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QMA妄想2


午後の授業はけだるい。
食堂の爪楊枝をくわえたタイガは満腹感にみたされつつも「このガッコはソースが薄味やな」などと考えていた。

「やあタイガ君」

ぞぞっと走る悪寒。

「次は私との個人授業の予定だが…」

にっこり微笑むフランシスがそこにいた。
マジか。
タイガはけだるさが吹っ飛び、軽く胃の中が引っかき回された気がした。
女子生徒は優雅でかっこいいと心酔する者も多いらしいが自分は違う。

「君はなかなか芸能の授業をとってくれないな。担当としては悲しい…どうかな、授業のあとにでも個人的に…」
「おおおお俺ロマノフセンセに呼び出されてたんやった!残念それはまた今度さいならさん!」

戦略的撤退は退却にあらず。
スポーツ担当のガルーダが見たら「普段からそのような俊敏さを見せろ」と言いたくなるような素早さでタイガは食堂を後にした。

「はて、授業はどうする気なんだろう…」

フランシスは平和に呟いた。


タイガとしては、とりあえず昼間っからナイトガウンはだけて廊下を歩くような輩と同一視されて親近感を持たれたくないお年頃だった。