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紀元会 > 紀元会関連のニュース その1



2007年9月25日

■ 長野で女性死亡、傷害で夫ら家族4人逮捕 産経新聞 ・25日22時20分

 ※ソース元記事ページは消滅。2chニュース速報板URL http://news23.2ch.net/test/read.cgi/news/1190727412/
http://news23.2ch.net/news/kako/1190/11907/1190727412.html

  長野で女性死亡、傷害で夫ら家族4人逮捕

 25日午前3時半ごろ、長野県小諸市内の病院から「運ばれてきた女性が死亡し、体に殴られたようなあとがある」と小諸署に通報があった。
 調べでは、死亡したのは小諸市荒町、すし店経営、奥野元子さん(63)。
 同署は傷害容疑で夫の調理師、和宏容疑者(35)=同所=ら家族4人を逮捕した。
 元子さんの遺体には殴られたような打撲痕があった。同署は遺体を司法解剖し、
 容疑を傷害致死に切り替え調べる方針。
 ほかに逮捕されたのは、元子さんの長女で無職、森久里子(37)、二女のアルバイト、森美智子(26)の2容疑者と、
 美智子容疑者の夫の会社員、池勇治容疑者(30)。
 調べでは、4人は25日午前0時ごろから約1時間半にわたり、自宅で元子さんを殴ったりけったりした疑い。
 4人は普段から元子さんに不満があったなどと供述しているという。

■ 長野・小諸で63歳女性暴行死か 家族の複数「殴った」 中日新聞 25日


■ 宗教法人「紀元会」を家宅捜索/傷害致死容疑で長野県警―四国新聞社


■ 宗教法人「紀元会」を家宅捜索/傷害致死容疑で長野県警 2007/10/15 11:56


宗教団体を家宅捜索/宗教法人「紀元会」の施設 長野県警が家宅捜索に入った宗教法人「紀元会」の施設=15日午前10時、長野県小諸市
長野県小諸市で9月、すし店経営の奥野元子さん(63)が暴行され死亡した事件で、長野県警は15日、傷害致死容疑で奥野さんや家族が入会していた同市の宗教法人「紀元会」(舟橋元博代表)本部など数カ所の家宅捜索した。
県警は同日、捜査本部を設置。傷害致死容疑で9月に逮捕した家族4人の供述などから、宗教法人の関係者が施設内で暴行に関与したとみている。宗教上の儀式などとのかかわりも含め、幹部ら10数人に任意同行を求め事情を聴いている。
事件は9月25日未明、小諸市内の病院から「運ばれた女性が死亡し、体に殴られたようなあとがある」との通報が小諸署に寄せられ、発覚。奥野さんの顔や体には複数の打撲痕があった。
4人が自宅で暴行したと話したため、小諸署は同日、傷害容疑で夫や娘ら家族4人を逮捕。司法解剖の結果、けがと死亡の因果関係が深まったことから、傷害致死容疑に切り替えて捜査を進めていた。

■ <長野女性死亡>傷害致死容疑で「紀元会」信者21人逮捕 10月15日21時38分配信 毎日新聞


 長野県小諸市に本部のある宗教法人「紀元会」の信者で同市荒町、すし店経営、奥野元子さん(当時63歳)が集団暴行され死亡した事件で、県警捜査1課と小諸署は15日、同市乙、教団の初代代表者の娘で無職、窪田康子容疑者(49)など15歳から80歳までの女性信者21人を傷害致死容疑で逮捕した。ほとんどが容疑を認めているという。同課は小諸署に捜査本部を設置し、暴行が幹部の指示だった疑いがあるとみて全容解明を進める。

 逮捕されたのは10代4人、20代6人、30代2人、40代3人、50代、60代各2人、70代、80代各1人。

 調べでは、女性信者は9月24日午後11時半ごろから25日午前0時半ごろにかけて、▽奥野さんの夫ですし店従業員、和宏被告(35)▽長女の森久里子被告(37)=傷害致死罪で起訴=とともに、紀元会本部内で奥野さんに殴るけるの暴行を加え、外傷性ショックで死亡させた疑い。少女4人を含む逮捕者21人は、いずれも実際に暴行に加わり、遺体には全身に打撲の跡があったという。

