84pの小説 ラストサムライレビュー


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某番組で、『ラストサムライのエキストラの一人が馬に××を蹴られるシーンが有る』というシーンを再度見るためだけに見た映画でしたが、


ここまで笑わせてくれる映画だとは思いませんでしたよ。


まず、町並みが不自然さが笑いを誘う。
家一軒一軒はそれらしく作っていますが、街道が広く西部劇のような印象を受けます。
いやぁ、日本の町をわざわざアメリカ風に作るなんて、きっと俺は知らない映画か何かのオマージュなんでしょう。勉強不足で申し訳ない。


他にも冬だというのに植物が真緑だったり、顔や手にスリキズやドロなんかが全くなく、服にシミひとつないなど、
少し考えれば判るようなことにも妥協し、スタッフの方々の手間を極限まで省いた良心的シーン、
ここまで見事な手抜きシーンは初めてかもしれません。 日本でこんな事をやったら素晴らしすぎて放映できませんよ。


特に戦闘シーンといえば、イソップ寓話的なまでにリアリティを削った演出。
鉄の塊を着た人間を乗せたまま山道を走るという、競馬業界の常識を覆すシーンを撮影! チャレンジャー精神アッパレですね!

他にも真夜中の奇襲シーンで、 時代考証上は既に絶滅している 忍者に似た人達の殺陣もカッコウよかったし、
ラストシーンの戦争シーンは俺のような凡人には理解できない事象の連続!
主人公の武器が飾刀。(こんなに短い刀で馬の上から人間を殺すなんて、本当に斬新ですね!)
刀を投げたら人間の胸を貫いて殺せる。(弓矢より重い刀を、腕力のみで弓矢より正確に飛ばすなんて、さすが主人公!)
鎧を着てても身軽に動ける。(どうみても5キロ以下としてか思えない鎧! 軽量化が進んでいるんですね!)
鎧なら弾丸を受けても意外と大丈夫。(こんなペラペラでふにゃふにゃのヤツで防ぐなんてすごいガッツですね!)
ガトリング砲の弾丸が胸にもぐりこんだ状態で落馬しても、問題なく動ける。(その後のシーンから五体満足であることが分かる、落馬しただけで骨折する現代人とは違うんだね!)
乱戦となった筈なのに人数分の馬が無傷で生き残っている。(冷静に考えれば、馬は人間以上に傷つきやすいはずなのに、馬を攻撃しない敵の人達のサムライスピリッツは凄いね!)

シナリオ的に漫画や小説ならただの良作で終ったかもしれない作品ですが、
映画という俳優の爆笑演技までもネタに含んだ、今年見た映画で最も強い笑いとストレスを残した映画!


さぁて、ベタボメしたところで、この映画がどんな映画かはっきりしましたね、ズバリ、『米国がどれだけ日本の文化を勘違いしているか』を再認識させられる作品。
設定などの裏付けが無く、漫画や映画などから誤って伝わっている物のみで構成されるというフヌケさ。
たまに勘違いしてる方が居ますが、『迫力のある画像』は監督や俳優の手柄とは呼べません、ほとんど効果スタッフの手柄です。

こういう映画が高く評価されるんだから、最近は有名映画=ネタ映画で、一歩マイナーぐらいのところに良映画がある。
(漫画や小説でも同じことが言えますが。)

正直、映画を楽しむなら高い金を払って新しい映画を見るのではなく、レンタルビデオ屋で古き良き映画を見た方が無難。

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