(試合前、特設のモニターに突如映像が映し出される。
映し出されたのは、海をエンジョイする遠津法一その人であった。)
遠津「いやぁ、Genesisの選手達の熱戦を間近で見られて、
なおかつ取材の合間にこうしてひと夏のアバンチュールを
楽しめるなんて・・・・・・ホント、最高だなぁ!」
(空を見上げ、最高の笑顔を見せる遠津法一。その時!)
??「・・・・・・ダークダクダク、ソールソルソル・・・・・・」
遠津「!こ、この忌まわしい響きはもしや・・・・・・・ああっ!!!!」
(振り向くとそこには、かき氷の屋台の中で白目をむいている
麦わら帽子をかぶったダーク・ソウルの姿が!)
遠津「だ、ダーク・ソウル選手!!」
DS「・・・・・・ソウ、我ガ名は、ダーク・ソウル・・・・・・・・。
良ク、分カッタナ。」
遠津「な、なんで貴方がここにいるんですか?
今度は一体何を企んでいるんですか!?」
DS「(右人差し指を立てチチチ、と首を横に振り)
タダで教エテヤル訳ニはイカナイ。
・・・・ソウダナ、ワがカキ氷ヲココデ食シテイクとイウナラ
教エてヤラんデモ無い。」
遠津「!!ほ、本当ですか!?」
DS「アア、本当ダッテ!!」
遠津「わ、分かりました!それじゃあ氷イチゴ1つお願いします!」
DS「・・・・・・・・・・・・ン。
シカラバソコで待ッテイルがイイ。」
(指差されたベンチに腰掛け汗を拭う遠津法一。
しばしの後、目前に特大のかき氷が差し出される。)
DS「・・・・・・・・・・待タセタナ。」(ドン)
遠津「お、これはまた見事なかき氷ですね。
しかもシロップがたっぷりかけてあって、もう真っ赤ですよ!」
DS「・・・・・・・・・・・・フハハハハ、褒メヨ称エヨ(▽v▽)」
遠津「あ、でもコレ、本当にイチゴなんですか?
もしかしたらいつもの毒霧かなんかだったりなんかして?(^^」
DS「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(-w-)」
遠津「・・・・・・・・・な、何で急に黙るんですか!?Σ(T□T)」
(色々あったが何とか食べ進める遠津法一。
気がつけばあれだけあった氷イチゴも最後の一匙を残すのみ)
遠津「ふぅ・・・・・・・・さすがにこの量は厳しかったなぁ。
でも、これを食べればダークソウルの謎がついに明らかに!!
デスク、遠津法一は男になります!!でやーっ!!」
(気合一閃、残りを全部平らげる遠津法一。
さしものダークソウルも感嘆しているらしく、白目をカッと見開いている。)
DS「・・・・・・・・ムゥ、汝、実ニ見事ナリ。(▽v▽)」
遠津「こ、これが闘強スポーツ記者魂ですよ。ダークソウル選手!!!」
(そういってビシッと勝利のVサインを掲げる遠津法一。
ダーク・ソウル、それを満足そうに眺め、ゆっくりと頷くと)
DS「・・・・・・・・2杯オカワリ追加。」
遠津「え、えええええええッ!!??Σ(゚□゚;;;;
(自分のVサインにようやく気付いて)
ち、違うんです、ま、待って下さいダーク・ソウル選手!!
これは2を意味したんでは無くて勝利のV・・・・・・・・・・」
DS「・・・・・・・・・・待タセタナ。」(ドドン)
遠津「・・・・・・・・・・・・(T△T)」
(刹那、どこからともなく猫の鳴き声が。
よく見ると、遠津の足元に一匹の黒猫がチョコンと座っている。
その姿を見たダーク・ソウル。おもむろに麦わら帽子を取り)
DS「・・・・・・・・フハハハハ。次ナル魂ガ遂ニ見ツカッタカ。
・・・・・・・・面白イ。ワが邪界ニ誘ッテクレヨウ(▽v▽)」
(そう言うと魂の抜け殻のようになってる遠津に対し)
DS「・・・・ソウソウ。オ代ニツイテハ後日邪界ヨリ請求書をソナタノ元へ
送ラセテモラウ。楽シミにシテルガイイ。
・・・・・・良イカ、ワが名ハ、ダーク・ソウル・・・・・・。
・・・・・・マタ、逢オウ。」
遠津「!ま、待って下さ・・・・・・・・!(頭を押さえ)
・・・・・・・こ、氷の食べ過ぎで頭がキンキン・・・・・(TT)」
(悶え苦しむ遠津がようやく頭を上げたとき、
既にそこにはダーク・ソウルの姿は無かった・・・・・・・・)
最終更新:2007年03月10日 07:47