 同県警は25日、傷害容疑で和宏、久里子両被告と▽奥野さんの次女でアルバイトの森美智子容疑者(26)▽夫の会社員、池勇治容疑者(30)を傷害容疑で逮捕。奥野さんが死亡し、4人が「自宅で暴行したら死んだ」と供述したため傷害致死容疑に切り替え捜査していた。自宅に争った形跡があったが、県警は教団での事件を隠ぺいするための偽装とみて、美智子、池の両容疑者を証拠隠滅容疑で5日に再逮捕していた。2人は暴行に加わっていなかったという。和宏被告が、自宅で暴行したことにしようと他の信者に持ちかけたらしい。

 小諸市によると、紀元会はこれまでも周辺住民とトラブルを起こしていた。2年ほど前、同市の山で、信者数人がごみを捨てているのを住民が目撃、「異臭がするうえ、動物が出没したり、カラスが食べ散らす」と市に苦情が寄せられた。

 市が調べると、紀元会本部から約2キロ北の山中の穴に油揚げなどが大量に捨てられていた。市が不法投棄の改善を指導したところ、同会は「信者の供物でごみではない。生ごみで出せないので知り合いの山を借りて処分している」と説明。穴にはベニヤ板の覆いをしただけだった。今年8月中旬にも、同じ場所に日本酒を流しているとの訴えがあり、再び市が指導した。

※補足
知りうる記憶では、紀元会内に「女性会(名称はうろ覚えです)」と呼ばれる、女性信者の内部組織があり、今回の逮捕者は全てそのメンバーだと思われる。

■ 教団信者の女21人逮捕 長野の紀元会 15歳ら傷害致死容疑


※引用は文書途中から

『万病治る水』で勧誘

 数年前まで入会していたという四十代の元会員男性が十五日、本紙の取材に応じ、宗教法人「紀元会」の活動実態などを証言した。

 男性によると、会員たちは「万病に効く」とされる「紀元水」を受け取り、それぞれ三千円から数十万円を奉納した。会員数は最大で約千人にのぼったという。

 教義の一つとして、暴力は「人の道に外れる行為」として厳しく戒められていた。それだけに「報道されているようなリンチがあったとは到底信じられない」と驚きを隠さなかった。

 紀元会では、日本のあらゆる神々を信仰の対象とし、家族のつながりを重んじて一家で入会するのを原則とした。本部施設には「総裁」や「先生」と呼ばれる三十-四十代の女性がいたという。

 男性は、この女性について「当時は『お世継ぎ』という立場だったが、気軽にあいさつに応えてくれる人だった」と話した。

 県警の捜査本部が家宅捜索に入った「紀元会総合会館」三階には、儀式殿と呼ばれる部屋があり、受験や新築などには会員たちがコメや塩、果物を供えて祈願した。また、正月や願いごとが成就すると「感謝の気持ちとしてお布施をする慣行だった」と振り返った。

■ 長野・宗教施設暴行死 信者の女21人逮捕


 ※15日に逮捕された、21人の女性の氏名などのソース元記事。

■ 解散命令視野に状況見守る=長野・宗教法人集団暴行死-渡海文科相 時事ドットコム


 渡海紀三朗文部科学相は16日の閣議後記者会見で、長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の女性信者が集団暴行を受け死亡した事件について「解散命令の(請求)権限も持っているので、それも含めウオッチしたい」と述べ、宗教法人法の解散命令請求も視野に、捜査状況を見守る考えを示した。
 渡海文科相は「(宗教法人側から)いろいろ報告を受けることが必要。今の段階で判断するのは早い」としながらも、「状況次第で、将来はそういった場合(解散命令請求)もあり得る」と述べた。

