grass.el


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grass.elのぺえじ

    _, ._
  ( ・ω・) んも〜
  ○={=}〇,
   |:::::::::\, ', ´
、、、、し 、、、(((.@)wvwwWWwvwwWwwvwwwwWWWwwWw

wWWWWWWwwwwWwwvwWWwWwwvwWWW


何これwwwwwww

Emacs上で、ちょっと草植えときますね型言語Grassのプログラムを実行や作成するためのプログラムです。
元々はひげぽん氏のgrass.scmを参考にして処理系だけ作るつもりだったのが、いつの間にか巨大化wwww
ラムダ計算の学習にどうぞ。
(スクリーンショット)

GNU Emacs 21, 22, 23用です。たぶん。XEmacsでは動作確認していません。
Meadowでも大丈夫かもしれません。Meadow(牧草地)に草を植えるとかwwwwwww

質問・ツッコミはこちらのページへどうぞ→Softwareのぺえじ

特徴wwwwwww

  • Grassのプログラムを実行できます(範囲を選択して実行するとかもできます)
  • 分かりやすい形式でコードを書いて、それを普通のGrassコードに変換できます(一応、逆変換も可能)
  • メジャーモード(grass-mode)とマイナーモード(grass-minor-mode)が使えるようになります
  • 豊富なサンプルコード付き
  • プログラム実行時の日本語出力に対応(シフトJISコードのみ)

ダウンロードwwwwwww


grass.el-0.1.8.tar.gz(2008.09.06 更新)

version 0.1.7 からの変更点
  • オプションgrass-allow-consecutive-v-separatorsおよびgrass-conversion-buffer-restorableを追加
  • サンプルコードのgrass-sample-hello(Hello, world!)を差し替え
  • 評価ウインドウや変換ウインドウを開く時に既存のバッファをkillせず内容を消去するように変更
  • 文字列中からリスト形式のコード先頭を検索するのがうまくいかない事がある不具合を修正

つかいかたwwwwwww

目次



チュートリアル


準備


まずEmacsでgrass.elを開き、M-x eval-current-bufferします。

Emacsの起動時にロードしたい場合は、grass.elをEmacsのロードパスの通ったディレクトリに保存し、.emacsファイルに以下の内容を追加しておきます。
(require 'grass)

サンプルを実行してみる


scratchバッファで
grass-sample-hello
とタイプし、C-jを押してみてください。Grassのコードが表示されますね(中身はこれ)。

まず、このコードの入った文字列変数を直接実行してみます。
(grass-eval-string grass-sample-hello)
とタイプしてC-jを押すと、ウインドウが分割されて「Hello, world!」と表示されます。

今度は、マイナーモードを使って実行してみましょう。
「C-c g m」または「M-x grass-minor-mode」とタイプすると、grass-minor-modeがオンになります。grassのコードが色分け表示されるはずです。
カレントバッファにgrass-sample-helloの内容が表示された状態で「C-c g e」または「M-x grass-eval」とタイプすると、先程と同様に「Hello, world」と表示されます。
ただし、バッファ内の他の部分に「w」「W」「v」などの文字があると、それらもGrassのコードとして認識してしまい、うまくいかないかもしれません。
その場合は、実行したい部分を領域選択してから「C-c g e」とタイプしてください。

例えば、このマイナーモードをw3m-modeと一緒に使うと、インターネット上にあるGrassのプログラムを直接実行できます。

w3mの再描画などで文字の色が消えてしまった場合は、「C-c g f」で色付けをやり直して下さい。

Grassのコードを生成する


先程のgrass-sample-helloの内容が表示された状態のバッファで「C-c g l」または「M-x grass-listify」とタイプすると、grass-sample-helloがリストに変換されたものが表示されます。grass.elがコードを実行する時には、パーサでこのような内部形式のリストに変換してから評価します。人間にとってもこの方が元のGrassコードより理解しやすいと思います。grass.elでは、これを少し拡張した独自形式でコードを記述してから、Grassのコードに変換することができます。

次のファイルをダウンロードして開いてみてください。
grass-sample-hello.el
関数、引数、関数適用に名前を付けて参照しているのが分かると思います。Emacs Lispにシンボルとして見なされるような名前を付ける必要があります。既に定義されている名前を再定義した場合、後から定義したものが優先されます。

