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ジェノギガ3 【さわってもいい】


「触覚ってあるのか、その体」

 珍しく自分自身にも興味のないギガデリックが目玉によるサーチにも飽きたらしく薄明の姿で漂うジェノサイドに問いを投げた。

「マシンゴーストとは違うからねぇ…構造はよくわからないけれど、感じようと思えば…ね」

 じゃなきゃあキミが痛い思いをしてもわからないままでしょうとグラススコープの下の唇が半月を描く。

「触覚のタイプは愛撫から圧迫死まであるけど、キミならいつでも大歓迎だよ。ドコでもさわってもいいよ」
「じゃあ死ね。いますぐ。圧死とかで」
「死にたいとでも思わないかぎり半物質の僕は圧死はできないなぁ」
「重力小僧に殺ってもらえ」

 格が違う。

「やるならキミがやってよ」

 最後に触れられるものがキミの手ならば悪くはない。

「それとも逆やってみる?」
 触られるのも嫌いじゃないジェノサイドはそう言って嘘をつく。

 最初から壁たる体を、殻たる体を持たないものの虚言だとギガデリックは無視をする。