■紀元会事件 21人逮捕の衝撃と謎 信濃毎日新聞 10月17日(水) 魚拓


10月17日(水)

 小諸市の宗教法人「紀元会」の施設の中で会員の女性が暴行を受け死亡した事件は謎が多い。

 事件は当初、家族の中で起きたけんかを原因とする暴行事件とみられていた。ところがその後の警察の調べで、作り話だったことが判明し、被害者や家族が入っていた教団の幹部や会員らによる集団暴行事件だったことが分かった。傷害致死容疑で15歳から80歳までの21人の女が逮捕される事態に発展した。

 宗教団体絡みの事件が起きるたびに、その“密室性”が指摘されることが多い。紀元会の場合も地域との接点が少なく、詳しい活動状況を知る人が少ないだけに、地域に与えた衝撃は大きかった。

 県警は捜査員400人を投入し、異例とも言える規模の捜査を展開している。事件の全容解明と、謎が多い組織の実態解明に向け、徹底した捜査を求める。

 捜査本部の調べだと、教団の幹部らが他のメンバーに暴行をあおった疑いが持たれている。「反省会」と称し、被害者の生活態度をめぐって開かれた話し合いが暴行の引き金になったともされている。しかも、死亡した被害者の夫が、自宅で暴行したことにしよう-と提案し、教団の関与を隠す工作もしていたらしい。

 紀元会は1970年に設立された。法人登記の際の目的には「全人類の平和と幸福を得さしめ」などと記されているというが、今回の事件は、宗教法人としての目的からまったく逸脱したことを示した。病気が治るとして「紀元水」という水を販売するなど、世間がいぶかるようなこともしている。

 オウム真理教(アーレフに改称)の地下鉄サリン事件や法の華三法行の詐欺事件などを通して「カルト」という言葉が広まった。本来は儀式、崇拝を意味するが、現在では事件など社会問題を起こした宗教団体を指すようになった。

 カルト被害の増加を懸念する声は強まっている。京都府の宗教法人の代表が信者の女性に性的暴行を加えた事件は記憶に新しい。「逆らうと地獄に落ちる」などと説教し、抵抗不能の精神状態に追い込んでいく手口が明らかになった。

 人と人とのつながりが希薄になるほど、カルトがつけ入る余地が生まれる。社会の中で居場所を探し求める人たちに居心地のいい場所を提供し、身動きをとれなくさせる。カルトが広まる時代背景がある。

 現段階で今回の暴行事件とカルトを結び付けるのは早計だが、教団が本来のあり方を見失い、地域住民を不安にさせたことは大きな問題だ。教団へ入った理由なども含め、事件の背景を深く探る必要がある。

■ 紀元会リンチ死、会員に促され夫と長女も暴行参加


 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の会員で、すし店経営奥野元子さん(当時63歳)が集団リンチを受けて死亡した事件で、元子さんの夫の奥野和宏被告(35)と元子さんの長女の森久里子被告(37)(いずれも傷害致死罪で起訴)が、ほかの会員に「(元子さんの暴行に)家族が参加しないと、(元子さんの態度が)良くならない」などと促されて暴行に加わったことが17日、小諸署捜査本部の調べでわかった。

 捜査本部では、家族も巻き込んで集団リンチに発展したとみて経緯を詳しく調べている。

 調べによると、暴行が行われたのは9月24日午後11時半ごろから1時間。教団トップが不在のまま、開かれた「反省会」の場だった。

 当初、元子さんの二女、森美智子容疑者(26)(証拠隠滅容疑で再逮捕)の言動に問題があるとして、森容疑者が、次いで森容疑者の夫、池勇治容疑者(30)(同)が女性会員らに囲まれ、殴るけるなどされた。「娘が悪いのは母親に問題があるからだ」として、元子さんが呼び出され、集団暴行を受けた。奥野被告らが会員から「家族のあんたたちこそやりなさいよ」などと促され、暴行に参加したという。

