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三幻神語り

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84gzatu

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第1章 三幻神の歴史 

三幻神といえば、原作遊☆戯☆王バトルシティ編から登場した強力カード3枚である。
バトルシティトーナメントにおいて、いかに早く三幻神を召喚するかが焦点になっていたほど。
知名度的には〔青眼の白龍〕や〔ブラック・マジシャン〕に一歩劣るが、このマンガを代表するカードといえる。

さて、三幻神は2度カード化されており、1回目はゲームボーイカラーのソフトの特典カードとして登場した。
…ニンテンドーDSが登場し、GBAすら旧型化した今。 時が立つの速い…。
そのときに発売されたカードは、公式デュエルでは使用できないとされたコレクション用カード。
当時は、ローカルルールを作って友達内で使用する、という光景がたびたび見られた。

が、2009年。 とうとう公式大会で使える三幻神がVジャンプの付録として登場。
相方の三邪神もVジャンプの付録として登場しているので、この発売方法は妥当と言えるかもしれない。


第2章 神、降臨!

ここでは3体の共通した使い方とかをダダっと書いていく。

三幻神を守るなら、〔デストラクション・ジャマー〕がイチオシ。
対象を取らないモンスター除去の多くは破壊扱いなので、〔オベリスク〕はこれ1枚でほぼ安全。
類似効果の〔我が身を盾に〕に比べ、ライフを使わないので〔ラー〕との相性が良いのもポイント。
…〔神の宣告〕なんか、三幻神の専用カードでも良いようなネーミングのクセにライフを使うのが怖いとか。
〔ラー〕を出してからなら実質的にノーコストになるけどさァ…。

さて、三幻神はやはり通常召喚するのが理想。
が、通常召喚するにしても〔死皇帝の陵墓〕が使えず、神属性のダブルコストモンスターが存在しないのが痛い。
手軽なモンスターなら〔幻銃士〕、〔デスハムスター〕とか〔墓守の偵察者〕辺りか?
デッキの専用化が必要だが、〔雲魔物-タービュランス〕や〔創造の代行者 ヴィーナス〕でやっても面白いかもしれない。
他には罠モンスター系がオススメだ。
リリース要員にもなり、〔デストラクション・ジャマー〕では防げない〔強制転移〕をブロックできるのが魅力。
普通なら〔メタル・リフレクト・スライム〕を名指しするのだが、神の守備力が高すぎて〔地砕き〕の盾にできないので微妙。


第3章 〔オベリスクの巨神兵〕語り 

さて、最も早く発売となった〔オベリスクの巨神兵〕。
〔ラー〕と違って特殊召喚できるのが強みだが、そもそも特殊召喚してもそんなに強くないのが実情だ。
というのも、フィールド上のモンスターを片付けるだけなら、〔ライトニング・ボルテックス〕でも使った方が現実的。
これなら召喚の権利も使わず、リリース要らずで安定性もオリガミ付きの手軽さだ。

さらに言えば、『カードの効果の対象にならない』が地味に痛い。
攻撃力4000なら〔巨大化〕が使えれば1キル範囲に入ったし、自壊も〔亜空間物質転送装置〕や〔月の書〕で中和できた。
が、それもできない。 中和させる為に〔皆既日蝕の書〕辺りが必要になる。
これが一言、『相手のカードの効果の対象にならない』、だったらもっと夢が膨らんだんだけどねぇ…。

さて、弱音ばっかり吐いても仕方ない。 応用方法を探そう。
真っ当に通常召喚し、効果を使うためにはフィールドに5体のモンスターを揃えなければならない。
…専用化しても5体並べるのは結構難しいし、使うとすれば特殊召喚が光る。
『ソウルエナジーMAX!』とか言いたい欲求を抑え、除去耐性付きの攻撃力4000で普通に殴ろう。
月並みだが〔リビングデッドの呼び声〕とか〔名推理〕辺りで出せれば、使い捨てとはいえ相手に充分なダメージを与えられる。
特殊召喚したこのカードともう1体モンスターをリリースしてゴッドハンドインパクト、という流れも悪くない。

ちなみに、〔神獣王バルバロス〕の存在を思い出したら負けだ


第4章 〔ラーの翼神竜〕語り 

関係ないが、発売順が気に食わない。
原作での登場順や、原作での強さ順なんかで言えば、〔オベリスク〕→〔オシリス〕→〔ラー〕じゃねぇの?
それが何ですか2番目に発売って。 なんで中途半端な位置なんスか?
…とこれを書いてるうちに思いついたんだが、これってアレか。 GXの学生寮順か。
『ブルー(オベリスク)』が最初で、『イエロー(ラー)』が2番、『レッド(オシリス)』がラスト。
真相は不明。 正解及び意見は募集。 メールフォームか掲示板でお願いします。

さて、性能的にはチグハグさが目立つ。
1つ目の効果と2つ目の効果を他カードのアシスト無しで使えない、というのは本気で目を疑った。
攻撃力アップと壁モンスター除去と、組み合わせて使えれば強い能力なのだが…。
しかも、三幻神の共通効果だと思ってた対象効果耐性はない。
その上、原作で1番特殊召喚されてた神のクセに特殊召喚ができない。
原作での『3体版ガーゼット』というべき、リリースモンスターの攻撃力を引き継ぐ効果も無し…泣くぞぉっ!

