ラグランジュポイント【Lagrange Point】


主星と従星の公転面に、無視できるほど小さい質量の衛星を配置すると安定する場所。フランスの数学者、天文学者ラグランジュ・ルイ・ジョゼフ(Lagrange, Joseph Louis 1736-1813 もとはイタリア人で、ジュゼッペ・ルイジ ・ラグランジアという。トリノで生まれ、その後パリに移り住みフランス市民となった)が制限三体問題の解として求めたもので、L1からL5までの5つの解がある。

L1からL3までは主星と従星を結ぶ直線上に位置し、L4とL5は主星・従星を1辺とする正三角形の頂点に位置している。地球圏では主星を地球、従星を月として求められるラグランジュ・ポイント上にスペースコロニー群が設置されている。

また、主星を太陽、従星を木星とした場合のL4、L5の位置にはアステロイドベルトが存在している。

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最終更新:2006年12月06日 15:18