 小諸署捜査本部は17日、施設内での集団リンチを隠すよう家族3人をそそのかし、自宅で犯行があったように偽装させたとして、奥野被告を犯人隠避教唆の疑いで再逮捕した。
(2007年10月17日14時36分 読売新聞)

■ 紀元会リンチ現場に会員ら50人以上、犯行誰も止めず


 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」の会員で、すし店経営奥野元子さん(当時63歳)が集団リンチを受けて死亡した事件で、県警が逮捕した家族4人と会員21人以外に、30人以上の会員が暴行の現場に居合わせたが、誰も止めず、警察などに通報していなかったことが16日、わかった。

 小諸署捜査本部は、居合わせた30人以上の会員の中には、暴行に関与した者もいるとみて特定を急ぎ、事情聴取する。

 調べによると、元子さんが集団リンチを受けて死亡したのは、会員が1人ずつ日常生活などの反省を述べる集会の場。「総裁」と呼ばれる教団トップを前に会員が反省点を述べ、それに対して「総裁」がアドバイスする形で行われる。通常は日中に開かれるが、リンチがあった9月24日は、「総裁」不在のまま夜にも集会が開かれた。

 この夜の集会では、元子さんの二女、森美智子容疑者(26)(証拠隠滅容疑で再逮捕)の行いに問題があるとして、まず森容疑者と、夫の池勇治容疑者(30)の2人が暴行を受けた。さらに「娘が悪いのは母親に問題があるからだ」などとして、元子さんも呼び出され、集団リンチを受けたという。

 この場には50人以上の会員のほか、傷害致死の疑いで逮捕された、教団創始者の娘である窪田康子容疑者(49)も同席していた。窪田容疑者は容疑を否認しているという。

 集団リンチは同日午後11時半から約1時間、断続的に行われた。元子さんが息をしなくなったため、リンチは終わったという。元子さんに人工呼吸をしたり、元子さんの家族に「医者に連れて行きなさい」と勧めたりする会員はいたという。最終的には元子さんの長女、森久里子被告(37)と、元子さんの夫の奥野和宏被告(35)(傷害致死罪で起訴)が25日午前1時50分ごろ、病院に運んだが、約1時間後に死亡が確認された。
(2007年10月16日14時32分 読売新聞)

■ 紀元会 死亡女性に「紀元水」かけ「復活儀式」


 宗教法人「紀元会」(長野県小諸市)信者の奥野元子さん(当時63歳)が集団暴行され死亡した事件で、暴行を受け動かなくなった奥野さんに信者が「紀元水」をかけ、回復させようとしていたことが17日、関係者の話で分かった。同会は紀元水を「不治の病に効く」「神様の水」と称し信者に配布している。効能を信じ込んだ信者が「復活の儀式」として紀元水をかけた可能性があるという。

 県警小諸署捜査本部などの調べでは、暴行は同会幹部の窪田康子容疑者(49)の指示で始まった。9月24日午後11時半ごろから約1時間にわたり、奥野さんを取り囲んだ信者らが代わる代わる殴るけるの暴行を加えたという。ぐったりした奥野さんに信者が紀元水をかけ、人工呼吸も行ったものの回復せず、同25日未明、家族が搬送した病院で死亡が確認された。

 同会関係者は「創設者の男性(故人)に神が降りて、『群馬にある水をみなに分け与えなさい』という神のお告げを得た。それが紀元水の始まり」と話す。水は群馬県内から運ばれているとされ、同会と関係のある小諸市内の工場でガラス瓶などに詰められているという。定価はないが、桐の箱に入れられ、1本に対し数万円を支払う信者もいるという。

■ 紀元会集団暴行:すし店経営に教団関与 1年前、奥野さんと関係変化?