ここで、「C-c g p」または「M-x grass-plant」とタイプすると、Grassのコードに変換され、他のウインドウに表示されます。この時、バッファはgrass-modeというメジャーモードになり、色分けして表示されます。「C-c g e」で実行できます。

リスト形式のコードを直接実行したい場合は、「C-c g E」または「M-x grass-eval-list」とタイプします。

使用できるコマンド


基本的なコマンドは、grass-eval、grass-eval-list、grass-plant、grass-listifyの4つです。他に、これらのコマンドの変種と、メジャーモードとマイナーモード関連のコマンドがあります。

grass-eval


Grassプログラムを実行します。カレントバッファが対象になります。インタラクティブな呼び出しで範囲選択している場合は、その範囲のみを評価します。結果は他のウインドウに表示します。ウインドウがなければ、フレームを分割して表示します。

grass-evalには以下の派生コマンドがあります。
  • grass-eval-string string : 文字列を評価します
  • grass-eval-region beg end : 指定範囲を評価します
  • grass-eval-buffer buffer : バッファを評価します

また、これらの出力を文字列として返す関数もあります。
  • grass-eval-string-to-string string
  • grass-eval-region-to-string beg end
  • grass-eval-buffer-to-string buffer

grass-eval-list


リスト形式のGrassのプログラムを実行します。Emacs Lispのリストの形で記述するものです。カレントバッファが対象になります。インタラクティブな呼び出しで範囲選択している場合は、その範囲のみを評価します。結果は他のウインドウに表示します。ウインドウがなければ、フレームを分割して表示します。

grass-eval-listには以下の派生コマンドがあります。
  • grass-eval-list-string string : 文字列を評価します
  • grass-eval-list-in-region beg end : 指定範囲を評価します
  • grass-eval-list-in-buffer buffer : バッファを評価します
  • grass-eval-code list : リストを評価します

また、これらの出力を文字列として返す関数もあります。
  • grass-eval-list-string-to-string string
  • grass-eval-list-in-region-to-string beg end
  • grass-eval-list-in-buffer-to-string buffer
  • grass-eval-code-to-string list

grass-plant


リスト形式で記述したプログラムから標準のGrassプログラムを生成します。カレントバッファが対象になります。インタラクティブな呼び出しで範囲選択している場合は、その範囲のみを変換します。結果は他のウインドウに表示します。ウインドウがなければ、フレームを分割して表示します。

grass-plantには以下の派生コマンドがあります。
  • grass-plant-string string : 文字列を変換します
  • grass-plant-region beg end : 指定範囲を変換します


  • grass-plant-buffer buffer : バッファを変換します
  • grass-plant-code list : リストを変換します

また、これらの出力を文字列として返す関数もあります。
  • grass-plant-string-to-string string
  • grass-plant-region-to-string beg end
  • grass-plant-buffer-to-string buffer
  • grass-plant-code-to-string list

grass-listify


grass-plantの逆変換、つまりGrassプログラムからリスト形式のプログラムに変換します。カレントバッファが対象になります。インタラクティブな呼び出しで範囲選択している場合は、その範囲のみを変換します。結果は他のウインドウに表示します。ウインドウがなければ、フレームを分割して表示します。

grass-listifyには以下の派生コマンドがあります。
  • grass-listify-string string : 文字列を変換します
  • grass-listify-region beg end : 指定範囲を変換します
  • grass-listify-buffer buffer : バッファを変換します

また、これらの出力を文字列として返す関数もあります。
  • grass-listify-string-to-string string
  • grass-listify-region-to-string beg end
  • grass-listify-buffer-to-string buffer

メジャーモードとマイナーモード


たいした機能はありませんが、メジャーモードとマイナーモードを作ってみました。
「M-x grass-mode」でメジャーモードを開始、「C-c g m」または「M-x grass-minor-mode」でマイナーモードをトグルできます。

できることは
  • Grassのコードに使われる文字(w, w, W, W, v, v)に色を付けて表示
  • 以下のキーバインドを追加する
    • C-c g e : grass-eval
    • C-c g E : grass-eval-list
    • C-c g p : grass-plant
    • C-c g l : grass-listify
    • C-c g f : font-lock-fontify-buffer
  • メジャーモードはウインドウ分割時でも常に長い行を折り返して表示
以上です。

