東急不動産のマンション「ブランズ本郷台」(横浜市栄区小菅ヶ谷三丁目)に違法建築の指摘がされた。販売代理は東急リバブル、企画はラン株式会社一級建築士事務所、設計は株式会社アーキフォルム、施工は安藤建設株式会社である。管理会社は東急コミュニティーを予定する。竣工は2007年8月上旬予定とする。ブランズ本郷台の旧称は「(仮称)栄区小菅ヶ谷3丁目計画」である。地域住民からは東急不動産の三角地帯マンションと呼ばれている。

ブランズ本郷台は平均地盤・北側斜線について違反が指摘された。東急不動産の計画では平均地盤を操作して、法律が許す20m以上の建物を建てようとしていた。東急不動産側は平均地盤を使って建築の正当性を説明するが、その数値に関して説明しようとはしない。説明できないような数値を使うのは詐欺である。東急不動産は横浜市役所からも平均地盤は一番低い部分を取るようにとの指導を受けた(東急不動産他「(仮称)栄区小菅ヶ谷3丁目計画 質疑に対するご回答」2006年8月11日)。

東急不動産は事業主であるが、「近隣の皆様との窓口はラン株式会社が担当しております」として近隣住民に向かい合おうともしない(東急不動産他「(仮称)栄区小菅ヶ谷3丁目計画 質疑に対するご回答」2006年5月18日)。逃げの姿勢が明白である。


ブランズ本郷台の懸念点

ブランズ本郷台は高架横に建つマンションである。電車の騒音や振動に悩まされることが予想される。三階住戸は電車から見下ろされる形になる。電車の音だけではなく、駅のアナウンスも聞こえそうである。家に居て「人身事故が~・・・」という放送を聞かれるのは嫌なことこの上ない。

近隣のスーパー・フジ本郷台店の駐車場の騒音や排気の臭いも気になる。フジ本郷台店には焼き鳥屋も出店しており、高架を潜って煙りの影響を受ける。地盤の水捌けが悪いため、湿気も酷いことが予想される。

ブランズ本郷台の計画書では駐車場の入口を、電車の高架のぎりぎりに設けており、安全上重要な見通しや音による警告が十分に確保できないことが予想される。危ない目に遭うのは、徒歩や自転車で通行する人達である。


ブランズ本郷台イメージ図の欺瞞

ブランズ本郷台のウェブサイトは欺瞞的である。本来描かれるべき線路や側壁等を隠している。エントランスの完成予想図ではマンション入口の後ろが青空になっている。ここには高架の線路と富士スーパーがある筈である。ホームから見るイメージでも高架横の手摺りを隠し、電車も見せない。

東急リバブル東急不動産は夢のようなCGを製作するより、エンドユーザーが安心して購入できる情報を適切に公表すべきである。臭い物には蓋方式の東急リバブル東急不動産の対応は、自分で墓穴を掘るようなものである。それがどうして分からないのか不思議である。行政や官僚は自分の保身のためには非情になるから、風向きでは逆の立場においこまれ、トカゲの尻尾切にあわないためにも、最終購入者を大切にすべきである。


ブランズ本郷台と横浜レジデンス

ブランズ本郷台建設地は新築マンション「横浜レジデンス」に隣接しており、横浜レジデンス住人はブランズ本郷台建設により、多大な影響を受ける。窓からの目の前の景色が東急不動産のグロテスクなマンションになる住戸もある。

横浜レジデンスは2004年4月頃から販売を開始し、2006年3月末に引渡しとなった。しかし横浜レジデンス購入者がブランズ本郷台建設計画を知らされたのは引渡し直前の2006年2月中旬以降であった。怒るのは当然である。しかも東急不動産は横浜レジデンス購入者を地域住民向けの建設説明会(2006年3月)に参加させなかった。説明会開催時点で横浜レジデンスの引渡しはなされておらず、横浜レジデンスの購入予定者は地域住民ではなかったためと東急不動産は説明する。

横浜レジデンス購入者は東急不動産と横浜レジデンス関連業者との関係に不審の目を向ける。横浜レジデンスはオリックス・リアルエステート株式会社が建築主、販売会社は株式会社興大、設計は株式会社アーキフォルム、施工は安藤建設株式会社である。横浜レジデンスとブランズ本郷台は設計会社と施工会社が同一である。全ての業者がグルになっており、建設計画を知っていながら横浜レジデンス購入者には隠したのではないか、との声も購入者から出ている。

http://www.geocities.jp/shouhishahogo/qualia.htm