 小諸市の宗教法人「紀元会」の信者ですし店経営、奥野元子さん(63)が集団暴行されて死亡した事件で、紀元会が肩代わりしていたすし店の経費などが、約1年前からすし店で支払うように変更されていたことが分かった。初代の教祖の死後、奥野さんと教団との間に関係の変化があったという指摘もある。

 関係者の話によると、死亡した奥野さんは京都府出身だが「子どもの病気が教団の『紀元水』によって治った。本部のある同市に住みたい」と初代教祖(故人)を頼って、約20年前、2人の子供らと経営していたすし店に移り住んでいたという。

 土地は教団所有(04年に奥野さんに所有権移転)で、84年9月に2階建て店舗兼住宅を新築した。すし店は教団関係者や信者が頻繁に利用し、地元では「大和神社(紀元会)のすし店」と言われていた。また店の経費なども教団で支払うなど、資金援助を受けており、「教祖が京都から連れてきた信者」として知られていた。

 しかし昨年夏ごろ、業者が教団に集金に行ったところ、「すし屋に請求してくれ」と言われたという。業者は「その時は教団と奧野さんとの間に何かあったのかと思った」と話す。

 ◇行事に信者参拝--紀元会本部

 「紀元会」の「道祖神祭」である17日、小学生から年配者からまでさまざまな年代の男女40人ほどの信者が参拝に訪れていた。駐車場には群馬や静岡など県外ナンバーの車が多くとまっており、左襟や左胸に金色のバッジを着けた信者らは次々と教団内の施設へ入っていた。鳥居に向かって数回お辞儀をするなど熱心に参拝をしている様子が見られた。

 関係者によると、毎月17日には「道祖神祭」という「お守りのお礼をする」儀式が行われているという。静岡県から訪れたという男性信者は「事件があったので、参拝できるか心配していた。教団からは事件に対する説明などはなかった」と話した。女性信者は「不定期だが、自分の反省を述べてアドバイスをもらう集会はある。なぜ事件が起きてしまったかわからない」と話した。

毎日新聞 2007年10月18日

■ 紀元会集団暴行:すし店経営に教団関与 1年前、奥野さんと関係変化?


 小諸市の宗教法人「紀元会」の信者ですし店経営、奥野元子さん(63)が集団暴行されて死亡した事件で、紀元会が肩代わりしていたすし店の経費などが、約1年前からすし店で支払うように変更されていたことが分かった。初代の教祖の死後、奥野さんと教団との間に関係の変化があったという指摘もある。

 関係者の話によると、死亡した奥野さんは京都府出身だが「子どもの病気が教団の『紀元水』によって治った。本部のある同市に住みたい」と初代教祖(故人)を頼って、約20年前、2人の子供らと経営していたすし店に移り住んでいたという。

 土地は教団所有(04年に奥野さんに所有権移転)で、84年9月に2階建て店舗兼住宅を新築した。すし店は教団関係者や信者が頻繁に利用し、地元では「大和神社(紀元会)のすし店」と言われていた。また店の経費なども教団で支払うなど、資金援助を受けており、「教祖が京都から連れてきた信者」として知られていた。

 しかし昨年夏ごろ、業者が教団に集金に行ったところ、「すし屋に請求してくれ」と言われたという。業者は「その時は教団と奧野さんとの間に何かあったのかと思った」と話す。

 ◇行事に信者参拝--紀元会本部

 「紀元会」の「道祖神祭」である17日、小学生から年配者からまでさまざまな年代の男女40人ほどの信者が参拝に訪れていた。駐車場には群馬や静岡など県外ナンバーの車が多くとまっており、左襟や左胸に金色のバッジを着けた信者らは次々と教団内の施設へ入っていた。鳥居に向かって数回お辞儀をするなど熱心に参拝をしている様子が見られた。

 関係者によると、毎月17日には「道祖神祭」という「お守りのお礼をする」儀式が行われているという。静岡県から訪れたという男性信者は「事件があったので、参拝できるか心配していた。教団からは事件に対する説明などはなかった」と話した。女性信者は「不定期だが、自分の反省を述べてアドバイスをもらう集会はある。なぜ事件が起きてしまったかわからない」と話した。