なお、emacs-lisp-modeとlisp-interaction-modeには、grass.elを評価またはロードした時点でこのキーバインドが設定されます。

サンプルコードの簡単な説明


grass.elをロードすると、以下の変数にサンプルコードが格納された状態になります。これらのうちのいくつかは、youz氏のコードを参考に書き直したものです。詳細はgrass.elのコードを見て下さい(720行目あたりからです)。

grass-sample-w


wWWwwww

「w」を1個出力します。

grass-sample-w16


wwWWwWWWwvwWWwwWwwwWwwwwwWwwwwwwww

チャーチ数で2^2=4、2^4=16を計算し、「w」を16個出力します。

grass-sample-ascii


wWWwWWWWwvwwWWwWWWwvwwwWWWwwWwwWWWWwvwWWwwwWWWwWWWWWwwWwwwwwWwwwWWWWWWWWwWWWWww
wWwwwWWWWWWWWWWwWWWWwwwwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWwwwwwwwwwwwwwwwWww

ASCII印字可能文字をコード順に出力します。

grass-sample-inputw


wWWWwwwwWWWWWWwWwwwwwwWwwwwwwwWwwwwWWWWWWWw

1文字入力し、その文字が「w」なら「w」を出力し、「w」以外ならば「x」を出力します。

grass-sample-echo


wwWWwWWWwvwWWwwWwwwwwWwwwwwwwWWwWWWWWWWWWWwWwwWwWwwwwwwwwwwWwwwwWWWwwwwwwwwwwWw
wwwwwwwwww

入力された文字をそのまま出力します。C-dまたはbackspaceで終了します。

grass-sample-hello


wWwwwWwwwwwWWWWwvwvwwWWWWwWWWWwwwvwwWWwwWwwvwwWWWwWWWwvwWWwWwvwWWwwwwwWwwvwwWWw
WWWwvWwvwwwWWWwwWwwWWWWwvWwwwWWWWwWWWWwwwWwwWWWWWwWWWWWWwvwwWWwWWWwvWwwWWwwwwWW
WwwwwwwWWWWWWWWWWwwwwwwwwWwwWWwwwwWWWwwwwwwvwwwWWWwwWwwWWWWwvWwwwwwwWWwwwwWWWww
wwWWWWwWWWWWWWWWWWWWWWWWWWwwwwwWwwWWwWWWwWWWWwvwWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWww
wwwwwwwWwwwwwwwwwWwwwwwwWwwwwwwwWwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwww
wwwwvwwvWWwWwwWwwwwwwWwwwwwwWwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwvw

「Hello, world!」と出力します。コードを短くするために、いろいろ細工をしています。Yコンビネータを使ってみたりwwww。ちなみに長さは551文字です。version 0.1.8で、もう少し縮めて472文字にしました。

grass-sample-factorial


wwWWwwWwwvwwWWWwWWWwvwWWwWwvwvwwWWWwwvwwvwWWWwwWWwWwwwwwvwwwWWwwwWWwvwwwWWWWwwW
WWWWWWWwwWWWWWwwWwwWwwwwwwwwwwwwvwwwWWwWWWWwvwwWWwvwwWWWWWwWWWWWWWWwWwwwwwWWwWw
wwwwwWwwwwwWWWWWWWWWWwwwwwwwWwwvwwWWwWWWwWWWWwWWWWWwWWWWWWwWWWWWWWwvwWWWWWWWWWW
WWwwwWwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

6の階乗、6!=720を再帰的に計算し、「w」を720個出力します。再帰のためにYコンビネータを使っています。

Yコンビネータは値渡し評価(call-by-value evaluation)で使用できる次の式を使います。
Y := λ f. (λ x. f (λ y. x x y)) (λ x. f (λ y. x x y))

階乗の関数を返す関数gは、一般的な式
g := λ f n . (ISZERO n) 1 (MULT n (f (PRED n)))
を使うと、「f (PRED n)」の部分を先に評価しようとして無限ループしてしまうので、
g := λ f n. MULT n (((ISZERO (PRED n)) (TRUE 1) f) (PRED n))
と定義しています。

