84pの小説 デーモン語り


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第一章 デーモンの歴史 


さて、デーモンというカテゴリーの最初のカードは言わずと知れた〔デーモンの召喚〕。
漫画では最初のデュエルである遊戯VS海馬(第一戦)で悪魔系ベストファイブに入るモンスターとして登場。

その〔デーモンの召喚〕はOCGでの活躍も素晴らしい。
登場した当時、生け贄2体の〔真紅眼の黒竜〕や〔暗黒騎士ガイア〕を鼻で笑う攻撃力2500を持ちつつ、それでも生け贄1体で出せる。
第一期時点では、使われている上級といえば〔リボルバー・ドラゴン〕か〔デーモンの召喚〕ぐらいでした。
〔デーモン〕が高価で入手できないユーザーは、泣く泣く〔フレイム・ケルベロス〕やら〔エア・イーター〕を使っていました。

これでちょっと経った辺りで生け贄1体で同じく攻撃力2500の〔サイバティック・ワイバーン〕が登場。
ただ、当時は〔黒き森のウィッチ〕が使えたので、守備力の低い〔デーモン〕の方が上位カードとして扱われていたように記憶しています。

そのあと、強力な効果を持つ〔人造人間-サイコ・ショッカー〕、〔天空騎士パーシアス〕、〔ヴァンパイア・ロード〕といった第二期上級陣が登場して弱体化。
それでも当時は〔早すぎた埋葬〕や〔リビングデッドの呼び声〕、〔死者蘇生〕と特殊召喚する手段が豊富。
故に『〔ショッカー〕を戦闘破壊する為に〔デーモン〕を蘇生!』という流れが有効だったので、一線級と呼べるカードだったはず。
しかしながら、いつの間にか、本当に気付かないうちに、何かのタイミングで、〔デーモンの召喚〕はデュエルから姿を消しました。
忘れされれていた頃、ドサっと現れたのが闇魔界の脅威、チェス系デーモン軍団です。



…どうでもいいんですが、原作登場の悪魔系カードで攻撃力2500以上というと…

1位 〔仮面魔獣デス・ガーディウス〕 (攻撃力3300)
2位 〔仮面魔獣マスクド・ヘルレイザー〕 (攻撃力3200)
3位 〔闇魔界の覇王〕 (攻撃力2600)
3位 〔デビルゾア〕 (攻撃力2600)
5位 〔デーモンの召喚〕 (攻撃力2500)

…となり、ギリギリで5位。
(〔トゥーン・デーモン〕は原作ではカード自体は存在していないので含まない。)
そのあとも遊戯王Rで悪魔系の強力カードはゴロゴロ登場しているので、おそらく既にランク圏外。
原作漫画の世界でも、流行に取り残されたカードということになっていそうだ。



第二章  デーモンの区別 

さて、『○○と名の付くカードに~~』という効果は多い。
しかし、その中でもトップクラスにアバウトなカテゴリが今回のテーマ、『デーモン』である。

本来は〔堕落〕や〔デーモンの雄叫び〕は、チェスデーモンたちだけの補助カードだったはずだが、それは異なる。
デーモンという言葉が『~~の戦士』とか『~~ドラゴン』のように、あくまで名前の一部として含むカードが多いのだ。
その極例が〔インフェルニティ・デーモン〕や〔サイバー・デーモン〕の2体だろう、サイバーやインフェルニティでありながら、デーモン系補助を受けられる。

特定のパックで一気呵成に強化されることもないが、ジワリジワリと確実に強さを増している。
シンクロにおいてもデーモンと名の付くカードはなんと3枚、他のデッキテーマに比べても遜色ない枚数だ。
ただまあ、そのうちの1体はデーモンデッキで召喚するにはエクゾを揃えるくらい難しいので、実質レベル8が2体有るだけだが。


第三章  デーモンの補助 


デーモンデッキを組む上で、最初に考えるのはどの補助カードを使うか、ということ。
実戦レベルで存在するカードは4種類しかない。 〔万魔殿〕〔堕落〕〔デーモンの宣告〕〔デーモンの雄叫び〕だ。


