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さゆき1(こたうじ8から微妙に続き)


「なんふぉ、ほだはらのひのびがみずはめ…」
「おいおい旦那、食べるか喋るかどっちかにしなよ」
「むぐぐ」

タレのかかった団子をもちもち味わった後、幸村は目を輝かせた。

「…して、小田原の忍が大事そうに水飴をなめていたと」
「茶も飲めよ。…いやー寄越せとは言ってないのに凄い勢いで追い返されちゃってな」
「それは…風魔小太郎ほどの忍が服すとなると…」
「なると?」
「よほどうまい水飴なのであろうな!よし!今度某が小田原に立ち寄ったときにでも調べてみるぞ!」
「ちょっとちょっと!旦那!」
「さぞや名のある老舗の銘菓に違いあるまいぞ、佐助!」
「ああもう…旦那ってば甘味と戦とお館様のことになると本当イノシシになっちまうんだから」

武田一の苦労忍は苦笑まじりにため息を人知れず吐いた。