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ダークエッジ妄想7 吉白5 アンタレス 胸の中の軽い箱が重く感じられる。 心臓の上に、心臓がある。 たった一本の小さなマッチ棒を残して消えた。 彼の亡骸はどこにもない。 「あれでも、不死族……だもんな」 喫煙は20歳になってから、というあってないような注意書きの箱から、未成年の吉国がこの上なく慣れた手つきで新しい煙草をくわえる。 たぶんもう肺は排気ガスで真っ黒だろうから、これ以上悪くなることもない。 「遠山、おまえってさ」 心臓に、心臓が重なる。 彼が託したたった一本の亡骸。 「ちゃんと悪いことしたか?怒られたか?」 両手と、片足で足りてしまう人生を生き、それからあと2本ほどつけたして消えていった遠山白右という名前の少年は。 果たして。 「なあおまえ、煙草とか吸ったりしたことあったのかよ」 心臓に、心臓が重なる。二度と片方は脈打つことはない。ただ、熱だけを孕んでいるような気が吉国にはした。
ち○ぎゃらりーのブタ×狼妄想in擬人化により注意 「た、食べていい?」 「断る」 ブタは毅然かつ堂々と断った。ブタはブタでも男気あふれる野ブタである。ソーセージになるためのだけの箱入りではない。 「で、でも食べたいんだけど」 「やかましいヘタレ狼の分際で」 「うぅっ」 途端に食物連鎖カースト制度では上のはずの狼は涙目になった。 「今日で四日目だよぅ」 「野生のブタをなめんなよ」 びっ、と親指で首をかっ切るポーズをしてみせるブタ。とても食われる側とは思えない。 「せ、せめて足とか耳食べさせてっ」 「うるせえぞワンコロ!犬は尻尾巻いて母ちゃんのミルクでも飲んでろ!」 「俺は狼だぁ~」 ずびずび鼻水を拭きながら狼はまた明日頼んでみようと決めた。 打たれ弱いけれど狼はとてもとても前向きだった。

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