毎日新聞 2007年10月18日

■ 紀元会集団暴行:創始者死後、閉鎖的に 後継の娘、「信仰一辺倒」


 小諸市荒町のすし店経営、奥野元子さん(当時63歳)が集団暴行を受け死亡した事件で、県警の家宅捜索を受けた宗教法人「紀元会」。元幹部信者の証言や、教団の冊子などから分かるのは、数年前の創始者の男性の死を境に、同会の性格が変質したということだ。何が変わったのか。教団の全ぼうに迫った。

 教団が発行した「紀元会 二拾年の歩み」(90年刊)などによると、紀元会は、70年10月に地元出身の松井健介氏(故人)が設立した。全世界の神を支配する「日之本大神様」の指示を受けたという松井氏が「紀元水」などを発見。「万病に効く」などという触れ込みで全国から信者を募り、77年には信者数が約2万人に膨れあがった。40年以上信仰している男性信者は「妻のがんの治療を目的に入会した。水を飲んだら治った」と語る。

 数年前まで幹部を務めた元信者によると、創始者の松井氏が「総裁」と呼ばれるトップの座に君臨。松井氏の娘や親類が「総代」「神事総長」に就いて、教団運営をしていた。毎年7~8月にかけて開催される「紀元水祭」など年間約20回行われる祭事の実務を担当。さらに「紀元水」などを販売、勧誘活動を展開する「代議胤(だいぎいん)」と呼ばれる支部組織が長野のほか、群馬や東京など全国5カ所にある。教団の収入源は主に「紀元水」の売り上げや、「奉納金」と呼ばれるお布施だった。元幹部信者は「私も年間400万円ほどは納めていた。ピーク時には教団で、年間億単位のお金が集まっていた」と話す。

 しかし松井氏の死をきっかけに教団は変ぼうする。松井氏の娘が後を継いだが、毎日のように「勉強会」と称する集会を開き、「信仰一辺倒になった」(元幹部)という。

 元幹部によると、閉鎖的な性格を強める教団のあり方に不満を持つ古株信者も多かった。奧野さんもその一人で、実権を握っていたとされる教団幹部の窪田康子容疑者(49)との間にあつれきがあったという。今も家族が信者だという元男性信者は言う。「先代の総裁がいたころは暴力事件なんてあり得なかった。これだけ変わってしまったのなら、解散してもらったほうが信者も救われるのではないか」

毎日新聞 2007年10月19日

■ 紀元会集団暴行:夫の和宏容疑者を送検 犯人隠匿教唆容疑で


 小諸署捜査本部は18日、教団施設内で集団暴行されて死亡した宗教法人「紀元会」の信者、奥野元子さん(当時63歳)の夫の和宏被告(35)=傷害致死罪で起訴=を犯人隠匿教唆の容疑で長野地検に送検した。

 調べでは和宏容疑者は、9月25日午前1時40分ごろ、奥野さんが経営していたすし店同店駐車場で、奥野さんの長女や次女夫婦に店内で暴行死したように偽装工作を指示した疑い。

 同容疑者は「会に迷惑をかけたくなかった」などと容疑を認めている。

毎日新聞 2007年10月19日

■ 「紀元会」会員の女が証言「暴行しないと残れない」 暴行止められない集団心理も

 ・iZA ・ウェブ魚拓

 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」会員ですし店経営、奥野元子さん(63)が集団暴行で死亡した事件で、傷害致死容疑で逮捕された会員21人のうち、20代の無職の女が小諸署捜査本部の調べに「(暴行に加わらないと)会に残れなくなる」と供述していることが19日、分かった。

 同会創始者の娘で幹部の窪田康子容疑者(49)が最初に暴行を加えたことも判明。捜査本部は、同容疑者が会の中で強い影響力があり、従わなければならないとの集団心理が働いた可能性もあるとみて捜査している。

