Allin
http://w.atwiki.jp/1110/
Allin
ja
2006-09-27T00:15:21+09:00
1159283721
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禁忌シリーズ
https://w.atwiki.jp/1110/pages/14.html
**- 循環器
-検査
□ 重症心不全の患者は、肺うっ血が強いと起坐呼吸をとるために心カテーテル検査室のテーブルで仰臥位をとることができない。【注意】
□ 重症腎不全の患者に心臓カテーテル検査を行うと、造影剤によって腎不全が進行し、透析が必要となることもあるため禁忌である。【禁忌】
□ 重篤な感染症患者に心臓カテーテル検査を行うと、敗血症を惹起する危険があるため禁忌である。【禁忌】
□ 感染性心内膜炎患者への心カテーテル検査は感染を増悪させ、疣贅を剥離させ塞栓症を生じる危険もあるため禁忌である【禁忌】
□ Swan-Ganzカテーテルは患者の協力が得られない場合、挿入時や留置期間中の安静が保てない場合、敗血症、出血傾向、凝固能亢進状態では禁忌である【禁忌】
□
2006-09-27T00:15:21+09:00
1159283721
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テスト対策インデックス
https://w.atwiki.jp/1110/pages/13.html
-[[禁忌シリーズ>禁忌シリーズ]]
2006-09-27T00:05:45+09:00
1159283145
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【ENTRANCE】
https://w.atwiki.jp/1110/pages/4.html
2006-07-20T21:51:21+09:00
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妊娠期間
https://w.atwiki.jp/1110/pages/12.html
**妊娠期間
妊娠時期を表現する方法は医学的にはWHOの提案する方法が用いられていますが、世間では「かぞえ」を用いる習慣も根強く残っています。混同をさけるよう、しっかり区別しましょう。
ちなみに「かぞえ」とは?→[[数え年>http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%95%B0%E3%81%88%E5%B9%B4]](Wikipedia)
WHOの提案
-ルール1 最終正常月経第1日(開始)を妊娠0w0dとする。
-ルール2 正常妊娠持続時間は280日
実際に受精するのは最終月経第1日よりも約2週間後なので、当然実際の妊娠持続時間は約2週間短くなります。
妊娠期間は初期(0w0d~15w6d;かぞえで第1~4月)中期(16w0d~27w6d;かぞえで第5~7月)後期(28w0d~39w6d;かぞえで第8~10月)の3期に分かれます。
>Q.妊娠期間のあらわし方について誤っているのはどれか、2つ選べ
>a.最終正常月経開始日を妊娠0日とする
>b.妊娠時期を表現する方法は医学的には「かぞえ」を用いるべきである
>c.正常妊娠持続時間は280日である
>d.妊娠16週4日はかぞえで第4月に相当する
>e.妊娠0週5日はかぞえで第1月に相当する
>
>A. b,d
**[[正常妊娠>正常妊娠]]に戻る
2006-07-20T21:50:26+09:00
1153399826
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正常妊娠
https://w.atwiki.jp/1110/pages/6.html
2006-07-20T21:35:13+09:00
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妊娠の維持
https://w.atwiki.jp/1110/pages/11.html
**妊娠の維持
妊娠維持には主にエストロゲン・プロゲステロン・ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)・ヒト胎盤ラクトーゲン(hPL)が働きます。前2者は妊娠初期には妊娠黄体から、それ以降は胎盤から分泌されます。一方後2者は合胞体栄養膜細胞(後の絨毛)から分泌されます。それぞれの特徴についてみていきましょう。
ステロイドホルモン
①エストロゲン
非妊娠時は卵巣で産生されますが、妊娠初期は妊娠黄体から、その後(妊娠12週頃から)は胎盤から分泌されます。E1、E2、E3の3種類ありますがどれも妊娠末期にかけてひたすら増加します。
エストロゲンの作用は以下の通りです。
1)子宮筋を肥大させ退治の成長に合わせて子宮を大きくさせます。
2)オキシトシンの感受性を高め子宮収縮を促進します。ただしこの作用は妊娠の維持に不利に働くため、プロゲステロンが拮抗することで打ち消されています。
3)乳腺の発育とプロラクチンの分泌を促します。なお同時に乳腺組織のPRL受容体を減少させているので乳汁分泌は起こりません。
②プロゲステロン
エストロゲンと同様、非妊娠時は黄体から、妊娠時は黄体→胎盤から分泌されます。妊娠末期にかけてひたすら増加するのもEと同様です。
プロゲステロンの作用は以下の通りです。
1)子宮内膜を脱落膜化させ、子宮筋層内部の毛細血管を繁生させます。
2)Eに拮抗しオキシトシン感受性を低下させます。
3)乳腺発育とプロゲステロン分泌を促すとともにPRL受容体を減少させます。
蛋白ホルモン
①ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)
妊娠のごく初期から合胞体栄養膜細胞によって分泌されるLH作用をもった糖蛋白です。妊娠10週ごろ分泌のピークを迎え、その後漸減して一定の値をとるようになります。
作用
1)妊娠黄体を刺激してエストロゲンとプロゲステロンの産生を促します。(主作用。hCGが妊娠黄体退行変性後減少するのはこのため)
2)胎児副腎を刺激してDHEAの産生を促し、胎児精巣のLeydig細胞を刺激してテストステロンの分泌を促します。
②ヒト胎盤ラクトーゲン(hPL)
hCGと同様合胞体栄養膜細胞から分泌されるポリペプチドホルモンです。
作用
胎児発育のためのエネルギーを供給するために母体のグルコースを胎児に回す役割をします。hCGと異なり妊娠末期にかけてひたすら増加します。具体的には以下の通りです。
1)母体におけるTGの分解促進
2)母体におけるグルコースの利用抑制(抗インスリン作用)
どちらも母体側の作用であることからも分かるとおり、hPLは合胞体栄養膜細胞から分泌後、母体側に移行します。
>Q.妊娠中のホルモンの働きについて誤っているものはどれか。2つ選べ
>a.エストロゲンの主作用は子宮筋肥大・オキシトシン分泌・乳腺発育の促進である
>b.プロゲステロンは子宮内膜の脱落膜化を促す
>c.hCGは妊娠黄体を刺激してE・P分泌を促進する
>d.hPLは妊娠10週ごろに分泌のピークを迎える
>e.hPLは母体のグルコース利用を促進する
>
>A. d,e
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2006-07-20T21:21:18+09:00
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着床
https://w.atwiki.jp/1110/pages/10.html
**着床
着床とは受精卵が子宮内膜に沈下・埋没する現象をいい、発生6~7日に生じます。前項で取り上げたとおり、この時期受精卵は胞胚期となっています。受精卵は栄養胚葉から分泌される蛋白分解酵素によってまず自分の周囲を囲む透明帯を分解します。その後、胎芽胚葉を下にした状態で子宮内膜の上皮細胞に接触します。
受精卵は子宮内膜の緻密層(子宮内膜の構造は機能層〔緻密層と海面層〕と基底層の3層構造です)に入り込みます。進入口は再生した内膜組織によって覆われます。こうして着床が完了します。
もう少し細かく見ていきましょう。着床については受精卵の側からはもちろんですが、着床される側である子宮内膜側からも考えていく必要があります。着床には子宮内膜も積極的に関与しています。
まず受精卵と子宮内膜の接着時には双方からインテグリンなどの接着分子が発現しています。また着床時には栄養胚葉から蛋白分解酵素が分泌されますが、子宮内膜はその活性化を促します。そして着床した受精卵に水分と栄養を補給すべく、子宮内膜は分泌期になっています。子宮内膜を分泌期にするためにはエストロゲンとプロゲステロンの作用が不可欠ですが、これは妊娠黄体から分泌されています。
ここで妊娠黄体について考えてみます。黄体とは排卵後に卵胞壁に残った顆粒膜細胞および夾膜細胞が増殖し形成されるものですが、妊娠しなければ14日で退行変性します。妊娠すると黄体は退行変性を免れ、エストロゲンとプロゲステロンを分泌します。この分泌は妊娠10週頃胎盤が形成されるまで続きます。胎盤形成後はそのホルモン分泌の役目を胎盤に引継ぎ、急速に退行して白体になります。
話が少しそれました。今度は着床前後の受精卵の変化を考えてみましょう。胞胚が胎芽胚葉と栄養胚葉に分かれることは前項で説明したとおりですが、着床進行中のこの時期から、栄養胚葉は次第に多層化し、子宮内膜に根付いて原始絨毛膜を形成します。そして着床が完了する頃になるとこの原始絨毛膜は2種類の細胞に分化します。1つは細胞性栄養膜細胞で従来から存在していた単核の細胞でラングハンス細胞とも呼ばれます。もう1つは大型の多核の細胞で合胞体栄養膜細胞と呼ばれます。この2種類の細胞は胎盤形成に重要な働きをします。名前を覚えておきましょう。
以上、着床について述べましたが、実際には着床できずにそのまま流れてしまう受精卵のほうが多いと推測されています。体外受精や胚移植における着床率は約20%と低いものになっています。
>Q.着床について誤っているものはどれか、2つ選べ
>a.着床は桑実胚期に起きる
>b.子宮内膜は緻密層・海面層・基底層よりなる
>c.妊娠黄体は子宮内膜を分泌期にする作用を持つ
>s.着床後、原始絨毛膜は細胞性栄養膜細胞と合胞体栄養膜細胞になる
>e.妊娠黄体は妊娠後期まで機能する
>
>A. a,e
**[[妊娠の維持>妊娠の維持]]
2006-07-20T20:45:12+09:00
1153395912
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受精
https://w.atwiki.jp/1110/pages/9.html
2006-07-20T16:53:46+09:00
1153382026
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性細胞
https://w.atwiki.jp/1110/pages/8.html
2006-07-20T16:45:11+09:00
1153381511
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妊娠の成立と維持
https://w.atwiki.jp/1110/pages/7.html
2006-07-20T15:41:24+09:00
1153377684