(夜の神社、一人、階段をうさぎ跳びで登っていく人間がいる。 暗闇のため顔は判別できないが、黒いTシャツ越しにもその身体が鍛え抜かれている事だけは見て取れる。 階段を必死に登っていくその人間。やがて、ゴールが見えてくる) ??「ハァ・・・・ハァ・・・・もうすぐ・・・・1000段だ・・・・・・。 996・・・・997・・・・998・・・・99・・・・・・・・」 (999段目にさしかかったとき。突如、どこからともなく謎の声が響いてくる) 謎声「フハハハハ・・・・闇の中、さすらう者よ。」 ??「!?・・・・・・誰だ、アンタは!?どこにいるんだ?出て来い!」 謎声「予言の通りだ・・・・・・丑三つ時、999の段を刻むもの、我が魂にその身体を捧げん・・・・・・・。」 ??「っく・・・・・・・何だ・・・・・・アタシの・・・・・・カラダが・・・・・・」 謎声「・・・・・・・・ダークダクダクソールソルソル・・・・・・。 眠れ、そして、目覚めよ!!!」 (一瞬、その場に閃光が走り、闇と沈黙が再びその場を包むこむ) ??「・・・・・・・・・・・。」 (階段の999段目、その女は倒れこんだままでいた。 刹那、風が彼女の頬を撫でる。) ??「・・・・・・・・ン。」 (意識を取り戻しゆっくりと起きあがってきた彼女。 だが・・・・・・・・その顔には邪悪な表情と奇妙な模様が刻まれ、 そして何よりその目は・・・・・・・・白目をむいたままだった。) ??「・・・・・・・・・・我、目覚メたり。 我ガ名は・・・・・・・・ダーク・ソウル・・・・・・・(▽v▽)」 (・・・・・・いつしか、夜は明けようとしていた。)