 これまでの調べでは、窪田容疑者らは9月24日午後11時半ごろから約1時間、小諸市の同会施設内で断続的に奥野さんを殴るけるなどして、外傷性ショックで死亡させた疑い。

 現場には21人と奥野さんの夫、和宏容疑者(35)=犯人隠避教唆容疑で再逮捕=ら家族4人を含む計約50人以上の会員がいたが、誰も止めようとしなかった。
 和宏容疑者ら家族2人も周囲に促され、暴行に加わったという。

10/19 09:19

■ 紀元会創設者の娘「暴行指示」認める

 ・iZA ・ウェブ魚拓

 長野県小諸市の宗教法人「紀元会」信者(会員)のすし店経営、奥野元子さん(63)が教団内で集団暴行を受け死亡した事件で、教団幹部の窪田康子容疑者(49)=傷害致死容疑で逮捕=が小諸署捜査本部の調べに、信者をあおって暴行させたとする趣旨の供述を始めたことが19日、分かった。

 窪田容疑者は紀元会創設者の故松井健介氏の娘で、現在のトップとされる「総代」と呼ばれる30代女性の姉にあたる。捜査本部は、窪田容疑者が集団暴行で主導的な役割を果たしたとみて追及している。

 紀元会関係者によると、窪田容疑者は松井氏が死亡した平成14年、埼玉県から小諸市の紀元会へ移転。トップの女性を補佐する「おそばつき」の役職に就き、事実上、教団運営の中心人物になった。不定期に開かれる「反省会」も松井氏が死亡後に始まり、窪田容疑者が「今の反省についてどう思いますか」などと仕切っていたという。

 9月24日夜の反省会では、奥野さんの二女(26)が夫(30)と一緒に暴行された後、「娘が悪いのは母親の責任」として奥野さんが外から呼ばれ、集団暴行を受けて死亡した。

 この集団暴行について窪田容疑者が、信者をあおって暴行させたとする趣旨の供述を始めたことが新たに判明した。

 二女が暴行を受けた理由について、逮捕された別の信者は「二女が自分の母親(奥野さん)を『うるさい』と批判したことが信者の怒りを買った」と供述している。

 また数年前、二女が教団の次期トップ候補といわれる窪田容疑者の娘(15)に避妊具を渡したことが明らかになって非難を受けた経緯があり、このことも反省会の場で取り上げられたと指摘する信者もいる。

 捜査本部は、こうした二女の素行面の問題が蒸し返されながら、奥野さん一家に対する糾弾がエスカレートした疑いがあるとみて調べている。

10/19 22:03

■ 紀元会集団暴行:呼び出された奥野さん被害、次女の言動きっかけ /長野


 ◇逮捕の家族供述

 宗教法人「紀元会」(小諸市)の信者ですし店経営、奧野元子さんが同会の施設内で死亡した事件で、創設者の孫の少女(15)に対する奥野さんの次女の言動が奧野さん(当時63歳)への暴行のきっかけになっていたことが19日までに分かった。逮捕された奧野さんの家族が県警小諸署捜査本部に供述しており、事件の全容解明を進めている。

 捜査本部の調べによると、次女の森美智子容疑者(26)=同容疑で逮捕=が以前、創設者の孫にある物を渡し、信者から批判された。事件が起きた先月25日の集会でこのことが蒸し返され、次女夫婦への暴力が始まった。暴行は徐々にエスカレートし、「娘が悪いのは母親が悪いから」などとして、後から奧野さんが呼び出されたという。

 一方、同会元幹部によると、集団暴行を指示したとみられる同会幹部、窪田康子容疑者(49)=同容疑で逮捕=と古参信者の奧野さんの間に会運営を巡る確執があった。

 捜査本部ではこうした対立も集団暴行の背景にある可能性もあるとみて調べている。

 また捜査本部では同日までに、紀元会の関連施設や容疑者の自宅など37カ所の家宅捜索を実施。関係書類など1000点以上を押収した。

毎日新聞 2007年10月20日






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