このYとgを用いて
(Y g) n
を評価すればnの階乗が計算できます。

grass-sample-fibonacci


wwWWwwWwwvwwWWWwWWWwvwWWwWwvwvwwWWWwwvwwvwWWWwwWWwWwwwwwvwwwWWwwwWWwvwwwWWWWwwW
WWWWWWWwwWWWWWwwWwwWwwwwwwwwwwwwvwwwWWWwwWwwWWWWwvwwWWwvwwWWWWWwWWWWWWwWWWWWWWW
WwWwwwwwwWWwwwwwwwwwwwwWWWwwWWWWwwWWwwwwwwwwwWWwwwwwwwwwwWWwwwwwwwwwWWwwwwwwwww
WWwwwwwwwwwwwwwwwWwwvwWWWWwwwWwWwwwwwwWwwWWwWWWWWWWWWWWWWWWWwwwwwwwWwwWwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

フィボナッチ数の12番目、144を再帰的に計算し、「w」を144個出力します。再帰のためにYコンビネータを使っています。

この計算も階乗と同様、無限ループしないように考慮した式
g := λ f n. (((ISZERO (2 PRED n)) (TRUE 1) f) (PRED n)) SUCC
                                  (((ISZERO (2 PRED n)) (TRUE 0) f) (2 PRED n))
で計算します。

grass-sample-fibonacci-iterative


wwWWwwWwwvwwWWWwWWWwvwWWwWwvwvwwWWWwwvwwvwWWWwwWWwWwwwwwvwwwWWwwwWWwvwwwWWWWwwW
WWWWWWWwwWWWWWwwWwwWwwwwwwwwwwwwvwwwWWWwwWwwWWWWwvwwWWwvwWWWwwWwWWWWWwwWwwwwwwW
wwwWWWWWwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWWWWWWwwwwwwwww
wwwwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWWwwwvwwwwWWWWWwwW
WWWwwwwwwwwWwwwwWWWWWWWWWWWwwwwWWWWWWWWWWWWWWwWwWwwwwwwwwwwWwwwwwwwwwWwwwwwwWww
wwwwvwWWWWWwwwwWwWwwwwwwwWwwWWwWWWWWWWWWWWWWWWWWwwwwwwwWwwwwwwwwwwwwwwwWwwwwwww
wwwwWwwww

フィボナッチ数を先頭から12番目までを順に計算し、「w」を棒グラフのように出力します。ループのためにYコンビネータを使っています。

grass-sample-infinity


無限に草植えときますねwWWwwwwWWww

Grassの公式サンプルです。無限に「w」を出力し続けます。放置するとEmacsがクラッシュするかもしれないので、C-gで止めて下さいw


更新履歴


2008.09.06 version 0.1.8
  • オプションgrass-allow-consecutive-v-separatorsおよびgrass-conversion-buffer-restorableを追加
  • サンプルコードのgrass-sample-hello(Hello, world!)を差し替え
  • 評価ウインドウや変換ウインドウを開く時に既存のバッファをkillせず内容を消去するように変更
  • 文字列中からリスト形式のコード先頭を検索するのがうまくいかない事がある不具合を修正

2008.09.01 version 0.1.7
  • 関数適用が関数定義の中にしか書けなかったバグを修正

2008.08.03 version 0.1.6
  • OutプリミティブでCRをLFに変換していたのを、Inプリミティブで変換するように変更
  • マイナーモード変数をバッファローカルにしていなかったバグを修正

2008.08.02 version 0.1.5
  • grass-plantやgrass-eval-listでコードの先頭位置を探す時、初めの空行とコメント行を無視するようにした

2008.07.27 version 0.1.4
  • emacs-lisp-modeのキーマップを上書きせずgrass-mode-mapを使うように変更

2008.07.25 version 0.1.3
  • 色付けをやり直すキーバインドを追加
  • Emacs21, 22の文字出力で、不正なシフトJISコードの時にエラーで止まらないように修正

2008.07.24 version 0.1.2
  • Emacs21, 22でシフトJISコードの文字出力ができなかったのを修正

2008.07.24 version 0.1.1
  • OutプリミティブをシフトJISコードの文字出力に対応
  • リスト形式のコードの構文チェックを修正

2008.07.23 version 0.1.0
  • 初公開


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