的に使用するといった形が望ましい。



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