万魔殿-悪魔の巣窟-
チェスデーモンの維持コストを緩和し、破壊されれば後続のデーモンをサーチできる。
どちらの効果も弱くは無いが強くも無いというのが本音だと思う。
ライフコストもそれだけで致命傷になるほどではないし、デーモンはレベル4アタッカーには数があるが他のレベルは微妙。

枚数は稼げるが、ガジェットや〔黒旋風〕に比べると…微妙、っつーか、なんつーか。
ただ、ここで注目すべきは、〔プリズンクインデーモン〕や〔デビルマゼラ〕の発動条件として必要である、ということ。
専用補助の〔ジェネラルデーモン〕もあることだし、手札に加えるのは容易。


〔堕落〕
禁止カードである〔強奪〕と同等の効果を持つ。 弱いはずが無い。
だが、デーモンがないと使えないので、デーモンモンスターを召喚してから発動する事が多い。
そのため、〔強奪〕の常套手段である『奪ってリリースして上級召喚』の流れが使い難い。
てっとりばやいのは、モンスター以外のデーモンと名の付くカードの使用、このカードは〔ジェノキン〕とは違ってモンスター以外でも維持条件を満たせる。
候補となるのは、デッキの特化が必要な〔デーモンの宣告〕、このカードと同じく装備魔法の〔デーモンの斧〕、変り種の〔ギルファー・デーモン〕だ。
この辺りを上手く扱えると、〔洗脳〕や〔精神操作〕と合わせてコントロール奪取が5枚も夢ではない。
それどころか、〔泉の精霊〕・〔アームズ・ホール〕等の存在から、6枚以上として扱う事もできる。 シンクロ狙わない手はないぜ!


〔デーモンの宣告〕
効果自体はデーモンとは何の関係もない。
だが、何より重要なのはデーモンと名の付く永続魔法であるという一点。
理想的な流れは、このカードが存在しているときに〔堕落〕で敵を奪い、自前の〔ダーク・リペアラー〕をシンクロ、〔リペアラー〕の効果でデッキトップを確認してこのカードの効果で手札を増やす。
よく〔デーモンの宣告〕は、〔天変地異〕とのコンボ専用カードだと思われがちだが、それは過去の話。
カードプールの増加によりデッキトップを確認するカードは多く、デッキトップを確認するカードも少なくない。
他にデッキトップを確定できるカードでオススメは〔戦士ラーズ〕、〔デーモンの斧〕、〔ゾンビキャリア〕、〔大王目玉〕など。


〔デーモンの雄叫び〕
分かりやすく言うと、『シンクロ素材にしろ!』、ってカード。
速効性に欠けるが、構築次第では4~6の蘇生対象を選べるのでかなり使いやすい。
他にもアタッカー増員、〔ジェノキン〕・〔堕落〕用カードの補給…感覚的には〔緊急テレポート〕だと思っていれば良い。
他は〔アンデット・スカル・デーモン〕とのシナジーがあったり、〔ギルファー・デーモン〕の再利用ができたり、〔万魔殿〕でカードをサーチできる、など。
ただまあ、デーモンデッキには通常モンスターが入ることも多いので、シンクロ要員なら〔思い出のブランコ〕って手もないではない。


デーモンは古いデッキテーマなので、新しいデッキテーマに比べてサポートカードが限定的な物が多い。
ただ、発動条件の難易度はあるが、〔堕落〕は〔強奪〕、〔万魔殿〕は〔黒旋風〕と、発動条件さえ満たせば制限・禁止レベルのポテンシャル。
構築さえ上手く行けば、十二分に活躍できる。


第四章  デーモンの軍団 

最初は実用的なデーモンだけ書こうとも思ったのだが、構築次第ではどのデーモンでも使い方がある。
さすがに全デーモンを書くのはアレなので、デーモン“以外”の投入の価値のあるカードを書いていく。


〔デビルマゼラ〕
運が性能を左右するカード。
〔万魔殿〕も〔ゼラの戦士〕もサーチは簡単だが、このカードのサーチが面倒くさい。
〔万魔殿〕や〔ラーズ〕を採用するデッキに『ついで』として〔ゼラの戦士〕とセットで採用する手もないではないが、やはり使うなら専用デッキだ。
上手く回れば、先攻1ターン目から3枚ハンデスが成立し、一気に優位に立てる。


