「開幕宣言」(2010/10/29 (金) 22:36:57) の最新版変更点
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「――さあ! 最後の1人が決まった!
これより、第三回ドリアード・ザ・ドリアード、決勝トーナメントを開催ッ! ですッ!」
スピーカーから響いた声に、熱気と喚喜がコロッセオに渦巻く。
ドリアード・ザ・ドリアード決勝大会のためだけに作られ、四年に一度のみの出番となるドリアードコロシアム。
コロシアムに、3回目の熱気が吹き荒れていた。
「実況・解説は私、&html(<ruby><rb>白馬<rt>しらうま) &html(<ruby><rb>亮一<rt>りょういち)がお送りします!
四日間、一緒に大会で盛り上がってまいりましょう!」
彼自身もデュエリストであるが、実力以上に饒舌が評価され、解説として有名である。
シラウマという苗字がシマウマに似ていることから付いたあだ名がゼブラ。
その気になった彼自身も髪に白いメッシュを入れて、
白黒二色のオールバック…それが彼、ゼブラ亮一である。
「さて! 決勝トーナメントは、明日の11月2日が一回戦!
翌3日から二回戦、4日から準決勝、5日の決勝戦!
テレビもラジオもCMナシ。
選手入場を待つ間、この大会のルールを解説していきましょう!」
ドリアード・ザ・ドリアードは、国家的規模のデュエル大会。
よってテレビ局が複数ある国では全て国営放送が行い、さらに云えばテレビがある国ではほとんど放送している。
「ドリアード・ザ・ドリアードは、デュエルモンスターズの大会。
始まりは10年前の〔リチュアル・フュージョン〕発売。
それは長きに渡るドリアード・ザ・ドリアードの歴史の始まりでした。
カードゲームのプレイ環境が新発売のカードによって変わることは多々ありました。
しかし、あのカードの登場は、変化というよりも革命!」
&html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>リチュアル・フュージョン</Td><Td>儀式魔法</Td></Tr><Td
ColSpan="4">同じ属性の2体以上の儀式モンスターをRFし、新たなモンスターとする。<BR>この効果でRFされたモンスターは、素材モ
ンスターの効果とRF専用効果を得る。<BR>攻撃力・守備力は、素材となったモンスターの中で最も低い数値に、最も高い数値の半分を足
した数値となる。<BR>レベル・種族・カード名は全ての素材モンスターを合わせたものになる。</Td></Table>)
デュエルモンスターズの環境は、何度も変化をしてきた。
リバース効果モンスターの登場、速攻魔法の登場、禁止カードの制定、
チューナーとシンクロ召喚の台頭、デュエルターミナルの起動、度重なるマイナーチェンジ。
たった1枚のカードが歴史を覆すことは数え切れず、その中で最大の変化、それが〔リチュアル・フュージョン〕だった。
「このカードの登場によって、〔精霊術師 ドリアード〕が最強カードの一角になりました。
“ドリアードはドリアードでしか倒せない”は流行語となったのも懐かしいところ。
一億人近い参加希望者から、各国家ごとに大会出資金額に応じた人数の代表選手を選定します!」
コロッセオの中央巨大モニターにその代表選出のときの光景が映し出される。
普通にデュエルして決めたアメリカ。
ドリアードなしでのデュエルで決めたフランス。
殴り合いでのバトルロイヤルで決めたロシア…など。
「今大会でもデュエリスト自身の体力を特殊な機械で測定、ライフポイントに変換します。
触れる立体映像、実体映像は一部の団体からの反対を押し切り、今回も使用です。
これにより、体術に抜きん出ていなければ、〔レオ・ウィザード〕級の直接攻撃でも致命傷となりうるわけです!」
&html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>レオ・ウィザード</Td><Td>地属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベ
ル5</Td><Td>ATK1350</Td><Td>DEF1200</Td></Tr><Td ColSpan="6">黒いマントをはおった魔術師。正体は言葉を話すシシ。
</Td></Table>)
なぜカードゲームで殴りあうか、そんな疑問を持った常識的読者の皆様もいらっしゃるだろう。
そのような方は、次なるゼブラの解説に目を向けていただきたい。
「エンターテイメントは無意味!
だからこそ燃える! だからこそ加熱する!
球を棒で打とうが、運任せのクジだとか、馬の競走だろうが意味なんかない!
燃えてしまえば、もう燃えてしまえば! それがエンターティンメントォォッ!」
全世界から国籍や種族すら越えて集った一億人の参加希望者が、二千人まで絞られる。
(中には『匹』と称すべき一派も存在するのだが)
そして、地球全土を舞台とし、十一か月の予選を経て、十六人まで絞り込まれる。
「さあ! 十六人の選手の為にだけ用意され、使用されるのは四年に一度!
ドライアド・オブ・デュエル結晶大会、開幕です!」
再び、コロッセオに歓声が響き渡る。
その歓声は電波を通じて広がり、世界全土が歓喜の雄叫びを上げた。
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&counter()
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「――さあ! 最後の1人が決まった!
