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学園ちかなりちか8


「なに読んでるんだあ?」

マ○ダ騒動から数日、かっこよさ重視のRXから元就の理詰めで燃費のいいデミオに言い負かされそうな元親は、なにやら分厚いフルカラー本を熟読している元凶元就を見つけた。

「……」
「おーい」

数度呼びかけてやっと切れ長の目が鬼を映した。

「元親」
「ん?」

ガツリと肩を掴まれた。元就の雛人形のお内裏様みたいな目がキラキラしていた。やばい今度はザビー先生の怪しい勧誘だろうか。バズーカ片手の英語講師と仲がいい元就の精神構造はよくわからない。自分に害がないからといって放っておいたのは悪かったのか。
体に似合わずおびえ気味の四国の鬼に、元就は輝きを増した目で訴えた。

「我と検定を受けろ」
「………は?」

目が点の元親にバッと読んでいたフルカラーの本を見せた。
タイトルはズバリ「宮島本~すべてわかる!宮島検定認可完全テキスト~」

「これを読んで宮島検定を我と受けよ!宮島のすばらしさ、日輪とともに知らしめようぞ!」
「……日輪全然関係ねえじゃねえかーッ!!」


以後、三組では検定ブームが到来した。元就がアクティブになるとろくなもんじゃないと元親は心の友?オウムのチカちゃんに愚痴をこぼした。