ルール紹介

Badteloids(バクテロイズ)は細菌、ウイルス、寄生虫、真菌を題材としたカードゲームで、
大まかなルールは昔あったカードゲーム『神の記述』をかなり参考にしています。



 ⑧ ⑨ ⑩
④ ⑤ ⑥ ⑦ 相手のフィールド
 ① ② ③

 ① ② ③
④ ⑤ ⑥ ⑦ 自分のフィールド
 ⑧ ⑨ ⑩

バトルはこのようなフィールド上で行われます。まんま神の記述ですね。
6角形の全10マスのフィールドに自分の手札から菌カード(寄生虫やウイルスまでを菌と称して良いかは微妙ですが、
便宜上全ての病原体カードをこう表現します)を召喚し、
フィールドに移動して相手の菌とバトルして、相手に感染し、
ダメージを与えることがこのゲームの目的です。



では1ターンの大まかな流れを見ていきましょう。
まず山札は32枚、手札は5枚、山札の枚数は後で変えるかもしれません。
ターンの初めに手札が5枚になるように山札からカードを引きます。
その後自分の行動ポイント(以下AP)が5ポイント追加されます。
APとはフィールドに菌を召喚したり相手のフィールドに移動させたりする際に
消費されるポイントです。
強い菌の召喚時などはより多くのAPを消費することになります。
自分のターン中はAPの許す限り好きなだけ行動することができます。
使い残したAPは次のターンに持ち越されます。太っ腹ですね。
便宜上、APは山札から裏のまま引いたカードの枚数で表します。
つまりAPを消費するたびに裏にしているカードを山札に戻すわけです。

カードの内容の説明についてはカードの見方を参照してください。



次は1ターンの流れを見ていきましょう。
前述のとおり、ターン開始時にカードが5枚になるように山札から引いて、
APも5点追加してさあ行動開始です。
なんといっても菌を召喚しないと話になりません。
なるべく低コストで、分布力の高い(分布力コストが0の)カードから
出していきましょう。どんなカードゲームでもこんなもんです。
フィールド上の菌カードは、以下の行動をとることができます。
①移動
②転移
③バトル、感染
①、②、③の中からそれぞれ1つずつ行動をとることができます。
移動とはそのまんま、6角形のフィールドの中で隣接したマスにカードを移動させることです。
転移とは自分のフィールドから相手フィールドに菌を移動させることです。
フィールドのマスに番号がつけてありますが、相手側と同じ番号のマス
移動させることになります。相手のフィールドから自分のフィールドに戻すことも
もちろん可能です。この辺も神の記述のまんまですね。
また自分と相手のフィールドの①、②、③間は転移ではなく移動扱いで行き来できます。
つまりは転移コストを払わずに相手のフィールドにいけるわけです。
転移コストの高い菌は積極的にこのマスを陣取りましょう。
感染とは相手フィールド上において、菌を感染状態にすることです。
感染状態の菌カードは横向きに配置して、以後行動が取れなくなります。
上級者テクですが自分のフィールド内で感染状態にすることも可能です。
感染についてはまた後で説明します。
また自分のフィールド上に3枚以上カードがある場合(=分布コストの最大数を超えているとき)
裏向きでカードを出すことができます。(コストは当然ちゃんと払います、この際多めに払うことは可能です、
弱いカードを強く見せかけたり)行動時(移動、転移、バトル時)には表にします。
すでに前のターンに出した菌であれば、たとえば移動させたマスでバトルしてその後に転移したり、
転移して移動したマスで感染状態になったり、いろいろできます。
ただしバトルした後に感染状態になることはできません。③の行動を2回行うことになりますからね。



ではカードゲームの醍醐味、菌同士のバトルについて説明しましょう。

同じマスに2枚の菌カードが存在したらバトル開始です。
これはもうシンプルに攻撃力が高いほうの菌が勝ちます。
バトルに負けたカードは取り除かれ、勝ったカードがそこに居座ります。
なお、菌の攻撃力と言ってもどうせ1から6くらいまでしかないので結構同じ攻撃力同士でのバトルというものも出てきます。
そこで登場するのがじゃんけんマークです。菌には感染様式を基にした固有のじゃんけんマークが存在します。
グーは経口・接触感染、チョキは血液感染、パーは飛沫・空気感染を表していますが別にこの設定はゲームには関係ありません(笑)。
同じ攻撃力同士でのバトルではじゃんけんマークを使って勝負をして、じゃんけんに勝った方のカードを勝ちとします。
攻撃力もじゃんけんマークも同じカード同士の戦いの場合、両方のカードが破壊されることになります。

感染状態のカードは相手に攻撃された場合、攻撃力ではなく、防御力、あるいはじゃんけんマークを使って勝負します。
一般的に攻撃力よりも防御力の方が高い菌が多いです。例外もありますが。
この場合も普通のバトルと同じように、攻撃側の菌の攻撃力が感染状態の菌の防御力を上回れば感染状態の菌は破壊され、
攻撃力、防御力が同じであればじゃんけんマークで勝敗を決めます。
なお、攻撃側の菌が感染状態の菌を破壊できなかった場合は、攻撃側の菌はバトル前の配置に戻されます。
感染状態の菌は防御に徹しているわけですから攻撃側の菌は破壊されるわけではないんですね。




そして相手フィールド上で感染状態にある菌の攻撃力の合計が10ポイントを上回ると、『総攻撃』を仕掛けることができます
イメージとしては相手人体を直接攻撃して殺すようなものですね。
『総攻撃』を宣誓された側のプレイヤーはこれを阻止できなければ負けとなります。次のターンで何としても阻止しなければなりません。
阻止する方法は2つ、まず一つは相手の感染状態の菌を破壊するなどして合計ポイントを10ポイント以下にすること。
これにより総攻撃は阻止されます。
または条件は厳しいのですが、1ターンの間に自分の菌の感染状態の合計ポイントが
相手の合計ポイントを上回ること。これにより相手の総攻撃が阻止されるばかりか
自分側の勝利となります。この場合、自分の合計ポイントが10ポイント以上である必要はありません。
総攻撃を宣誓するときには十分な余裕をもって行う必要があり、
また相手が総攻撃をしてきた時に備えて1ターンで点数をひっくりかえせる
切り札を隠し持っておかなければならないという駆け引きが楽しめるでしょう。
最終更新:2008年07月20日 15:17
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