〔E・HERO プリズマー〕
デッキに〔デーモンの召喚〕か〔レッサー・デーモン〕を採用する場合に限るカード。
〔デス・デーモン・ドラゴン〕か〔ブラック・デーモンズ・ドラゴン〕で先にあげた2体を墓地に送ることができ、このカードもデーモンの1体となる。
しかし当たり前だが墓地ではデーモンではないので、〔万魔殿〕や〔雄叫び〕は使えず、〔堕落〕や〔ジェノキン〕用のカードとなる。
ただ、〔戦士ラーズ〕や〔増援〕でサーチできるデーモンと名の付くカードは〔デーモン・テイマー〕しかなく、力不足。
墓地肥やし兼サーチ用デーモン、と考えればそう悪いカードでもないはずだ。


〔戦士ラーズ〕
なんでかは分からないが、デーモン系は戦士族と相性が良いカードが多い。
〔デビルマゼラ〕の〔ゼラの戦士〕、〔ジェノキン〕のお供の〔切り込み隊長〕、墓地肥やしの〔終末の騎士〕・〔ダーク・グレファー〕など。
〔増援〕が制限カードなので、それらのサーチカードとして有用な上、このカードは〔デーモンの宣告〕との相性も最高に良い。
普通に戦士族のチューナーを入れたり、〔デーモン・テイマー〕を引っ張ったりするのも面白いぞ。


〔終末の騎士〕
率直に言うと、〔ギルファー・デーモン〕、〔プリズン・クイン・デーモン〕用のカード。
特に〔ギルファー・デーモン〕とのコンボは有用で、〔ダークジェロイド〕のような動きとなり、〔終末の騎士〕1枚で攻撃力1900までなら対応できる。
ただし、〔ギルファー・デーモン〕を装備したカードを戦闘で倒すとまた効果が発動し、自軍のモンスターに付くこともしばしば。
とりあえず、装備カード状態でもカード名は変わらないので、〔堕落〕の発動条件用カードとしてなら問題ない。
あとは普通のデッキと同じように〔ゾンビキャリア〕を落とすのに使っても良い、〔デーモンの宣告〕を使うときは必要になるコンボだ。


〔幻想召喚師〕
狙うべきカードは〔ブラック・デーモンズ・ドラゴン〕と〔デス・デーモン・ドラゴン〕の2体。
特に〔デス・デーモンズ・ドラゴン〕はリバース効果を弾くため、全融合モンスターの中で唯一例外的に〔幻想召喚師〕の効果で自壊しないカードだ。
〔ジェノキン〕との兼ね合いから考えて、〔太陽の書〕辺りを採用するのも悪くない…が、エクストラデッキのキャパシティだけが問題。
〔堕落〕を使いこなすにはシンクロは是非欲しいが、このカードの力を引き出すなら〔サイバー・ツイン・ドラゴン〕辺りも欲しい。
エクストラデッキの調整が問題となるが、攻撃力3000越えがポンポン出てくるのだから弱いわけは無い。
ちなみに、類似効果の〔簡易融合〕では〔デス・デーモン・ドラゴン〕は呼べない裁定。


〔冥王の咆哮〕&〔収縮〕
使い方が類似するので一括して紹介。
平たく言えば、裏守備の〔ジェノキン〕が攻撃されたときの備えのカードだ。
〔収縮〕の方がコストもなくフリーチェーン、攻撃時にも使えるので応用範囲は広い。
しかし、〔冥王の咆哮〕にしかできない使い方として、〔オネスト〕潰しがある。
相手の攻撃力をゼロにすれば、〔オネスト〕で攻撃力が上がっても相打ちとなるので、流行ってるなら一考の余地アリ。
ただし、その場合でも相手から攻撃された場合で、相手の攻撃力の下ケタが00である、という限定付となり、使いこなす自信が無いなら素直に〔収縮〕を複数投入しておこう。


〔リミット・リバース〕
〔インフェルノ・クイン・デーモン〕やら〔ダーク・リペアラー〕、〔ゾンビキャリア〕の蘇生用カード。
…いや、まあ、強いんだけど…なんか普通に強いカードなので、なんか愛用するのは癪だ。



第五章  デーモンの報告 

さて、ここではキングこと〔ジェノサイドキングデーモン〕について語っていく。
不確定とはいえ多くの効果を無効化できる能力…相手に躊躇わせる、というだけでも役立たずではない。
戦闘さえできれば〔ライコウ〕だろうが〔ヴァーユ〕だろうが〔ネクロ・ガードナー〕だろうが、〔青虫〕も同然ッ! 