これより、第三回ドリアード・ザ・ドリアード、決勝トーナメントを開催ッ! ですッ!」
スピーカーから響いた声に、熱気と喚喜がコロッセオに渦巻く。
ドリアード・ザ・ドリアード決勝大会のためだけに作られ、四年に一度のみの出番となるドリアードコロシアム。
コロシアムに、3回目の熱気が吹き荒れていた。
「実況・解説は私、&html(<ruby><rb>白馬<rt>しらうま) &html(<ruby><rb>亮一<rt>りょういち)がお送りします!
四日間、一緒に大会で盛り上がってまいりましょう!」
彼自身もデュエリストであるが、実力以上に饒舌が評価され、解説として有名である。
シラウマという苗字がシマウマに似ていることから付いたあだ名がゼブラ。
その気になった彼自身も髪に白いメッシュを入れて、
白黒二色のオールバック…それが彼、ゼブラ亮一である。
「さて! 決勝トーナメントは、明日の11月2日が一回戦!
翌3日から二回戦、4日から準決勝、5日の決勝戦!
テレビもラジオもCMナシ。
選手入場を待つ間、この大会のルールを解説していきましょう!」
ドリアード・ザ・ドリアードは、国家的規模のデュエル大会。
よってテレビ局が複数ある国では全て国営放送が行い、さらに云えばテレビがある国ではほとんど放送している。
「ドリアード・ザ・ドリアードは、デュエルモンスターズの大会。
始まりは10年前の〔リチュアル・フュージョン〕発売。
それは長きに渡るドリアード・ザ・ドリアードの歴史の始まりでした。
カードゲームのプレイ環境が新発売のカードによって変わることは多々ありました。
しかし、あのカードの登場は、変化というよりも革命!」
&html(<Table Border BorderColor="#0f9926" Border="2"><Tr><Td>リチュアル・フュージョン</Td><Td>儀式魔法</Td></Tr><Td ColSpan="4">同じ属性の2体以上の儀式モンスターをRFし、新たなモンスターとする。<BR>この効果でRFされたモンスターは、素材モンスターの効果とRF専用効果を得る。<BR>攻撃力・守備力は、素材となったモンスターの中で最も低い数値に、最も高い数値の半分を足した数値となる。<BR>レベル・種族・カード名は全ての素材モンスターを合わせたものになる。</Td></Table>)
デュエルモンスターズの環境は、何度も変化をしてきた。
リバース効果モンスターの登場、速攻魔法の登場、禁止カードの制定、
チューナーとシンクロ召喚の台頭、デュエルターミナルの起動、度重なるマイナーチェンジ。
たった1枚のカードが歴史を覆すことは数え切れず、その中で最大の変化、それが〔リチュアル・フュージョン〕だった。
「このカードの登場によって、〔精霊術師 ドリアード〕が最強カードの一角になりました。
“ドリアードはドリアードでしか倒せない”は流行語となったのも懐かしいところ。
一億人近い参加希望者から、各国家ごとに大会出資金額に応じた人数の代表選手を選定します!」
コロッセオの中央巨大モニターにその代表選出のときの光景が映し出される。
普通にデュエルして決めたアメリカ。
ドリアードなしでのデュエルで決めたフランス。
殴り合いでのバトルロイヤルで決めたロシア…など。
「今大会でもデュエリスト自身の体力を特殊な機械で測定、ライフポイントに変換します。
触れる立体映像、実体映像は一部の団体からの反対を押し切り、今回も使用です。
これにより、体術に抜きん出ていなければ、〔レオ・ウィザード〕級の直接攻撃でも致命傷となりうるわけです!」
&html(<Table Border BorderColor="#ccb028" Border="2"><Tr><Td>レオ・ウィザード</Td><Td>地属性</Td><Td>魔法使い族</Td><Td>レベル5</Td><Td>ATK1350</Td><Td>DEF1200</Td></Tr><Td ColSpan="6">黒いマントをはおった魔術師。正体は言葉を話すシシ。</Td></Table>)
なぜカードゲームで殴りあうか、そんな疑問を持った常識的読者の皆様もいらっしゃるだろう。
そのような方は、次なるゼブラの解説に目を向けていただきたい。
「エンターテイメントは無意味!
だからこそ燃える! だからこそ加熱する!
球を棒で打とうが、運任せのクジだとか、馬の競走だろうが意味なんかない!
燃えてしまえば、もう燃えてしまえば! それがエンターティンメントォォッ!」
全世界から国籍や種族すら越えて集った一億人の参加希望者が、二千人まで絞られる。
(中には『匹』と称すべき一派も存在するのだが)
そして、地球全土を舞台とし、十一か月の予選を経て、十六人まで絞り込まれる。
「さあ! 十六人の選手の為にだけ用意され、使用されるのは四年に一度!
ドライアド・オブ・デュエル結晶大会、開幕です!」
再び、コロッセオに歓声が響き渡る。
その歓声は電波を通じて広がり、世界全土が歓喜の雄叫びを上げた。
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