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09:00-10:30 第01回 ガイダンス

導入の時間とするために、シラバスの内容を確認しながら、本授業の大きな枠組みについて重要なトピックスを紹介しつつ進めていく。なお、芸術論に関する情報はhttp://www11.atwiki.jp/art/pages/4.html
にて随時、追加・更新していく予定です。

1-1どんな授業にしたいのか。
 新しい芸術表現にであったときに、拒否的にならずに「何が起きているのか?」というふうな知的好奇心に満ちた態度で「芸術表現」を楽しめるような姿勢を作りたいと考えています。芸術表現を解釈する事を通じて、文字に記述されていない現象を言語化する力もあわせてつけていきたい。

1-2少しは美術史の事を知っておかないと。
 芸術家は思いつきで作品を作っているように見えるが、一般的には一時代を画する芸術運動や作品、作家について一通りの知識を持っており、それらとの関係をいつも意識している。特に画学生の時代には、模写を中心としていわゆる傑作を徹底的に真似して「構図や配色」などの作画上の技能について「観察と描くという行為」を通じて少しずつ自分のものにしていく。模写をすると、作品の影響から抜けがたくなる、という考え方もある。が、こういう場合はその芸術家が持っているオリジナルの才能が弱かったのだろうから、しようがない、という受け取られ方をする場合が多い。真似して潰れるような才能は、大したモノではない、という考え方が底流にあるようだ。
 過去の傑作をベースに改変したり再構成したりする、本歌取りに良く似た手法で新しい傾向の作品を生み出すための試作を行うのは、一般的なことだという指摘もある。
 「本歌取り」については、http://kotonoha.main.jp/2004/03/29honkadori.htmlで比較的わかり易い解説がある。

1-3どれだけの芸術家(画家、彫刻家)を知っている? 試しに、有名だと思う芸術家(画家、彫刻家)名を一人あたり一人ずつ順番にホワイトボードに書いてもらおうと思う。ダブりが無いように注意しながら、これ以上は思いつかない、というところまで続けてみる。
 芸術論ではこの課題を毎年行っている。ほとんど同じような傾向が現れる。後に参考になるので、メモしてほしい。全部が出揃ったあたりで、傾向、時代にあわせて大まかな分類をしてみる。ここで重要なのは、芸術家の名前という知識がどのように作られていったのか、ということ。そして、各自の中でそれらの名前と作品の画像がしっかり頭の中で結びついているかどうか?ということである。
 注目してほしいのは、ここで頭に浮かんだ作品画像を美術館で見てイメージを強固なものにしたのか、それとも主に画集やTVなどのメディアを通じて覚えたものなかどうか、、、という点である。

1-4メディアと芸術の関係について
 ならば、メディアを通じて芸術作品に接する事ができるようになったのがいつ頃からなのかが気になる。新聞はマスメディアとして一番古い部類だから、これを例にとる。新聞を大量に印刷し短時間に配布するには、印刷工場と輸送システムが必要になる。これを成り立たせる社会資本はいずれも産業革命を達成した国家でのみで可能となるので、一番早い段階としては19世紀後半が端緒ということになる。同時期に写真術や映画といった20世紀の映像文化・産業を担う技術がでそろい一般化して行ったことも忘れてはならない。
 ところで、日本は?
 産業革命にやや遅れて着手したものの殖産興業策を通じて強力に推進した明治政府のおかげで、瞬く間に欧米先進国に接近した。「1868年に小冊子形態の新聞が刊行され、佐幕色の中外新聞、江湖新聞(1868年創刊)が、1870年には日刊紙である横浜毎日新聞が創刊される。1872年には東京日日新聞、郵便報知新聞などがそれぞれ創刊。1874年に讀賣新聞、1879年に朝日新聞が創刊。(フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より」
 なお、興味深いのは、日本においては美術館の整備が著しく遅れたため(第二次世界大戦後まで)マスメディアである新聞社が主催する展覧会が芸術の啓蒙に大きく寄与した事実だ。状況は変わらず、現在も続いている。

1-5更なるマスメディアによる情報の提供
 近年のマルチメディア技術の大衆化によって、TV番組やDVDなどを通じた解説付き、もしくはゲーム形式による芸術との出会いも珍しく無くなってきた。たとえば、映像付で岡本太郎を紹介した第二日テレのコンテンツがあるので、以下に示す。http://www.dai2ntv.jp/
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