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「ゼファミリー2」(2006/07/26 (水) 06:08:37) の最新版変更点
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ゼファミリー1
Xepherギャグのキャラ設定。
今までのシリアス路線とは180度違いますっていうか別次元で考えてください並みにご注意!!だって書きたくなって……!
「こういうのもアリよね」という心の広い方のみどうぞ。
・リヒト
男気溢れるもさもさ江戸っ子気質兄ちゃん。長男気質?小さい子が大好き。ルルススとしぐしぐsが最近お気に入り。小さい時は可愛かったのにキラーがデカくなったのが気に入らない。でもキラーがオロロと仲良くしてるとイライラする。
・キラー
怖い顔で周囲から引かれてる無口でシャイな人。本人精一杯で笑顔を作っても悪人面にしかならないのが最近の悩み。リヒトに小さい時に拾ってもらってからとても恩を感じている。親友はオロロ。相談を聞いて貰っているが、大抵その後リヒトの機嫌が最悪になっていたりで怯える。ある意味板挟み。
・ルルスス
リヒトのお気に入りその1。甘やかしているせいか我が儘娘傾向。キラーの顔が怖いと思っていたが、気に病んだキラーが泣いた辺りから「ホントはいい子かも?」と思い始めている。和解の日は近い……かも。エクレメス姉さんに遊んでもらうのが好き。
・オロロージョ
天然サワヤカ元気少年。怖い顔と拾い親の態度に悩む親友のよき相談相手。怖い者知らずで一本気な性格だが、唯一エクレメスには頭が上がらない。先に惚れた手前、尻に敷かれている。キラーに構えば構うほどリヒトの機嫌が急降下していることに気づかない罪な奴。
・エクレメス
全てを見通すお姉さん。リヒトに対して「もうちょっと大人になればいいのに…」と思うことがしばしば。オロロージョのことは子供っぽいと言うがまんざらでもない。なにげに両思いだがエクレメスが悟らせない。ルルススを妹のように可愛がっている。リヒトの天敵(と勝手に認定されてしまった)
・しぐしぐs
リヒトのお気に入りその2。桃しぐ、黄しぐ、青しぐ三人娘。顔からすっ転ぶ愛らしさに誰もが手をさしのべずにはいられない。桃、黄はキラーの顔怖い!超怖い!とあからさまに避けているが、青だけはキラーが泣いてるのを見たため、微妙な気持ちになっている。
すぺしゃるさんくす八卦さん…どうしようこのXepherの人達面白すぎるよ!!
ゼファミリー2
今日も今日とてひた走る、意味もなく突っ走るしぐしぐs。本人達は至って真剣なのだが走る姿、こける姿。どちらがカワイイかと言えば実は後者だったりして。
「きゃん!」
桃しぐがこけました。何度こけでもへこたれない鼻っ柱が自慢。
そこに通りかかった青い影。
すっと小さな彼女に差し出される手。
「あ、ありが……」
銀髪からぎらりとのぞく眼光。まるでそこから闇のオーラが吹きだしてきそうな悪辣顔。
ご近所でも有名な怖い人・キラーでした。
ぴっ、と桃しぐの息が止まった。瞬間。
「……怖いー!」
差し出された手を取っていた筈の桃しぐは、パァン!と打ち払ってマッハで逃げ去った。そういう時に限ってこけない。
「…………」
手を叩かれたままで凍りつくキラー。
静止すること数分間。
「あっれぇキラーじゃん!」
そこに通りかかったのはいつでもポジティブシンキング青年オロロージョ。長年キラーの友人をやっているため怖い顔も慣れっこです。
「……っ」
「ん?どした?」
「……!! !! ……!!!!」
「ふんふん。桃しぐたんがまたこけたんだな」
無口にも程があるがキラーはシャイなので、オロロージョ相手でも身振り手振りで状況説明をする。咎めればいいものをオロロージョもそれを悟る技能を持ち合わせているため、キラーの無口ぶりが助長しているのだとは全然気づかない。
「!!……! ……っ!」
「あー……また怖いって言われて逃げられたのか」
この顔に百倍似合わない細い神経と繊細な心でできているキラーはよくよくこうやって誤解される。
たいていその愚痴を聞くのはオロロージョだ。
「………………」
「まぁそう落ち込むなって、な?」
「……」
やがてぐすぐす肩を震わせはじめたキラーをぽんぽん撫でてやりながら、何だかなーとオロロージョは空を仰いだ。
願わくばこの友人の誤解がとけることを願って、幾度めかの祈りだった。