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学園こたうじ6


今日は調理実習でした。

「カレー余っちまった…」
「貴様が分量の倍も持ってくるからだ」
「貝も魚も入って旨かっただろ、うちはシーフードカレー派なんだよ」
「5時間目にあんな量が食えるほうがおかしいのだ……ぐっ」
「大丈夫かぁ?」

青い顔の元就を心配する海原のごとき胃袋の元親。

「…………」
「ん?風魔、用意いいな。持って帰んのか?」

タッパーを持ち込んでいたらしい小太郎はいそいそと余ったカレーをよそいはじめた。

「早めに食っとけよ」

風魔は小さく頷き、エプロンのまま調理実習室を出て行った。

「あいつ持って帰るほどカレー好きだったんだなぁ」
「………………」
「……保健室行くか、元就」

背中をさする割烹着の元親はおかんめいてよく似合っていた。



「ぬ?カレーとな?」
「…………」
「ほほお、おぬしが作ったのじゃなぁ。しーふーどかりー、という奴じゃな!」
「…………」
「儂は肉より魚派じゃからの!」

満面の笑みの氏政にこくこく頷く小太郎はうさぎエプロンのまま嬉しそうだった。