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小ネタ7 事務所


「一段落しよか」
「…これどう考えても今日じゅうには終わらんぞ」
「ええやろ、ケイナはその気になりゃ歩いて帰れるし。何なら泊まるか?」
「だぁほ、新妻が待ってるのに事務所泊まりなんかできるか」

這ってでも帰る、と豪語するケイナにユーズは生温かい目でみる。

「それにしても腹減ったわ」
「こういう時はおもくそ甘いもんか塩っ辛いもんほしくなるわ」
「あ、俺マックシェイク欲しい」
「…ジャンク飯狂い」
「孔雀の手料理が食えへんのやったらカロリーメイトでもモスのライスバーガーでも同じや」
「ま、気持ちはわからんでもないわな。…あーマクドが出前サービスせえへんかな、24時間体制で。あとは銀だこ」
「ユーズ、それも大概やで」
「でもちょっとエエなーって思ったやろ」
「そりゃまあ」
「……あのなあ」

事務所のキッチンスペースから地獄の底から響くような声が二人の呑気な会話を断ち切った。

「人に飯作らせておいて出前欲しいとか言いますか師匠!」
「せやけど腹減ってるやもーん。な?ケイナ」
「そうそう、腹減るとイライラするんやで」
「だまれ関西コンビ。どっちも生活能力皆無なんだから!」

ピンクのレースエプロンとおたま片手の識が吠えた。勿論威厳は無いに等しい。

「パパー腹減ったー」
「パパー飯ー」
「てか飯なんやーパパー」
「おまえらにパパよばわりされても嬉しくない!夏ばて対策に夏野菜とトマトのスパ!」
「わーいスパやスパーおおきにパパー」
「はよ作ってパパー」
「師匠も!ケイナも!いいかげんにしろー!」


メシスタント識の怒号は続く。