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QMA妄想3


「あーおもっくそ遠慮なく叩きおってっ」

ガルーダの竹刀の一撃は重い上に痛かった。タイガの二の腕にはくっきり竹刀の太い痕が赤くなって残っていた。

「でもゲットできた俺は超ラッキーやなっ」

タイガの指は真っ白く大きな羽根をつまんでニンマリ笑った。言うまでもなくそれは、ガルーダからぬけ落ちた羽根である。

「うはぁ、これだけでもエライきもちえぇなー」

誰にも言ったことはないがタイガはガルーダのあのもふっとした羽根に触れてみたくてしょうがない。ふわふわとしたガルーダはそこらの羽毛布団なんかよりさわり心地抜群に違いない。

「今はこんだけで、ガマンガマン」

大きく竹刀をふりかぶった瞬間、白く大きなものが目の前をよぎりタイガは思わず手をのばし、生徒の予想しない動きで竹刀はタイガの二の腕にぶちあたったのだ。
…羽根一枚と痣一つがつりあうか謎だが。

「いつかおもっくそさわったろ!」



「うぅっ!?」

ぶわっとガルーダの体がひとまわり大きく膨らんだ。

「どうなされたのじゃ」
「…いや、なんだか妙な寒気が…」
「季節の変わり目だからかの。体調管理は怠らぬほうがよろしいな」
「鍛錬が足りないのか…マラソンでもしてこよう」

羽根を片手にタイガのふわふわにかける新たな熱意が沸き上がる頃、丈夫で健康そのものなガルーダが突然の悪寒に襲われたのをロマノフだけが目撃していた。
思わずロマノフすらも触りたくなるような、羽毛の広がりだったとか…