さて、使うならば、ライフ回復の手段があるデッキになるのは必定。
オススメは〔白魔導士ピケル〕や〔素早いモモンガ〕辺りか。
〔ラー〕を出すためにモンスターを並べるカードが必要があるので、それらと相性が良いのだ。
次元帝っぽくして〔魂吸収〕とか、種族的には天使族とサイキック族系がライフ回復効果が多い。



第5章 〔オシリスの天空竜〕語り 

さて、これ書いてる時点(18:15 2010/01/21)では、まだ発売していない〔オシリス〕。
ただまあ、おおよその予想はつくので予想してみる。下みたいな効果じゃないかな、と。

オシリスの天空竜 神属性 幻神族 レベル10 ATK? DEF?
このカードを通常召喚する場合、自分フィールド上のモンスター3体をリリースして召喚しなければならない。
このカードの召喚は無効化されない。
このカードが召喚に成功した時、魔法・罠・効果モンスターの効果は発動できない。
このカードは魔法・罠・効果モンスターの効果の対象にできない。
このカードは特殊召喚した場合エンドフェイズ時に墓地へ送られる。
このカードの攻撃力と守備力は、コントローラーの手札の枚数×1000ポイントとなる。
また、このカードが表側表示でフィールド上に存在する限り、
召喚・特殊召喚されたモンスターが攻撃表示だった場合、攻撃力を2000ポイントダウンする。
また守備表示だった場合、守備力を2000ポイントダウンする。
この効果によって、攻撃力または守備力が0になった場合、そのカードを破壊する。

赤字の部分が推測が多く入る部分で、黒字部分はほぼ確定的なテキスト。
見てもらうと分かるんですが、すごくテキストが長い。
84gが少し調べてみた限り、現在、一番長そうなのが〔毒蛇神ヴェノミナーガ〕の342文字。
↑の俺版〔オシリス〕が347文字で〔ヴェノミナーガ〕越え。 対象にならない効果を抜いても317文字でかなりギリギリ。

さらに、このテキストは、召雷弾…つまり、2000ダウン効果のせいでさらに伸びる可能性が。
原則的に、裏側守備表示モンスターというのはステータス変動を受けないことになっている。
例えば、〔可変機獣 ガンナードラゴン〕を妥協召喚して裏側守備表示でセットした場合、裏側である限り攻撃力2800として扱う。
永続効果によって変動を受ける場合は、ダメージステップなどで表になった瞬間に適応される。
つまり、守備力2000以上のモンスターがセットされた場合、そのカードのステータスを下げるテキストが現在は存在しないということ。
やるためには、〔聖なる輝き〕のテキストを移植して表側にする効果を付けるような必要があるのだが…それやると文字数が面白いことになる。
…そのため、恐らく〔オシリスの天空竜〕が実際に発売されるとしても、召雷弾は裏守備に反応しない場合が予想される。
それか、召雷弾自体の効果が無くなる…とかね。

さて、仮に発売した場合、どのような運用が予想されるだろうか?
召雷弾はどうなるのか予想が付かないので、攻撃力アップ能力を考察してみよう。
まず、原作のように〔無限の手札〕を使うというのはナンセンスだ。 これ1枚使うだけで手札が減るわけだから。
何もしなくても手札6枚は持てるんだし、攻撃力7000以上ならそのターン内で決着を付けられる可能性が格段に高いからだ。
召喚までに多くの手札を消費するだろうし、攻撃力3000~5000程度を維持できれば上出来。
手札の枚数を増やすだけなら、〔おジャマジック〕がイチオシ。
〔マジカルシルクハット〕の効果で2枚サーチしてセット、破壊という流れができれば6枚増える。
他はHERO系やガジェット、暗黒界なんかも手札が減りにくく、お勧めできる。

当たり前だが、トラゴエディアの存在を思い出したら負けだ。



第6章 まとめ 

大方の予想通り、三幻神はそんなに強くない。
だが、種族・属性として正式に認知された事で、今後通常販売されるカードとして強化されるかもしれない。
ホルアクティとか神の進化辺りが正式に発売するんじゃないかな、と予想してみます。
























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