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ジェノギガ3 【さわってもいい】 「触覚ってあるのか、その体」  珍しく自分自身にも興味のないギガデリックが目玉によるサーチにも飽きたらしく薄明の姿で漂うジェノサイドに問いを投げた。 「マシンゴーストとは違うからねぇ…構造はよくわからないけれど、感じようと思えば…ね」  じゃなきゃあキミが痛い思いをしてもわからないままでしょうとグラススコープの下の唇が半月を描く。 「触覚のタイプは愛撫から圧迫死まであるけど、キミならいつでも大歓迎だよ。ドコでもさわってもいいよ」 「じゃあ死ね。いますぐ。圧死とかで」 「死にたいとでも思わないかぎり半物質の僕は圧死はできないなぁ」 「重力小僧に殺ってもらえ」  格が違う。 「やるならキミがやってよ」  最後に触れられるものがキミの手ならば悪くはない。 「それとも逆やってみる?」  触られるのも嫌いじゃないジェノサイドはそう言って嘘をつく。  最初から壁たる体を、殻たる体を持たないものの虚言だとギガデリックは無視をする。
ゼファー仮名1 ※わたつみが勝手に考えたゼファ妄想です。名前も公式が出るまでの仮名だと思ってください。  補足・ピンク髪さんは男です。ピンク髪×青い人でよろしく。ゼファー本編より前の話っぽく。 世界には交えてはならない『針』がある。 それは『時計台』だった。何人たりとも触れてはならない、誰が決めたとも知れないが、まごうことなき『時計台』であった。 闇の深淵で岩と岩が積み上げられた『時計台』は動力や絡繰りがなくとも虚空に浮かび、静かにそこに在る。岩座には漆黒の、美しい意匠の『長針』が、真っ直ぐに支えもなくつきたてられていた。 黒々としたそれが翠の岩に鎮座する姿は、理由もなく不安な心境へと誘う。 台座には、ひとりの少女がひっそりと座っていた。星々が盛衰するように軌跡を描いては消えてゆく空間は、果てしなく続く宇宙に似ていた。曇りのなく澄んだ翡翠色の瞳でそれを見つめる少女には幾ばくかの寂寥が滲んでいた。 「冷えるよ、セラ」 そっと肩にかけられたのは、高いとも低いともとれぬやわらかな声だった。 「寒くないもん…カナンの心配性」 翡翠の瞳の少女はあどけない見た目にふさわしく、幼い声をしていた。その声に答えるは、薄桃色の長い髪をなびかせる少年だった。性徴の捉えづらい顔だちで、カナンと呼ばれてふわりと笑ってみせれば、少女のようにも見えた。 「駄目。セラが風邪でもひいたら、僕がナフトに怒られるよ」 手にしていたストールで、少女…セラの体を包むと、そのぬくもりに誘われてか、セラは甘えるようにカナンの腕の中にもぐりこんだ。 「どうしたの、甘えっ子さん」 「ナフト、明日にならないと帰ってこないの?」 「そうだね。セラは眠っていていいんだよ? 明日なんて眠っている間にすぐに来るから」 「…カナンも寂しい?」 きゅうっとひな鳥のように小さくなったセラは、拙い言葉でカナンに小さく問いかけた。 「…そうだね、ナフトがいないと、セラに元気がないからね。元気なセラが僕は好きだよ」 「ん、セラも…カナンの元気がなかったら…、やだ…」 羽根のように軽い少女の体をそっと抱き上げて、カナンは白い頬に軽いキスをした。 「…おやすみ、セラフィー」 時計台の針、そして果てのない虚空に向かって、カナンはそっと呟いた。 「早く帰っておいで…。君がお姫様を心配させてどうするんだ…?」 セラに向けていたものとは違う瞳のカナンはゆっくりとその場を後にした。黒い『長針』と『時計台』だけがカナンの言葉を聞いていた。 +++++ ナフト…青い人。セラの守護者。 カナン…ピンク髪。 セラ…緑子ちゃん。セラフィー。『長針』をもつ。 あと金髪さんと赤い人がいますが名前未定(笑) がっつり妄想ばっかり先走ってます!赤×青もありですが、ピンク×青が今一番萌えです!

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