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ちかなりちか8


「チカー!チカー!モトチカー!」

元親の肩でわめく鳥を元就は睨みつけた。

「やかましい」
「珍しいだろー人の言葉を覚えるんだぜ」

眩しい黄色の羽根をばたつかせ、なおも鳥は「モトチカー!」と鳴く。

「こいつの躾は信がやってなぁ。言葉もスラスラ覚えさせるんだぜ」
「ふん」

信親の名前を聞いて、元就の目がすぅっと細くなる。信親は実父より長身でさわやかな好青年だが、元就を見る目はアニキ親衛隊が浮かべるものと大差ない。

「この世で海が似合うオトコは?」
「モトチカー!」
「よーしよく出来たなー。な!すげぇだろ元就!」
「ナリ!」

鸚鵡はバサバサ飛んで元就の前に飛んでくると一言言った。

「カバチタレ!」
「!?」
「お、おいおい」
「ナリ!カバチタレ!イナカモン!」
「貴様…今すぐその舌を引っこ抜いてくれる!」
「うわ!元就!やめやがれ!」

なぜ鸚鵡が元就にそんな暴言を吐いたか……言うまでもない。





信はファザコン。親に近づくオトコは許さない!
カバチタレ=バカタレ