…が。それでも使われていないこのカード。
その理由は、 どう考えても上級モンスター以上に運用が面倒くさい という 使い難い 玄人向けな能力設定のせいだろう。
そもそもデーモンはリリース確保が比較的容易なカテゴリなので、上級モンスターでも問題なく使えるのだ。
そんな中、〔万魔殿-悪魔の巣窟-〕と同じパックで登場したとは思えないほど相性が悪レベル設定&召喚条件。
通常召喚に難があれば、それだけで手札事故の種。
〔切り込み隊長〕や〔ヒーロー見参〕、〔隠れ兵〕はそれ自体が手札事故を生む。
〔召喚僧サモンプリースト〕での特殊召喚のような速効性の無い方法では奇襲性に劣り、〔ジェノキン〕の長所が生かせない。
つまり、このカードを楽に運用するためには 独力でも高い能力を持ちつつ突発的に特殊召喚させるカード が必要なのだ。

ンなカードねーよ…と思わせて、最近になってやっと登場!
その名は 〔ヘルウェイ・パトロール〕
使い方的には、アンデット族の〔馬頭鬼〕に近いものがある。
デーモンは性質上、〔おろかな埋葬〕や〔終末の騎士〕、〔ダーク・グレファー〕も採用されやすい。
手札に〔ジェノキン〕があるときにこのカードを墓地に送れば、滑らかに特殊召喚できる。
種族・属性も見事に合致し、独力でも攻撃力1600と決して弱くは無い。(強くも無いが)

ちなみに 〔ディスカバード・アタック〕の存在はガン無視する方向で行こう



第六章  デーモンの総括 

さて、デーモンはまだ強いとは言いがたい。
専用カードは弱くは無いのだが、モンスター層が微妙、ただ殴るだけのモンスターしかいないのだ。
〔ジェネラルデーモン〕、〔マッド・デーモン〕、〔ミストデーモン〕、〔インフェルニティ・デーモン〕、
〔インフェルノクインデーモン〕、〔デーモン・ソルジャー〕、〔ジェノサイドキングデーモン〕、〔シャドウナイトデーモン〕
…おおう、見事に殴るしか能の無いカードが揃っております。
アタッカーは揃っているのだが、〔万魔殿〕でサーチできるレベル3以下にいたっては戦力外が揃っている。
上級も殴るモンスターばかりが揃っており、デッキバリエーションが薄くなりやすい。

が、〔デーモンの雄叫び〕やら〔堕落〕、といた恐ろしくシンクロ向きなカードが存在するのは要注目。
〔デーモンの雄叫び〕で出したモンスターはリリースはできないが、シンクロ素材にはできる。
デーモンと名の付いたチューナーを召喚し、〔堕落〕で相手モンスターを奪えば〔精神操作〕が4枚になるような物だ。
ただまあ、 デーモンと名の付いたチューナーは存在してないんだけどね

何族の何属性でも構わないし、レベルもこの際どうでもいい。
とにかくデーモンと名の付くチューナーが出れば、このカテゴリは大きな跳躍を見せるはずだ。
それまでは雌伏…とまでは言わないが、やはりマニアックな筋を脱すのは難しい。




















意外と最近のユーザーさんで知らない人も多いから注釈。
リバース効果などは墓地に行く前に効果が発動するが、〔ジェノキン〕でも無効化できる。
戦闘を行い、戦闘破壊が確定した時点で墓地に送られようが場に居ようが関係ないのだ。
この辺り、戦闘破壊が確定すると自身を手札に戻せない〔ペンギン・ソルジャー〕と並べて考えてみると分かりやすい。
また、一度無効が確定して墓地に送られると、一旦墓地から離れないとリセットされない。
つまり、何ターン経っても〔ジェノキン〕が破壊されても、自己再生型のモンスターは蘇生できない、ということ。











































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