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さゆき2

「そんじゃ旦那、ちょっくら行ってくるよ。土産はかきあげがいいかい?」
「むう…しかし佐助の里の団子もうまい…」
「…旦那、かきあげも団子も買ってくるよ」

うちのはどっちもうまいからねえと軽く笑った。

「猿飛殿、ご帰還はお早めに願いますぞ」
「ん?次の戦までには帰るさ」

佐助も悲しいくらいわかっている。天下になだたる槍の名手真田幸村、戦以外のことにかけてはダメ人間だった。
とかく誰かが声をかけるまで縁側でぼーっとしているか団子を食べるかしかしない。
ちゃんと飯食ってるか?風呂入って歯磨いてちゃんと布団敷いて寝るだろうか。

「あ、行く前から旦那が心配になってきた…」


みんなのおかん猿飛佐助、無駄なくらい心配症でもあった。